有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S1001YSN
三洋化成工業株式会社 研究開発活動 (2014年3月期)
事業等のリスクメニュー財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析
当社グループ(当社及び連結子会社)は、パフォーマンス・ケミカルス(機能化学品)を通じて社会に貢献することを基本戦略として、基盤となる技術の深耕、新製品開発ならびに顧客への対応力の強化等、積極的な研究開発活動を行っております。
現在、当社グループの研究開発は、事業研究本部、開発研究本部、研究業務本部、各分社R&D及び連結子会社のSDPグローバル㈱、サンノプコ㈱、サンアプロ㈱の研究部門で推進しており、研究開発人員数はグループ全体で414名であり、これは当社グループ全人員の約四分の一に当たります。
当連結会計年度における研究開発の成果の1つとして、2013年度の高分子学会賞(新規PO開環付加触媒を用いた高一級水酸基比率ポリエーテルポリオールの開発と工業化)を受賞しました。グループ全体の研究開発費は、46億5千9百万円であり、各セグメントにおける主な研究開発成果は次のとおりであります。
(1) 生活・健康産業関連分野
本分野では、生活に密着した日用品向けの多様なニーズにきめ細かく対応するシャンプー基材や洗剤用の界面活性剤応用製品や、紙オムツ用高吸水性樹脂、臨床検査試薬キットならびに医療用機材などの製品を開発しております。主な成果としては、機械油などがんこな油汚れに対応した省資源タイプの衣料用コンパクト型液体洗剤基剤「ピュアミールPPE-103」を上市したことや、血液凝固能に依存せず体組織に含まれる水と反応し柔軟な被膜をつくる非生物由来のウレタン素材の止血材「Hydrofit」を開発・上市したことなどがあげられます。
(2) 石油・輸送機産業関連分野
本分野では、自動車シートクッション用ポリウレタンフォーム原料や潤滑油・燃料油の添加剤など自動車関連の化学品、および切削油といった金属加工用薬剤などの製品を開発しております。主な成果としては、自動車内装用ウレタン系表皮材原料として軽量化による省燃費化と、部品製造時における省エネに貢献する「メルテックスLF」を開発したことや、無段変速機やガソリンエンジン油用粘度指数向上剤として自動車の省燃費に貢献する新規「アクルーブ」シリーズを拡充したことなどがあげられます。
(3) プラスチック・繊維産業関連分野
本分野では、電子部品搬送トレーなどに使用される永久帯電防止剤や、樹脂用の顔料分散剤、モデル用合成木材といったプラスチック関連製品、化学繊維やガラス・炭素繊維などの各種繊維用の薬剤などを開発しております。主な成果としては、LCDフォトスペーサー用UVレジスト樹脂「ファインキュアー」を開発したことや、少量添加で樹脂特性を損なわず帯電防止機能を発現する永久帯電防止剤「ペレクトロン」シリーズの適用樹脂を拡充したことなどがあげられます。
(4) 情報・電気電子産業関連分野
本分野では、複写機やプリンター用のトナーバインダーや電子部品製造用の工程薬剤あるいはコンデンサ用電解液など情報・電気電子産業に使用される製品を開発しております。主な成果としては、液化炭酸ガスを利用した分散化技術を応用したトナーの新規製造法の開発を進めたことなどがあげられます。
(5) 環境・住設産業関連分野他
本分野では、環境浄化用の水処理薬剤や、住宅用断熱材に用いられるポリウレタンフォーム原料、建築シーラント原料などの製品を開発しております。主な成果として、シリコーンフリーでありながら同等の消泡性を示し、ハジキの発生が少ないポリエーテル系建築塗料用消泡剤「SNデフォーマー396」を上市したことなどがあげられます。
現在、当社グループの研究開発は、事業研究本部、開発研究本部、研究業務本部、各分社R&D及び連結子会社のSDPグローバル㈱、サンノプコ㈱、サンアプロ㈱の研究部門で推進しており、研究開発人員数はグループ全体で414名であり、これは当社グループ全人員の約四分の一に当たります。
当連結会計年度における研究開発の成果の1つとして、2013年度の高分子学会賞(新規PO開環付加触媒を用いた高一級水酸基比率ポリエーテルポリオールの開発と工業化)を受賞しました。グループ全体の研究開発費は、46億5千9百万円であり、各セグメントにおける主な研究開発成果は次のとおりであります。
(1) 生活・健康産業関連分野
本分野では、生活に密着した日用品向けの多様なニーズにきめ細かく対応するシャンプー基材や洗剤用の界面活性剤応用製品や、紙オムツ用高吸水性樹脂、臨床検査試薬キットならびに医療用機材などの製品を開発しております。主な成果としては、機械油などがんこな油汚れに対応した省資源タイプの衣料用コンパクト型液体洗剤基剤「ピュアミールPPE-103」を上市したことや、血液凝固能に依存せず体組織に含まれる水と反応し柔軟な被膜をつくる非生物由来のウレタン素材の止血材「Hydrofit」を開発・上市したことなどがあげられます。
(2) 石油・輸送機産業関連分野
本分野では、自動車シートクッション用ポリウレタンフォーム原料や潤滑油・燃料油の添加剤など自動車関連の化学品、および切削油といった金属加工用薬剤などの製品を開発しております。主な成果としては、自動車内装用ウレタン系表皮材原料として軽量化による省燃費化と、部品製造時における省エネに貢献する「メルテックスLF」を開発したことや、無段変速機やガソリンエンジン油用粘度指数向上剤として自動車の省燃費に貢献する新規「アクルーブ」シリーズを拡充したことなどがあげられます。
(3) プラスチック・繊維産業関連分野
本分野では、電子部品搬送トレーなどに使用される永久帯電防止剤や、樹脂用の顔料分散剤、モデル用合成木材といったプラスチック関連製品、化学繊維やガラス・炭素繊維などの各種繊維用の薬剤などを開発しております。主な成果としては、LCDフォトスペーサー用UVレジスト樹脂「ファインキュアー」を開発したことや、少量添加で樹脂特性を損なわず帯電防止機能を発現する永久帯電防止剤「ペレクトロン」シリーズの適用樹脂を拡充したことなどがあげられます。
(4) 情報・電気電子産業関連分野
本分野では、複写機やプリンター用のトナーバインダーや電子部品製造用の工程薬剤あるいはコンデンサ用電解液など情報・電気電子産業に使用される製品を開発しております。主な成果としては、液化炭酸ガスを利用した分散化技術を応用したトナーの新規製造法の開発を進めたことなどがあげられます。
(5) 環境・住設産業関連分野他
本分野では、環境浄化用の水処理薬剤や、住宅用断熱材に用いられるポリウレタンフォーム原料、建築シーラント原料などの製品を開発しております。主な成果として、シリコーンフリーでありながら同等の消泡性を示し、ハジキの発生が少ないポリエーテル系建築塗料用消泡剤「SNデフォーマー396」を上市したことなどがあげられます。
事業等のリスク財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析
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このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E00884] S1001YSN)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
ご利用にあたっては、こちらもご覧ください。「ご利用規約」「どんぶり会計β版について」。
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