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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S100257X

有価証券報告書抜粋 株式会社リニカル 業績等の概要 (2014年3月期)


従業員の状況メニュー生産、受注及び販売の状況

(1)業績
当連結会計年度における我が国経済は、政府の経済・金融政策などを背景に、企業業績の改善や株価上昇がみられるなど全体として景気は回復基調で推移しましたが、新興国の経済動向や消費税増税に伴う個人消費の減退の影響が懸念されることもあり、先行き不透明な状況が続いております。
同様に、医薬品業界におきましても、薬価基準の引き下げや後発品の普及促進などの薬剤費削減策の強化、主力製品の特許切れ問題及び世界的な新薬の承認審査の厳格化などにより、医薬品開発の競争はますます激化しております。
当社グループが属する医薬品開発業務受託(CRO;Contract Research Organization)業界及び医薬品販売支援(CSO;Contract Sales Organization)業界は、医薬品開発・販売のアウトソーシング化及び国際共同治験(注)の増加を背景として、市場規模は緩やかに拡大しております。近年、既存企業の規模拡大、事業譲渡、廃業などにより業界内の淘汰が進んだ結果、業界内の競争は激しくなっているものの、直近の受注状況は改善しております。
このような環境の下、当連結会計年度の業績は、売上高は3,721百万円(前年同期比3.4%増)、経常利益は703百万円(同29.5%減)、当期純利益は449百万円(同27.2%減)と増収減益となりました。

セグメントの業績は、次のとおりであります。
①CRO事業
当社グループのCRO事業につきましては、増加するがん領域及び中枢神経系(CNS)領域の案件の受託体制を強化するとともに、引き続き営業活動を強力に推進し、複数の新規案件を受託した結果、売上に貢献することとなりました。しかしながら、利益面では、増加傾向にある新規受託案件に対応するために先行的に人員を採用し、教育を行っていることから、一時的に稼働率が低下し、減益となりました。これにより、売上高は3,433百万円(前年同期比0.1%増)、営業利益は1,114百万円(前年同期比22.8%減)となりました。
②CSO事業
当社グループのCSO事業については、営業活動を強力に推進した結果、新規案件の受託に成功し、売上及び利益に貢献することとなりました。この結果、売上高は288百万円(前年同期比70.3%増)、営業利益は68百万円(前年同期比248.7%増)となりました。

(注)「国際共同治験」とは、主要市場国における早期・同時上市を図るため、臨床試験を複数の国または地域において同時並行的に行うことをいいます。

(2)キャッシュ・フローの状況
当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末より124百万円減少し、1,608百万円となりました。
当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は、次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度において営業活動の結果獲得した資金は、249百万円(前連結会計年度は909百万円の獲得)となりました。これは、主に法人税等の支払額424百万円があったものの、税金等調整前当期純利益703百万円の計上及び売上債権の増加額123百万円があったこと等によるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度において投資活動の結果使用した資金は、114百万円(前連結会計年度は5百万円の使用)となりました。これは、主に連結範囲の変更を伴う子会社株式の取得による支出93百万円があったこと等によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度において財務活動の結果使用した資金は、263百万円(前連結会計年度は163百万円の使用)となりました。これは、主に配当金の支払額187百万円があったこと等によるものであります。

従業員の状況生産、受注及び販売の状況


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E21706] S100257X)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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