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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S1002E6G

有価証券報告書抜粋 リーディング証券株式会社 業績等の概要 (2014年3月期)


従業員の状況メニュー対処すべき課題

(1)業績

当連結会計年度における我が国の経済は、2012年末の政権交代以降、安倍内閣による経済政策、いわゆるアベノミクス効果が顕在化したことで株高による資産効果と消費マインドの改善が個人消費を押し上げ景気回復の傾向が続きました。また2014年4月の消費税増税前の駆け込み需要が一部で顕在化したことも個人消費を押し上げる一因となりました。
企業部門に関しても2013年度に入って以降、改善傾向が続いております。輸出は、米国を中心に海外経済の景気拡大が続いていることに加えて、円安進行による競争力の向上から増加傾向となりました。2013年7月-9月期には、ASEANで景気減速がみられたこともあり、アジア向けを中心に増勢が鈍化いたしましたが、2013年10月-12月期以降、世界経済の持ち直しを受け、輸出は再び増加傾向となりました。輸出の増加基調や堅調な内需を受けて、生産も回復傾向にあり、設備投資にも改善の動きがみられました。
こうした循環的な景気拡大に加えて、公共投資が高水準で推移したことが、景気を下支えしました。
このような環境のもと、当社の強みであるグローバル・ネットワークを活かし、リテール営業部門及びプライベート・バンキング部門では、市況環境に適応した幅広い商品提供(ブラジル・レアル建債券、診療報酬債権、ライフセトルメントファンド、韓国株等)に努め他社との差別化を図る商品の販売に注力し、また、投資銀行業務ではIPOやブロックトレード等を積極的に手掛けたことから大幅な増収増益となり8期ぶりに黒字決算となりました。

当連結会計年度の営業収益は1,940百万円(前期比98.4%増)となり、経常利益554百万円(前年は111百万の経
常損失)、当期純利益502百万円(前年は117百万円の当期純損失)となりました。
当連結会計年度の主な収益、費用等の状況は次のとおりであります。

① 受入手数料
受入手数料は1,370百万円(前期比118.2%増)となりました。
イ.委託手数料
委託手数料は1,016百万円(前期比100.7%増)となりました。株式委託手数料が主なもので、当社の受託売買金額は、265,329百万円となり、194,665百万円の増加となりました。
ロ.募集・売出しの手数料
募集・売出しの取扱手数料は142百万円(前期比233.3%)となり、その大部分が私募債の募集・売出しの取扱手数料であります。
ハ.その他受入手数料
その他受入手数料は211百万円(前期比168.4%)となり、コンサルティング手数料等が主なものであります。

② トレーディング損益
トレーディング損益は、株券と債券で273百万円(前期比30.1%増)となりました。これは、株券についてはブロックトレード、債券については外債売買にかかる収益であります。

③ 金融収支
金融収益は295百万円(前期比112.3%増)、金融費用は90百万円(前期比3.9%減)となり、金融収支は205百万円(前期比354.9%増)と大幅な増加となりました。


④ 販売費・一般管理費
販売費・一般管理費は、取引関係費315百万円(前期比75.6%増)、人件費665百万円(前期比28.9%増)、不動産関係費78百万円(前期比19.3%減)、事務費106百万円(前期比1.0%減)、その他販売費・一般管理費97百万円(前期比52.2%増)、減価償却費11百万円(前期比13.4%減)、租税公課24百万円(前期比29.8%増)となり、合計は1,299百万円(前期比30.4%増)となりました。

⑤ 営業外収支
営業外収益は8百万円、営業外費用は3百万円となりました。

⑥ 特別損益
特別損失は6百万円で、内訳は金融商品取引責任準備金繰入れ5百万円、特別退職金1百万円であります。


(2)キャッシュ・フローの状況

当連結会計年度における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、営業活動による資金の減少486,852千円、投資活動による資金の減少5,396千円、財務活動による資金の減少474千円となり、資金は486,311千円の減少となりました。この結果、当連結会計年度末の資金は271,944千円となりました。当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とその要因は次のとおりであります。

(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度において営業活動における資金は486,852千円の減少となりました。これは税金等調整前当期純利益547,661千円計上されたのに対し、顧客分別金信託が2,160,000千円増加したこと等の増減によるものです。

(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度において投資活動における資金は5,396千円の減少となりました。

(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度において財務活動における資金は474千円の減少となりました。

従業員の状況対処すべき課題


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E23973] S1002E6G)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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