有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S1002BIK
大日本塗料株式会社 研究開発活動 (2014年3月期)
事業等のリスクメニュー財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析
当社グループの研究開発活動は、コアビジネスである塗料事業をはじめ、照明機器や蛍光色材等の塗料事業以外の商品開発にも取り組んでおります。塗料事業においては市場ニーズに合致する環境負荷物質低減商品、省力化・省エネルギー化に対応した商品、高機能・高付加価値化商品の開発に注力すると共に、新商品開発の基礎となる機能性を有する樹脂や新規材料の研究開発を進め、防食理論、塗膜寿命予測や分析、物性評価、顔料分散、塗膜形成技術等の基盤技術の拡充を図っております。当連結会計年度における研究開発費の総額は14億1千1百万円となりました。
当連結会計年度の主な研究開発活動は次のとおりであります。
(1)国内塗料事業
構造物塗料分野では、鋼構造物における塗膜の劣化程度を判定し社会インフラの適切な維持管理を目的に「DNT塗膜診断システム」を立ち上げ、様々な物件を調査し塗り替え時期や塗装仕様を提案しております。また、LCC(ライフサイクルコスト)低減に有効な高耐久性塗料「VフロンHBシリーズ」、環境負荷低減に重点をおいた「水性グリーンボーセイ」及び「水性重防食ふっ素樹脂塗装システム」を市場に展開しております。建築塗料分野では、環境対応商品として水系塗料「DNTビューシリーズ」、「ノボクリーンシリーズ」及び「水性ビルデックシリーズ」、省エネルギー効果が期待される高日射反射率塗料(遮熱塗料)「エコクールシリーズ」を市場に展開すると共に、その他無機系基材から非鉄金属素地まで幅広い適性を有する弱溶剤形「マイティー万能エポシーラー」を発売致しました。車輌産業機械分野では、鉄道車輌塗り替え用水系塗料「アクアマイティー2液ウレタン」、鋼製建具用水系塗料「アクアマイティーエポ#1000」が好評を得ており、順調に実績を拡大しております。金属焼付塗料分野では、LCC低減、高寿命化を提案する二層分離形ふっ素樹脂粉体塗料「パウダーフロンSELA」を、自動車補修塗料分野では、作業工程の短縮・効率化を図る「Auto SPSシステム」、環境負荷低減に配慮した「Auto D-1ベースHS」及び「Auto ブレインクリヤー」を市場に投入し浸透を図っております。建材塗料分野では、高意匠化、高機能化、高耐候性化等の市場ニーズに合致した塗料と塗装システムの開発を行っております。ジェットインク分野では、高意匠性デザイン、工程短縮、VOC削減をキーワードに産業分野でもデジタル印刷化が広がっており、それに対応したUV硬化型インクを開発致しました。その他ナノ分散技術を応用した商品として、光学フィルム向け屈折率調整コート材や高透明な帯電防止コート材も開発し、市場展開しております。更には、新たな事業創出として金ナノロッドや銀ナノプレート等の異方性金属微粒子の開発を行っております。
(2)海外塗料事業
自動車部品用塗料では、国内自動車メーカーの海外進出に呼応した日系自動車部品メーカーを中心に拡販するため、東南アジア、メキシコ等の海外子会社と連動して「プラニットシリーズ」及び「アクリタンシリーズ」等の塗料の開発を行い、市場展開しております。また、構造物塗料では、特に経済発展が著しいアジア地域への積極的拡大を目的に、既に進出している欧米企業に対してコスト競争力のある商品のラインナップを充実させ、市場への浸透に取り組んでおります。
(3)照明機器事業
従来型照明からLED照明へのシフトは年々加速しており、市場ニーズに合致した魅力的な企画や商品提案を行い、従来商品のバリエーションの拡充及び新しいカテゴリーのラインナップの追加を図っております。シームレスランプで参入した建築化照明(間接照明)分野の市場を確保するため、建築化照明の標準タイプである「SCシリーズ」、次期建築化照明の主力製品と位置づける高照度で調光タイプの「HASシリーズ」、照射方向に対して、曲面にも自由に取り付けられるサイドビュー・フレキシブルLEDモジュール「FXSシリーズ」を発売するなど、LED照明商品のラインナップを充実しております。
また、新規にビルの屋上、公園等の屋外照明市場へ参入すべく、屋外用LED照明商品ハイパワー型「HOシリーズ」、屋外用フレキシブルLEDモジュール「FX-WPシリーズ」及び「FXS-WPシリーズ」を発売し、更に新しいカテゴリーとしてショーケース内照明の「GTシリーズ」を発売し、多様化する市場ニーズに対応しております。
(4)蛍光色材事業
「他社にない商品」及び「市場ニーズに合致した商品」をコンセプトに商品開発を行っております。防災あるいは減災に対する関心の高まりから、建造物名を屋上に表示し、蛍光色材の特徴である視認性を活かして災害時には上空から容易に位置確認できるヘリサイン用蛍光塗料を市場に展開し、水系一液の省工程蛍光塗料「水性ルミライン」と共に、省工程化に対するニーズに対応しております。また、階段や磁器タイルなどの用途に、雨に濡れた際などでも滑り難くする機能を付与する「ルミノグリップ」を発売致しました。
