ジオリーブグループ株式会社 対処すべき課題 (2014年3月期)

今後のわが国経済につきましては、引き続き堅調な推移になると考えられますが、消費税率引き上げによる個人消費の冷え込みや円安に伴う原材料費の高騰など景気下振れリスクもあり、先行き不透明な中での推移となると予想されます。
当住宅関連業界につきましては、消費税率引き上げによる駆け込み需要の反動が新設住宅着工戸数などに少なからず影響してくると想定されるほか、原材料費の高騰や職人不足などのマイナス要因もあり、厳しい経営環境になると予想されます。
このような環境の中で当社グループは、環境配慮商品などの市場のニーズに合った商品の拡販に努めていくほか、新たな販売ルートの確立や地域に密着した営業活動の強化などにより、経営基盤の強化を図る一方で、従来からの業務提携先である㈱クワザワ、越智産業㈱及び当社の3社で構成しております「ネストグループ」としての活動強化やM&A、アライアンスを積極的に推進してまいります。