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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S100334W

有価証券報告書抜粋 株式会社キャンバス 業績等の概要 (2014年6月期)


従業員の状況メニュー生産、受注及び販売の状況

(1)業績
当社の属する抗癌剤開発の領域は、臨床上の治療満足度が未だ低くアンメットニーズが大きいことなどから、世界の製薬企業や当社同様のベンチャー企業(創薬ベンチャー)が、それぞれの強み・特色を活かした画期的新薬の開発を目指し、研究開発に日々しのぎを削っております。
当社は、細胞周期におけるG2チェックポイントの阻害に着目した抗癌剤の基礎研究および臨床開発に取り組んでおります。
当社の開発パイプライン中で最も先行している化合物CBP501は、米国FDAの規制下において、CBP501・シスプラチン・ペメトレキセドの3剤併用による悪性胸膜中皮腫を対象とする臨床第2相試験、同じ3剤併用による非小細胞肺癌を対象とする臨床第2相試験の、2つの臨床第2相試験を終了しました。また、2つ目の候補化合物CBS9106についても、臨床試験開始に必要な前臨床試験を終えております。
さらに当社は、これらの2つの候補化合物の開発を推進するとともに、新規候補化合物の創出・開発パイプラインの拡充に向けて、当社独自の薬剤スクリーニング法による探索研究を実施しております。
一方で当社は、CBP501およびCBS9106の開発にかかる提携パートナーの確保を目指してまいりましたが、当事業年度中の提携パートナーの確保には至りませんでした。
以上の結果、当事業年度の事業収益については、計上することができませんでした。また、研究開発費については、CBP501の臨床試験費用にかかる開発用支出が終了したため、前期比154,274千円減少の300,780千円となりました。販売費及び一般管理費は、前期比微減の183,033千円となり、研究開発費と合わせた事業費用は、前期比168,061千円減少し、483,814千円となりました。この結果、営業損失は前期比168,061千円損失減の483,814千円、経常損失は前期比161,628千円損失減の480,229千円、当期純損失は前期比266,838千円損失減の376,269千円となりました。
なお、当社は医薬品事業の単一セグメントであるため、セグメント別の記載を省略しております。

(2)キャッシュ・フロー
当事業年度のキャッシュ・フローの状況は、以下のとおりです。
① 営業活動によるキャッシュ・フロー
営業活動によるキャッシュ・フローは、CBP501臨床試験およびCBS9106前臨床試験の推進に伴う研究開発費の支出等により、250,382千円の減少(前年同期780,401千円の減少)となりました。
② 投資活動によるキャッシュ・フロー
投資活動によるキャッシュ・フローは、1,623千円の減少(前年同期459千円の増加)となりました。
③ 財務活動によるキャッシュ・フロー
財務活動によるキャッシュ・フローは、転換社債型新株予約権付社債の発行および新株予約権の発行等による収入により、109,644千円の増加(前年同期377,189千円の増加)となりました。

これらに加え、外貨建預金について現金及び現金同等物に係る換算差額2,606千円を計上した結果、当事業年度末の現金及び現金同等物は、前事業年度末と比べ139,755千円減少し、323,354千円となりました。

従業員の状況生産、受注及び販売の状況


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E23487] S100334W)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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