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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S1001IF1

有価証券報告書抜粋 株式会社エス・ディー・エス バイオテック 研究開発活動 (2013年12月期)


事業等のリスクメニュー財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析

当社グループは、ライフサイエンス分野でのオリジナル技術をベースに、有用動植物の保護と防疫を主たる目的として、安全で有用な製品を提供し、地球環境保護と豊かな社会作りに貢献することを基本方針として研究開発活動を行っております。当連結会計年度の研究開発関連の経費総額は9億7百万円となり、連結売上高研究開発費比率7.0%となっております。当連結会計年度の活動とその成果は以下の通りとなっております。

(1)新規農薬の創製・製品開発と農薬周辺事業への取組みの概要
当社グループは各部門が持つ技術の強みを生かした新規農薬創製及び製品開発を目指しております。国内を含むアジア市場を基本ターゲットとし、更にグローバル市場の特定マーケットをこれに加えることで新規農薬創製と製品開発のチャンスを増やす手法を取っております。即ち国内においては水稲除草剤、緑地管理用除草剤、園芸殺菌剤及び生物農薬の新規展開を精力的に進めてまいりました。一方、アジアを含むグローバル市場に対しては水稲除草剤原体であるベンゾビシクロンの海外展開を行うべく海外パートナーと協力した開発体制を構築し、各国での登録取得に向けた開発段階に入りました。今後はベンゾビシクロンやダコニール関連剤を連結子会社であるRamcides社と協力しアジア展開を強化してまいります。
一方、国内の家庭園芸分野を含む農薬周辺事業に関しては同分野への新規原体導入及び混合剤創製を組み合わせることにより自社原体の開発幅を広げる施策を取ってまいりました。その結果、共同開発や導入に関して、新たに数件の契約を締結しました。

(2)農薬登録取得・上市に関する成果
日本国内での新規農薬の登録取得は16剤(除草剤15剤、殺虫剤1剤)となりました。そのほとんどは、当社が保有する水稲除草剤である4原体(ベンゾビシクロン、ダイムロン、カフェンストロール、テニルクロール)のいずれかを含む新規混合剤となっており、今後の売上に貢献できるものと期待しております。

(3)農薬登録申請に関する成果
日本国内での新規農薬の登録申請は5剤(除草剤4剤、生物剤1剤)となりました。その内2剤はベンゾビシクロンを含む水稲除草剤であり、他の2剤は芝用除草剤となりました。特に芝用除草剤として開発してまいりました韓国からの導入原体メチオゾリンについては、日本国内での独占販売権を得ており、ゴルフ場グリーンで問題となっているスズメノカタビラに卓効を示すことを特徴としております。今後は普及活動に備えた開発を行ってまいります。
一方、残る1剤の生物剤(バチルス属)は当社のオリジナル開発剤であり、日本国内のみならず海外への展開も視野に入れながら開発を進めております。

(4)買収・導入に関する成果
他社メーカーからの製品導入を目的として、数社と評価契約、開発契約を締結致しました。

(5)既存製品の付加価値拡大(適用拡大等)に関する成果
製品ラインアップ強化を目的として、既存原体(製品)の付加価値拡大に関する研究開発活動も行っております。その結果、水稲除草剤を中心に適用雑草、使用時期の拡大、適用地域の拡大申請を行ってまいりました。また、ダコニール関連製品(ダコニール1000、パスポート顆粒水和剤、ダコニールエース、ダコグリーン顆粒水和剤)及び殺虫剤関連製品(カウンター乳剤、DC油剤、チューンアップ顆粒水和剤、バイオセーフ)でも適用範囲の拡充を目的に拡大申請を行ってまいりました。
なお、適用拡大登録申請では水稲除草剤17剤、緑地管理用除草剤3剤、殺菌剤5剤、殺虫剤4剤、で合計29剤の拡大申請を行ってまいりました。

事業等のリスク財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E21969] S1001IF1)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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