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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S10027BG

有価証券報告書抜粋 株式会社データホライゾン 業績等の概要 (2014年3月期)


従業員の状況メニュー生産、受注及び販売の状況

(1)業績
当連結会計年度(2013年4月1日~2014年3月31日)における当社グループのサービスのユーザーである保険者においては、厳しい財政状況が続くなか、医療費適正化に向けた動きは本格化しつつあります。また、製品のユーザーである保険薬局および病院を取り巻く環境は、依然として厳しい状況が続き、システム投資については慎重な姿勢が続いております。
この様な状況下で、当社グループは、今後の事業拡大の柱となる国民健康保険向けのサービス内容の充実と販売体制の強化を行ってまいりました。
当連結会計年度における当社グループの売上高は、協会けんぽ全国支部へのジェネリック医薬品通知サービスを受注できなかったことによる減少があったものの、㈱エヌ・ティ・ティ・データへの医療情報データベースの著作権の一部譲渡による収入および国民健康保険向けの売上高が前期に引き続き拡大したことにより、医療関連情報サービス事業は12億12百万円(前期比9.1%増)となりました。また、医療関連パッケージシステム事業においても病院向けシステムの取扱商品増加による拡大および下半期から保険薬局向けシステムの新製品提供が本格的に開始となったこと等により売上高は10億90百万円(前期比41.9%増)と大幅に増加し、合計では23億3百万円(前期比22.5%増)となりました。
なお、大型案件の取引先の検収が第4四半期に集中したため、結果的に第4四半期における売上高の比率が高くなっております。
損益面におきましては、増収の影響により営業損失は51百万円(前期は97百万円の営業損失)、経常損失は51百万円(前期は1億4百万円の経常損失)となりました。当期純損失は、前期に実施した繰延税金資産の取り崩しを当期は実施していないことから法人税等調整額が増加し、36百万円(前期は1億80百万円の当期純損失)となりました。


セグメントの業績は、次のとおりであります。
なお、当連結会計年度より、報告セグメントの区分を従来の「医療関連情報事業」および「その他」から「医療関連情報サービス事業」および「医療関連パッケージシステム事業」に変更しており、以下の前期比較については、前連結会計年度の数値を変更後のセグメント区分に組み替えた数値で比較しております。

イ)医療関連情報サービス事業
当連結会計年度における医療関連情報サービス事業の売上高は、12億12百万円(前期比9.1%増)となり、セグメント利益は2億87百万円(前期比6.4%増)となりました。
保険者向け情報サービスの売上高は、前期に引き続き国民健康保険向けの受注が増加したものの、協会けんぽ全国支部へのジェネリック医薬品通知サービスを受注できなかったことにより7億83百万円(前期比17.0%減)となりました。
このうち、国民健康保険向けは、西日本地域において近畿圏や九州での新規受注を拡大するとともに、ジェネリック医薬品通知サービスに加え、保健事業支援サービス「ヘルスケアやまと」を拡販することで順調に売上を伸ばしました。また、東日本地域においても、前期から東京支店を置き本格的に営業活動を行ってきた成果が出てきており、東京都23区の一部を含む首都圏や東北、北海道などで新規の受注を獲得いたしました。
また、次期に向けた営業活動も順調に推移しており、次期も引き続き売上高の増加が見込まれます。
一方で、被用者保険向けは、協会けんぽ全国支部へのジェネリック医薬品通知サービスが受注できませんでしたが、これについては、次期に向けた新たな提案活動を行っております。
また、レセプトと健診等のデータを活用した保健事業「データヘルス」が義務付けされ、これに関する補助金が予算化されたことなどにより、営業活動は順調で引き合いが急増しています。
当社は、紙レセプト時代からレセプトを活用した保健事業のためのシステムを開発し提供してきた技術的アドバンテージと、広島県呉市を始めとする「データヘルス」に適合したサービスの提供実績をもとに、積極的な拡販を行っており次期の大幅な売上高増加を目指しています。

その他の医療関連情報サービスは、データベース提供料や医療関連の受託開発などであり、㈱エヌ・ティ・ティ・データへの医療情報データベースの著作権の一部譲渡による収入により大幅に増加し、当連結会計年度の売上高は4億28百万円(前期比157.3%増)となりました。
この著作権の一部譲渡を機に、同社との関係をさらに強化し売上高の増加に努めてまいります。
ロ)医療関連パッケージシステム事業
当連結会計年度における医療関連パッケージシステム事業の売上高は、10億90百万円(前期比41.9%増)となり、セグメント損失は84百万円(前期は1億4百万円のセグメント損失)となりました。
保険薬局向けシステムにおいては、下半期に新商品の地域別の対応が終了して全地域で販売を開始し、売上高は5億43百万円(前期比8.6%増)となりました。一方で、新商品の準備のための原価の増加により損失が増加しました。
病院向けシステムにおいては、前期に連結子会社コスモシステムズ㈱が高度管理医療機器販売業の許可を得たことで仕入商品の取扱種類を増やしたことなどにより、売上高は5億29百万円(前期比109.4%増)と大幅に売上を伸ばしました。

(2)キャッシュ・フロー
当連結会計年度における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、営業活動によって得られた資金13百万円から、投資活動に使用された資金の46百万円、財務活動によって得られた資金の1億18百万円を差し引いた結果、前連結会計年度末に比べ85百万円増加し、当連結会計年度末には3億60百万円となりました。
当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況は、「7 財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (4)キャッシュ・フローの分析」に記載しております。

従業員の状況生産、受注及び販売の状況


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E21553] S10027BG)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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