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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S100240M

有価証券報告書抜粋 東邦化学工業株式会社 財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (2014年3月期)


研究開発活動メニュー株式の総数等

当社の連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成しております。この連結財務諸表の作成にあたって、財政状態及び経営成績に関する分析は以下のとおりであります。
なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。
(1)重要な会計方針及び見積り
① たな卸資産
当社グループは、たな卸資産の評価基準及び評価方法として総平均法に基づく原価法(収益性の低下による簿価切下げの方法)を採用しております。ただし、原材料の評価については移動平均法によっております。
② 投資有価証券
当社グループは、投資有価証券の期末における時価が、取得原価に比べ50%以上下落した場合には全て減損処理を行い、30~50%程度下落した場合には、当社グループの規定に基づき回復可能性を考慮して必要と認められた額について減損処理を行います。
③ 貸倒引当金
当社グループは、債権の貸倒の損失に備えるため、貸倒引当金を計上しております。顧客の財政状態が悪化し、支払能力が低下した場合等、追加引当が必要となる可能性があります。
④ 退職給付費用
当社グループは、退職給付費用及び債務について、数理計算上で設定される前提条件に基づいて算出しております。これらの前提条件には、割引率、将来の報酬水準、退職率及び死亡率などがあります。それぞれの前提条件は、現時点で十分に合理的と考えられる方法で計算されております。
なお、一部の連結子会社は、退職給付債務の算定にあたり簡便法を採用しております。
⑤ 繰延税金資産
当社グループは、繰延税金資産について将来減算一時差異について回収可能性を十分に検討し、回収可能と判断した額を計上しております。
(2)当連結会計年度の経営成績の分析
① 売上高
連結売上高は、379億95百万円と前期比8.0%増収となりました。セグメント別では、主力の界面活性剤が、トイレタリ-用界面活性剤や土木建築用薬剤等を中心に5.6%の増収、樹脂が、石油樹脂や合成樹脂が伸長し7.6%の増収、化成品が、合成ゴム・ABS樹脂用ロジン系乳化重合剤の海外向け販売の回復とロジン原料価格の高騰による売価アップにより35.4%増収、スペシャリティ-ケミカルが、電子・情報産業用の微細加工用樹脂の減収及びアクリレートの海外向け販売が低調に推移し0.7%の減収となりました。
その結果売上構成は、界面活性剤53.2%(前期は54.4%)、樹脂10.0%(同10.0%)、化成品15.3%(同12.2%)、スペシャリティ-ケミカル21.2%(同23.1%)となっております。
② 売上原価、販売費及び一般管理費並びに営業損益
売上原価は、期初から続く原材料価格の上昇に対して製品価格是正が遅れたことによる利益率の低下と、上海工場に係わる経費負担増加等により、売上原価率が87.0%と前期比2.5%悪化となりました。販売費及び一般管理費は、対売上高比率でほぼ前期同様の12.1%(前期は12.0%)となりました。
その結果、営業利益は、前期比9億17百万円減益の3億24百万円となりました。
③ 営業外損益並びに経常損益
営業外収益は、海外子会社の為替差益により前期比5億22百万円の増加となりました。営業外費用は支払利息の減少により前期比34百万円減少しました。
その結果、経常利益は、前期比3億59百万円減益の7億66百万円となりました。
④ 特別損益並びに当期純損益
特別損失は、固定資産廃棄損30百万円により前期比2百万円の増加となりました。
その結果、税金等調整前当期純利益は、7億38百万円となり、当期純利益は、税金費用及び少数株主損失を差し引いた結果、前期比2億93百万円減益の4億13百万円となりました。
(3)流動性及び資金の源泉
キャッシュ・フロー
当社グループの資金状況は、営業活動で得られたキャッシュ・フローが2億13百万円、投資活動で支出したキャッシュ・フローが6億16百万円となり、当連結会計年度のフリーキャッシュ・フロー(営業活動によるキャッシュ・フローと投資活動によるキャッシュ・フローの合計)は4億2百万円のマイナス(前期は7億40百万円のマイナス)となりました。
一方、財務活動によるキャッシュ・フローは、長期借入れの純減等により5億29百万円の支出となりました。
なお、キャッシュ・フロー関連指標の推移は以下のとおりです。
第74期
2011年3月期
第75期
2012年3月期
第76期
2013年3月期
第77期
2014年3月期
自己資本比率(%)20.918.920.522.5
時価ベース自己資本比率(%)15.112.314.013.3
キャッシュ・フロー対有利子負債比率(年)13.511.58.095.0
インタレスト・カバレッジ・レシオ(倍)4.54.97.40.7
(注1)
・自己資本比率:自己資本÷総資産
・時価ベース自己資本比率:株式時価総額÷総資産
・キャッシュ・フロー対有利子負債比率:有利子負債÷キャッシュ・フロー
・インタレスト・カバレッジ・レシオ:キャッシュ・フロー÷支払利息
(注2)
・各指標は、連結ベースの財務数値より算出しております。
・株式時価総額は自己株式を除く発行済株式数をベースに計算しております。
・キャッシュ・フローは、営業キャッシュ・フローを利用しております。
・有利子負債は連結貸借対照表に計上されている社債・借入金の合計額を対象としております。
・支払利息は連結キャッシュ・フロー計算書の利息の支払額を使用しております。

研究開発活動株式の総数等


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E00886] S100240M)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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