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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S1001I53

有価証券報告書抜粋 日華化学株式会社 事業等のリスク (2013年12月期)


対処すべき課題メニュー研究開発活動

当社グループの経営成績、株価及び財政状態等に影響を及ぼす可能性のあるリスクには以下のようなものがあります。
なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであり、事業等のリスクはこれらに限られるものではありません。

(1)海外展開とカントリーリスクについて
当社グループは12社の海外拠点を持ち連結売上高に占める海外売上高は約50%に達しており、高い水準で海外市
場に依存しております。従って、為替相場の影響を受けやすい状況にあります。当社グループは、過去40年以上の
海外進出の経験と70余年培った顧客対応力及び技術革新力等により、その影響を最小限に押さえることができると
考えておりますが、急激な為替相場の変動が生じた場合には、当社グループの業績及び財政状態に大きな影響を及
ぼす可能性があります。
また、海外拠点はアジアの発展途上国が多く、比較的カントリーリスクの高い国にあります。特に、当社グルー
プにおいて好調な中国におきましては政治的な不安定性を内包しております。当社グループはアジアの全域に分散
して拠点を有しておりリスク回避に努めておりますが、政治及び経済の急激な変動やテロ、暴動等があった場合に
は、当社グループの業績及び財政状態に大きな影響を及ぼす可能性があります。

(2)有利子負債への依存について
当社グループの有利子負債(短期借入金及び長期借入金)残高は、111億2千8百万円と総資産に対して27.3%
となっており有利子負債への依存度が幾分高い水準にあります。現在、当社グループは有利子負債の削減に注力し
ておりますが、今後の金融市場の動向により資金調達コストの急激な上昇があった場合には、当社グループの業績
及び財政状態に大きな影響を及ぼす可能性があります。

(3)原材料の市場変動の影響について
当社グループの生産のために調達する原材料は石油化学品の割合が高く、石油の国際市況の影響を受けやすい状
況にあります。天然物および石油関連原材料の割合が高く、需給バランス、天候不順、為替レートの変動に伴い市
況価格が変動します。当社グループでは納入業者との共存体制の強化を図るとともに、コストダウンを推進し顧客
対応力及び技術革新力による高付加価値製品の上市等により利益確保を図ってまいりますが、石油市況が急激に上
昇した場合には、当社グループの業績及び財政状態に大きな影響を及ぼす可能性があります。

(4)法的規制について
当社グループは界面活性剤等の化学品および化粧品を製造販売しており、そのため国内外の様々な規制を受けて
おり、その遵守に努めております。特に世界的な環境に対する意識の高まりを受け、当社グループにおいてもIS
O14001をはじめとした環境対応活動を積極的に行っております。また、日本界面活性剤工業会のメンバーとして
環境についての事前の対応に心がけております。しかしながら、これらの化学品関連規制の追加および変更が準備
期間をおかずに突然実施される場合には、当社グループの業績及び財政状態に大きな影響が出る可能性がありま
す。

(5)生産設備の毀損等について
当社グループは、日本及び海外に多くの生産拠点を構えており、火災等の事故発生リスクを抱えております。そ
のため、安全衛生委員会活動等の事故防止対策に積極的に取り組んでおります。また、不慮の事故が発生した場合
にも十分な生産対応能力を有しておりますが、重大な災害や大規模地震等の自然災害等が発生した場合には、当社
グループの業績及び財政状態に大きな影響を及ぼす可能性があります。

対処すべき課題研究開発活動


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E00887] S1001I53)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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