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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S1002F1G

有価証券報告書抜粋 大伸化学株式会社 業績等の概要 (2014年3月期)


従業員の状況メニュー生産、受注及び販売の状況

(1)業績

当事業年度におけるわが国経済は、政府による経済対策や金融政策の効果から円安株高が進行し、個人消費や企業業績が好転したことにより回復基調となったものの、海外経済の成長鈍化や円安による原材料価格の上昇等に加えて、消費税増税等の影響も懸念され、景気は依然として先行き不透明な状況で推移いたしました。
当社が主として関連する塗料業界におきましては、こうした経済環境のもと、生産、出荷数量は、ともに前期を上回りました。
このような情勢のもとで当社は、有機溶剤専業メーカーとして新規ユーザーの開拓を中心に販売力を強化いたしました結果、製品については生産数量153,050トン、出荷数量152,438トンと、ともに前年同期実績に比べ0.9%増、0.8%増とそれぞれ増加いたしました。
当事業年度の業績といたしましては、売上高は、新規需要の開拓等により製品及び商品の出荷数量が増加したことや、原油・ナフサ市況が前年同期と比較して高水準に推移したことにより販売単価がアップしたため、273億11百万円と前年同期比6.4%の増収となりました。
主な品目の売上高は、増加したものとしては、単一溶剤類が118億57百万円で前年同期比5.5%増、印刷用溶剤類が50億30百万円で前年同期比5.3%増、単一溶剤直送品を中心とした商品が30億41百万円で前年同期比18.1%増、洗浄用シンナー類が18億59百万円で前年同期比5.2%増、減少したものとしては、エタノール・その他が12億85百万円で前年同期比3.5%減となりましたが、主要品目は総じて増加傾向となりました。
一方損益面に関しましては、効率的な原材料購入を推進するとともに経費節減に注力いたしましたが、円安等の影響により国内の原油・ナフサ市況が引続き高止まりし、原材料費の上昇を招いたことに加えて、販売競争の激化により採算が悪化した結果、営業利益は前年同期比36.0%減の8億13百万円、経常利益は前年同期比32.6%減の8億52百万円、当期純利益は前年同期比32.2%減の4億89百万円といずれも減益となりました。

(2)キャッシュ・フローの状況

当事業年度における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前年同期に比べて5億73百万円増加し、23億65百万円となりました。各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。

(営業活動によるキャッシュ・フロー)

当事業年度において営業活動の結果得られた資金は、13億58百万円(前年同期は20億22百万円の収入)となりました。これは主に、税引前当期純利益の計上8億44百万円、仕入債務の増加5億54百万円、売上債権の減少3億21百万円等があったものの、法人税等の支払額5億3百万円等があったことによるものであります。

(投資活動によるキャッシュ・フロー)

当事業年度において投資活動の結果使用した資金は、1億35百万円(前年同期は3億7百万円の支出)となりました。これは主に、有形固定資産の取得による支出85百万円等があったことによるものであります。

(財務活動によるキャッシュ・フロー)

当事業年度において財務活動の結果使用した資金は、6億48百万円(前年同期は8億4百万円の支出)となりました。これは主に、短期借入金の純減額1億60百万円、長期借入金の返済による支出2億49百万円等があったことによるものであります。

従業員の状況生産、受注及び販売の状況


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E00917] S1002F1G)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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