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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S1002BP1

有価証券報告書抜粋 株式会社ショーエイコーポレーション 業績等の概要 (2014年3月期)


従業員の状況メニュー生産、受注及び販売の状況

(1) 業績

当連結会計年度におけるわが国経済は、政府の積極的な経済政策や日本銀行の金融緩和策によって、円安および株価上昇の傾向が続き、企業収益の改善や輸出環境の回復等、全体として景気は緩やかな回復基調で推移いたしました。一方海外では、米国経済は回復基調にあり、欧州においても景気底入れの兆しが見られたものの、中国及び新興国経済の鈍化傾向が続くなど、総じて不透明な状況で推移いたしました。
当社グループを取り巻く環境は、円安にともなう輸入製品や原材料の価格上昇、運送費や電気料金値上げ等によるコスト増など、極めて厳しい事業環境となりました。
このような中、当社は株式会社CSおよび株式会社クルーを子会社化したことにより、商品企画開発力および調達力をグループ全体の力として活用し、互いの顧客基盤の共有化、人材や設備さらにはノウハウの活用等、グループとしての収益力の向上と強固な事業基盤の再構築を着実に進めてまいりました。さらに連結対象となったCREW PLASTIC(THAILAND)CO.,LTD.を今後当社グループの海外調達、海外販売等の海外戦略を担う会社として活用してまいります。
その結果、当連結会計年度における売上高は13,631百万円(前期比19.8%増)となりました。利益面につきましては、営業利益は47百万円(前期比63.7%減)、デリバティブ評価益等があったことから経常利益は75百万円(前期比77.3%減)、当期純利益は30百万円(前期比84.1%減)となりました。
セグメントの状況は次のとおりであります。

(パッケージ事業)
当セグメントにつきましては、新たにグループ海外子会社を製造や調達拠点として活用することで、包装資材やフィルムパッケージ製品の企画、製造、販売を行ってまいりました。そしてこれらを一貫して行う提案型営業を展開するといった高付加価値サービスの提供を進めてまいりました。
その結果、外部顧客への売上高は8,116百万円(前期比7.1%増)、セグメント利益(営業利益)は445百万円(前期比15.6%減)となりました。

(メディアネットワーク事業)
当セグメントにつきましては、開封率アップや配送費用、煩わしさの低減などの提案を行ってまいりましたが、売上金額が前期を下回ることとなりました。
その結果、外部顧客への売上高は2,699百万円(前期比1.8%減)、セグメント利益(営業利益)は49百万円(前期比49.8%減)となりました。

(日用雑貨品事業)
当セグメントにつきましては、物流の効率化を進めつつ、商品開発力を高めるべく、海外の協力メーカーとのルートづくりを進めてまいりました。
その結果、外部顧客への売上高は2,815百万円(前期比169.2%増)、セグメント損失(営業損失)は15百万円(前期は13百万円のセグメント利益(営業利益))となりました。


(2) キャッシュ・フローの状況

当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末に比べ69百万円増加し、504百万円となりました。
また、当連結会計年度中における各キャッシュ・フローは次のとおりであります。

(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果得られた資金は99百万円(前年同期比339百万円減)となりました。これは主に役員退職慰労引当金の減少額145百万円、たな卸資産の増加額103百万円があったものの、税金等調整前当期純利益85百万円及び売上債権の減少額121百万円があったことによるものであります。

(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果得られた資金は12百万円(前年同期比38百万円増)となりました。これは主に有形固定資産の取得による支出40百万円、差入保証金の差入による支出23百万円があったものの、投資有価証券の売却による収入135百万円があったことによるものであります。

(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果使用した資金は52百万円(前年同期比92百万円増)となりました。これは主に短期借入金の増加額720百万円があったものの、長期借入金の返済による支出520百万円、社債の償還による支出144百万円があったことによるものであります。

従業員の状況生産、受注及び販売の状況


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