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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S1001HP8

有価証券報告書抜粋 株式会社小田原機器 業績等の概要 (2013年12月期)


従業員の状況メニュー生産、受注及び販売の状況

(1) 業績

当連結会計年度におけるわが国経済は、政権交代後の経済政策を受け円高傾向が是正され円安・株高傾向に転じており、企業の収益状況が改善されるなど、景況感などに改善傾向が見られるようになりました。
当社グループの関連市場である路線バス業界においては、非接触ICカードシステム導入に伴う運賃収受システムの代替を中心に推移しました。
このような状況のもとで当社グループは、関西圏(PiTaPaエリア)の非接触ICカードシステム導入に伴う設備投資案件及び地方の運賃収受システムの代替案件の取り込みを行うだけでなく、「バス統合管理システム」を構成する「バス統合管理モジュール」の拡販を推進し、積極的な営業活動により当社製品のシェア拡大に努めてまいりました。
以上の結果、当連結会計年度の売上高は2,693,979千円(前期比11.1%増)、営業利益は72,535千円(前期は180,245千円の営業損失)、経常利益は88,001千円(前期は164,494千円の経常損失)、当期純利益は90,283千円(前期は195,860千円の当期純損失)となりました。
なお、当社グループは路線バス用運賃収受関連製品の開発、製造、販売、アフターサービスを一貫して行っており、単一のセグメントでありますので、セグメント情報を記載しておりません。従いまして、以降品目別の記載を行っております。
品目別の販売の状況は次のとおりであります。

①運賃箱関連
運賃箱関連の売上高は836,932千円(前期比66.6%増)となりました。即時計数式運賃箱(FAN型(注1)、FNS型(注2)及びFTS型(注3))の売上高が556,278千円(前期比120.8%増)、汎用型運賃箱(NZS型(注4))の売上高が123,553千円(前期比17.3%減)となりました。

②カード機器関連
カード機器関連の売上高は304,783千円(前期比48.4%減)となりました。PASMO関連機器の売上高が22,981千円(前期比93.9%減)、IC金庫端末機の売上高が62,830千円(前期比865.4%増)となりました。

③その他のバス用機器
その他のバス用機器の売上高は558,705千円(前期比49.2%増)となりました。サーマル整理券発行機の売上高が83,247千円(前期比14.0%減)、データ管理関連の機器及びソフトウエアの売上高が192,370千円(前期比110.7%増)となりました。

④部品・修理及び商品
部品・修理の売上高は852,586千円(前期比12.0%増)となりました。売上高の内訳は部品432,540千円(前期比20.0%増)、修理420,046千円(前期比4.7%増)となっております。整理券用紙や運賃表示器等の商品の売上高は140,971千円(前期比28.1%減)となりました。

(注1)FAN型運賃箱:1986年に開発した当社初の即時計数式運賃箱であるFA型の処理速度を向上させ、後継機種として2002年に発売した即時計数式運賃箱であります。
(注2)FNS型運賃箱:バス車内のバリアフリー化に対応するため、FAN型運賃箱と同等の性能を確保したうえで、筐体幅の薄型化(FAN型運賃箱比マイナス32mm)を実現した即時計数式運賃箱であります。
(注3)FTS型運賃箱:2013年発売の「即時計数式運賃箱」。筐体奥行きをFNS型運賃箱と比べて50mm削減したことで高速バス車両への搭載に対応したほか、機構設計を見直し安定性を向上させた、今後当社の主力製品となる即時計数式運賃箱であります。
(注4)NZS型運賃箱:2007年発売の「汎用型運賃箱」。20年以上に渡って生産されていた、NZ型運賃箱の後継機種として開発いたしました。NZ型運賃箱と金庫が共通であるため、同機種を使用しているバス事業者において、精算装置を代替する必要がなく、導入コストを抑制することが可能なスリム型の運賃箱であります。


(2) キャッシュ・フローの状況

当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下、「資金」という。)は、前連結会計年度末に比べ190,352千円減少し(前期は573,184千円の減少)、1,608,230千円となりました。当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は以下のとおりであります。

(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動に使用した資金は14,240千円(前期は458,315千円の支出)となりました。これは主に、税金等調整前当期純利益を88,884千円計上したこと及びたな卸資産が55,814千円減少したことにより資金が増加いたしましたが、売上債権が156,681千円増加したこと及び仕入債務が136,931千円減少したことにより、14,240千円の減少となっております。

(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動に使用した資金は137,677千円(前期は76,496千円の支出)となりました。これは主に、無形固定資産の取得による支出86,503千円の影響であります。

(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動に使用した資金は38,434千円(前期は38,371千円の支出)となりました。これは主に、配当金の支払いによる支出38,434千円の影響であります。

従業員の状況生産、受注及び販売の状況


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E22554] S1001HP8)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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