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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S10024PK

有価証券報告書抜粋 中国塗料株式会社 業績等の概要 (2014年3月期)


従業員の状況メニュー生産、受注及び販売の状況

(1) 業績
当連結会計年度における世界経済は、米国や日本が大規模な金融政策を背景に緩やかな回復を続け、またユーロ圏が6四半期にわたるマイナス成長から脱するなど、先進諸国を中心に安定化に向けた動きが見られました。しかしその一方で、投資依存体質から安定成長への転換を図る中国の景気減速や、米国の金融緩和縮小観測とともに浮き彫りになった経常赤字新興国の脆弱性が足かせとなり、全体としては力強さを欠く鈍い基調で推移しました。
当社グループを取り巻く環境としましては、円高修正による海外損益の円換算額の増加に加え、船舶分野では、船腹の需給調整を背景に主要造船国において船舶建造量の減少傾向が続きましたが、新造船受注量が反転したことから、とりわけ下期にかけて日本をはじめ底入れの兆しが見られました。また、工業分野では、景気回復などから国内で建設需要の持ち直し傾向が顕著となったほか、コンテナ分野においても、前第1四半期のような急激な調整が行われることなく、概ね安定的なコンテナボックスの生産が持続しました。
このような経営環境の中、当連結会計年度における当社グループの売上高は、90,901百万円(前期比8.7%増)となりました。一方、利益面では、海外で貸倒引当金を積み増したことなどから、営業利益が4,058百万円(同13.9%減)となりましたが、経常利益は為替差益などにより、5,058百万円(同1.2%減)と前期比若干減に止まり、当期純利益は投資有価証券売却益などにより、3,269百万円(同9.8%増)と増益になりました。

セグメントの業績は次のとおりであります。
① 日本
減少が続いていた船舶用塗料の需要に底入れが見られ、また工業用塗料の市況が堅調に推移したことから、売上高は35,008百万円(前期比2.4%増)となりました。
② 中国
コンテナ用塗料の販売は安定的であったものの、船舶用塗料の需要が低下したことから、売上高は26,063百万円(同5.7%減)となりました。
③ 韓国
低迷していた主力の商船向け受注に持ち直しが見られたことから、売上高は8,472百万円(同36.6%増)となりました。
④ 東南アジア
船舶用塗料、工業用塗料の販売がともに底堅く推移したことから、売上高は10,548百万円(同28.0%増)となりました。
⑤ 欧州・米国
船舶用塗料の販売が堅調であったことから、売上高は10,808百万円(同46.2%増)となりました。

(2) キャッシュ・フローの状況
当連結会計年度末における現金及び現金同等物は、前連結会計年度末に比べ5,128百万円増加し、23,037百万円となりました。当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
税金等調整前当期純利益の増加やたな卸資産の減少などにより、前連結会計年度に比べ1,364百万円増加し10,084百万円のプラスとなりました。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
有価証券の取得による支出が増加したものの、定期預金の払戻による収入が増加したことなどにより、前連結会計年度に比べ1,261百万円増加し2,363百万円のマイナスとなりました。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
借入金の返済が増加したものの、自己株式の取得による支出が減少したことなどにより、前連結会計年度に比べ34百万円増加し4,420百万円のマイナスとなりました。

従業員の状況生産、受注及び販売の状況


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E00897] S10024PK)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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