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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S100290R

有価証券報告書抜粋 あすか製薬株式会社 業績等の概要 (2014年3月期)


従業員の状況メニュー生産、受注及び販売の状況

(1)業績
当連結会計年度におけるわが国経済は、政府・日銀による金融・財政政策を受けた円安・株高を背景に回復基調を辿りましたが、足許では円安による原材料価格の上昇や消費税増税の影響等から先行き不透明な状況にあります。
医薬品業界におきましては、後発医薬品の使用促進等をはじめに継続的な薬剤費抑制策の実施に加えまして、企業間競争の激化も相俟って従来にも増して厳しい事業環境となりました。
このような状況のもと当社グループでは、経営面では、昨年4月よりスタートした中期経営計画「ASKA PLAN 2015」の方針に基づき、後発医薬品事業の拡充を目的に昨年10月より「あすかジェネリック事業本部」を新設し、さらに、昨年11月には動物用医薬品事業を連結子会社のあすかアニマルヘルス株式会社に承継することを決定するなど、柔軟かつスピーディーな経営を展開してまいりました。販売面では新製品として後発医薬品6成分11品目を上市しましたが、長期収載品の売上減少の影響等から、売上高は395億1百万円(前連結会計年度比3.6%減)となりました。利益面では、販売費及び一般管理費の削減に努めましたが、売上高の減少および売上原価率上昇の影響により、営業利益7億1千6百万円(前連結会計年度比32.5%減)、経常利益10億3千1百万円(前連結会計年度比22.9%減)とそれぞれ減益となりました。また、当期純利益につきましても、前期に震災関連の復旧整備補助金を特別利益に計上したことの反動等もあり、4億9千5百万円(前連結会計年度比55.5%減)と減益となりました。
各分野における売上状況は、医薬品分野では、高脂血症治療剤「リピディル」が伸長したほか、緊急避妊剤「ノルレボ」も適正使用の推進により増加となりました。また、後発医薬品ではプロトンポンプ阻害剤「ラベプラゾール」や、本年2月に発売を開始したLH-RH誘導体 マイクロカプセル型徐放性製剤「リュープロレリン」も売上増加に貢献しましたが、経皮吸収型鎮痛消炎剤「セルタッチ」ならびに長期収載品である前立腺肥大症・癌治療剤「プロスタール」、消化性潰瘍・胃炎治療剤「アルタット」等の売上減少をカバーするには至らず、売上高は355億9千8百万円(前連結会計年度比4.1%減)となりました。
動物用医薬品分野では、主力製品の豚・鶏用飼料添加剤「アイブロシン」、繁殖器官用製剤「セロトロピン」「レジプロン」および飼料用アミノ酸「リジン」「L-トレオニン」ならびに「L-アルギニン」を中心に販売努力をいたしました結果、売上高は36億1千9百万円(前連結会計年度比2.6%増)となりました。
そのほか、検査、医療機器、食品等の各分野におきましては、それぞれ鋭意販売努力しましたが、売上高は2億8千3百万円(前連結会計年度比11.8%減)となりました。
生産面におきましては、製品の安定供給を最重点とし、在庫の積み増しや分散配置ならびに出荷体制の強化等に努め、計画した水準を達成することができました。また、今後の品質管理業務の高度化・効率化に対応すべくいわき工場敷地内に品質管理棟を建設し、昨年5月から稼働しております。
あすかActavis製薬株式会社につきましては、後発医薬品事業の拡大を図るべく活動中であります。

(2)キャッシュ・フロー
当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)の残高は、前連結会計年度末に比べ2億5千9百万円減少し、63億1千8百万円となりました。
当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果増加した資金は、26億1千6百万円(前年同期は38億6千9百万円の増加)となりました。これは法人税等の支払額の増加等がありましたが、売上債権の減少および現金の支出を伴わない減価償却費の計上によるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果減少した資金は、23億1百万円(前年同期は14億8千4百万円の減少)となりました。これは主に固定資産の取得および有価証券の取得によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果減少した資金は、5億7千4百万円(前年同期は1億2千4百万円の増加)となりました。これは主に配当金の支払いおよび借入金の返済によるものであります。

従業員の状況生産、受注及び販売の状況


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