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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S10032B3

有価証券報告書抜粋 メディアスホールディングス株式会社 対処すべき課題 (2014年6月期)


生産、受注及び販売の状況メニュー事業等のリスク


政府は高齢化進展による2025年問題を見据え、診療報酬の見直し、病院の機能分化等の医療提供体制の整備を図っており、医療機器販売業界では償還価格の下落や競争激化による利益率の低下という影響を受けています。医療機器メーカーによるリスク低減施策としての大手ディーラーへの取引先集約という動きもあることから、中小企業の多い医療機器販売業界においては、企業規模、商圏の拡大を目的とした経営統合の誘因が一層強まるものと考えられます。
このような状況の中、当社グループが中長期的な成長を維持して企業価値の最大化を図っていくために取り組むべき課題は次のとおりであります。

(1) 競争力の強化
当社グループの成長戦略の中核となる地域は、国内最大の市場である東京都を中心とする首都圏地域です。今までに培ったノウハウと情報ネットワークを活用して、医療機器の販売だけでなく病院物流管理システムの構築や医療材料データベースの提供、医療材料の消費分析、病院経営セミナーの開催等、病院の経営改善に総合的に貢献することを活動方針としております。首都圏地域における販売強化の取組みの結果、計画を上回る受注を獲得できた案件もありますが、首都圏地域全体的にはまだ市場占有率は十分とは言えない状況にあります。首都圏地域における物流管理体制並びに、各拠点の営業活動範囲等の見直しを図るとともに、他の中核地域(東海、北関東、東北)においても更なる営業力の強化を図り、グループ全体の競争力強化へ繋げる方針です。
また、当社グループは品質管理体制や物流システムをさらに強化して、医療機関の皆様が医療機器を安全に、安心してお使いいただけるように取り組んでまいります。

(2) 人材育成
ITを活用した情報の共有化やE-ラーニングによる各種教育プログラムの開発等、当社グループの最大の財産である人材の育成に努めております。前期はE-ラーニングシステムの改修並びにコンテンツの充実化により教育効果の上昇を図りました。引き続きITの活用に注力しながらヒューマンスキルも重視することで、個人の成長が組織全体の発展へ相乗効果を発揮するような人材育成に取り組んでいく方針です。

(3) 効率的な経営体質
当社グループは、効率的な経営体質と内部統制の強化を目的として、基幹コンピュータシステムを開発し、グループ事業会社各社に導入いたしました。当該システムにおいて、主要仕入先の購買業務を共通化し、発注及び購買業務、支払業務及び資金管理を共有化し、業務効率及び資金効率の向上に着手しております。中核子会社においては導入から数年が経過し、システム及び運用の両側面において成熟しつつありますが、今後は管理業務の効率化だけではなく、営業活動における付加価値の向上につながるシステム運用を目指し、注力していく方針です。

(4) M&Aの推進
当社グループは、多様化する医療機関のニーズに応えるために、M&Aを推進していく方針です。この方針に基づき、当連結会計年度は、東北地域の販売力強化のため株式会社秋田医科器械店を子会社化し、インド共和国での事業展開のため、インド共和国国内に鴻池運輸株式会社と合弁会社「CARNA MEDICAL DATABASE PVT.LTD.」を設立いたしました。
今後も、各地域に密着した企業と当社グループの融合により、スケールメリットを活用した斬新な提案や大胆な価格提示等、医療機関の変化に対応した活動に努めてまいります。

生産、受注及び販売の状況事業等のリスク


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E22995] S10032B3)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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