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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S1001HP8

有価証券報告書抜粋 株式会社小田原機器 対処すべき課題 (2013年12月期)


生産、受注及び販売の状況メニュー事業等のリスク


当社グループはバス機器市場を中心に事業を展開しておりますが、市場環境としては、都市圏に加え地方での非接触ICカードシステムの新規導入需要が一巡しつつあることから、今後は運賃収受機器については代替需要が中心になることが見込まれます。一方、多言語での案内に対応した液晶運賃表示器及び音声合成装置の案内装置並びにリアルタイム通信によるバス車載機器のオンライン化(注)等、最先端のIT技術を用いた新たなバス機器について今後需要が拡大することが考えられます。

このような市場環境のなか、当社グループでは事業の方向性及び取り組むべき課題を明確にすべく、中期経営計画を策定し、経営課題に基づいた施策を展開しております。運賃箱をはじめとしたバス機器については、新製品開発に関る研究開発及び営業活動を積極的に行い市場占有率の拡大を目指してまいります。また、製品の品質を最重要視して開発、製造及び検証プロセスを更に整備することに加え、コスト競争力を強化するために製品開発プロセス及び生産業務の効率化を図ることで、製造原価の低減に取り組んでまいります。併せて、当社の主力製品である運賃箱は使用開始後10年以上に亘りバス事業者に長期間ご利用いただいていることから、製品販売後の部品供給及び保守サービス等のメンテナンス体制を今後も充実させてまいります。

また、当社グループは、現在、バス事業者向け運賃収受機器の開発、製造及び販売を主要業務としておりますが、今後は新たな事業展開が必要であると認識しております。運賃収受に関るノウハウを活用できる分野へ新たに進出することを検討するとともに、運賃収受機器以外に関しましても当社の事業範囲を広めるべく、他社との業務提携を含めて新たな事業展開を模索してまいります。

上記の項目に加え優秀な人材の確保及び育成、業務の効率化並びに経営基盤の強化等の諸課題に取り組むことで業容の拡大を図るとともに、社是「開拓の精神で社会に奉仕する」のもと、常にチャレンジしていく企業風土を醸成してまいります。

(注)バス車載機器のオンライン化:3G通信を用いてバス車載機器とバス営業所間でリアルタイム通信環境を構築し、各種データの相互配信、バスロケーションシステムに対応した位置情報の配信及び非常時の状況確認等を可能にするシステム化のことであります。

生産、受注及び販売の状況事業等のリスク


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E22554] S1001HP8)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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