更に近年の蛍光色染色ブームを背景として、衣服用捺染及び玩具用途としても海外市場に展開しております。
当連結会計年度の主な研究開発活動は次のとおりであります。
(1)国内塗料事業
構造物塗料分野では、鋼構造物における塗膜の劣化程度を判定し社会インフラの適切な維持管理を目的に「DNT塗膜診断システム」を立ち上げ、様々な物件を調査し塗り替え時期や塗装仕様を提案しております。また、LCC(ライフサイクルコスト)低減に有効な高耐久性塗料「VフロンHBシリーズ」、環境負荷低減に重点をおいた「水性グリーンボーセイ」及び「水性重防食ふっ素樹脂塗装システム」を市場に展開しております。建築塗料分野では、環境対応商品として水系塗料「DNTビューシリーズ」、「ノボクリーンシリーズ」及び「水性ビルデックシリーズ」、省エネルギー効果が期待される高日射反射率塗料(遮熱塗料)「エコクールシリーズ」を市場に展開すると共に、その他無機系基材から非鉄金属素地まで幅広い適性を有する弱溶剤形「マイティー万能エポシーラー」を発売致しました。車輌産業機械分野では、鉄道車輌塗り替え用水系塗料「アクアマイティー2液ウレタン」、鋼製建具用水系塗料「アクアマイティーエポ#1000」が好評を得ており、順調に実績を拡大しております。金属焼付塗料分野では、LCC低減、高寿命化を提案する二層分離形ふっ素樹脂粉体塗料「パウダーフロンSELA」を、自動車補修塗料分野では、作業工程の短縮・効率化を図る「Auto SPSシステム」、環境負荷低減に配慮した「Auto D-1ベースHS」及び「Auto ブレインクリヤー」を市場に投入し浸透を図っております。建材塗料分野では、高意匠化、高機能化、高耐候性化等の市場ニーズに合致した塗料と塗装システムの開発を行っております。ジェットインク分野では、高意匠性デザイン、工程短縮、VOC削減をキーワードに産業分野でもデジタル印刷化が広がっており、それに対応したUV硬化型インクを開発致しました。その他ナノ分散技術を応用した商品として、光学フィルム向け屈折率調整コート材や高透明な帯電防止コート材も開発し、市場展開しております。更には、新たな事業創出として金ナノロッドや銀ナノプレート等の異方性金属微粒子の開発を行っております。
(2)海外塗料事業
自動車部品用塗料では、国内自動車メーカーの海外進出に呼応した日系自動車部品メーカーを中心に拡販するため、東南アジア、メキシコ等の海外子会社と連動して「プラニットシリーズ」及び「アクリタンシリーズ」等の塗料の開発を行い、市場展開しております。また、構造物塗料では、特に経済発展が著しいアジア地域への積極的拡大を目的に、既に進出している欧米企業に対してコスト競争力のある商品のラインナップを充実させ、市場への浸透に取り組んでおります。
(3)照明機器事業
従来型照明からLED照明へのシフトは年々加速しており、市場ニーズに合致した魅力的な企画や商品提案を行い、従来商品のバリエーションの拡充及び新しいカテゴリーのラインナップの追加を図っております。シームレスランプで参入した建築化照明(間接照明)分野の市場を確保するため、建築化照明の標準タイプである「SCシリーズ」、次期建築化照明の主力製品と位置づける高照度で調光タイプの「HASシリーズ」、照射方向に対して、曲面にも自由に取り付けられるサイドビュー・フレキシブルLEDモジュール「FXSシリーズ」を発売するなど、LED照明商品のラインナップを充実しております。
また、新規にビルの屋上、公園等の屋外照明市場へ参入すべく、屋外用LED照明商品ハイパワー型「HOシリーズ」、屋外用フレキシブルLEDモジュール「FX-WPシリーズ」及び「FXS-WPシリーズ」を発売し、更に新しいカテゴリーとしてショーケース内照明の「GTシリーズ」を発売し、多様化する市場ニーズに対応しております。
(4)蛍光色材事業
「他社にない商品」及び「市場ニーズに合致した商品」をコンセプトに商品開発を行っております。防災あるいは減災に対する関心の高まりから、建造物名を屋上に表示し、蛍光色材の特徴である視認性を活かして災害時には上空から容易に位置確認できるヘリサイン用蛍光塗料を市場に展開し、水系一液の省工程蛍光塗料「水性ルミライン」と共に、省工程化に対するニーズに対応しております。また、階段や磁器タイルなどの用途に、雨に濡れた際などでも滑り難くする機能を付与する「ルミノグリップ」を発売致しました。
更に近年の蛍光色染色ブームを背景として、衣服用捺染及び玩具用途としても海外市場に展開しております。
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ご利用にあたっては、こちらもご覧ください。「ご利用規約」「どんぶり会計β版について」。
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