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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S10026TH

有価証券報告書抜粋 ロート製薬株式会社 研究開発活動 (2014年3月期)


経営上の重要な契約等メニュー財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析

当社グループは、消費者の快適性の実現と高機能を付加した製品の提供を目的として、アイケア関連、スキンケア関連、内服・食品関連を中心に、独創的かつ差別化した製品の研究開発活動を積極的に展開しております。当社では、当連結会計年度において医療用成分のOTC化への積極的な取組み、機能性化粧品や特定保健用食品を含む高機能性食品の領域に実効性のある、独自性の高い新製品を投入することによって事業基盤の強化を図っております。また、研究所を拠点に、国内外の大学をはじめとした外部機関との共同研究の推進を図るなど研究開発を効率化し、製品のスピード開発を進めております。
当連結会計年度の連結会社の研究開発費総額は、45億4千7百万円(セグメント間の取引消去後)であり、セグメントごとの研究開発活動は、次のとおりであります。


マーケットリーダーであるアイケア関連におきましては、競争優位を強化維持するため、高品位の製品開発を目指した作用成分の遺伝子解析による機能解析や、遺伝子工学的手法による作用成分の探索、機能に特化した製剤技術研究等を一層強化し、消費者の快適性の実現、効果・持続性の増強、安全性の向上等の高機能を付加し、消費者ニーズに対応した製品の研究開発を積極的に行っております。
当連結会計年度における主な成果としまして、今までにない、全く新しいさし心地の目薬「ロートナノアイ」シリーズの開発に成功しました。極小(目からこぼれない)・高粘度(粘度400倍)の薬液が涙とふれた瞬時にサラサラになり目の上で一気に広がる新感覚の目薬です。花粉対策ブランドのアルガードからは、日本初、医療用成分「トラニラスト」を配合した、早期使用で目のかゆみの発生を抑えるアレルギー専門目薬「ロートアルガードプレテクト」を発売いたしました。
スキンケア関連におきましては、医薬品、医薬部外品及び化粧品等の分野を中心として、消費者の快適性の実現や製薬企業としての技術基盤に基づく、より一層の安全性・有効性の向上、さらに機能性を高めて競合他社品との差別化を図ることを重点課題として、研究開発活動を行うとともに、積極的に新規分野の拡大を目指しております。
当連結会計年度における主な成果としまして、医薬品では、日本初の処方設計、寒くなると乾燥し、繰り返しがちなかゆみを伴う乾燥肌に、かきむしる前にしっかり治療する医薬品「メンソレータムへパソフトクリーム」を発売いたしました。
医薬部外品では、日本初、Wの美白有効成分「アルブチン」×「直接型ビタミンC誘導体」を配合した薬用美容液「白滴(しろしずく) 美白の一滴」を発売いたしました。徹底的に美白を追及した美容液で、未来のシミを防ぐことができる美容液を実現いたしました。
化粧品では、「肌研(ハダラボ)」ブランドより、エイジングケアにこだわった、オールインワンタイプの「極潤 3D形状復元ゲル」を発売いたしました。一度崩してもあっという間に元通りに形状が戻る特徴的な3D形状復元ゲルで、うるおい成分4種類のヒアルロン酸(3Dヒアルロン酸・ヒアルロン酸・スーパーヒアルロン酸、ナノ化ヒアルロン酸)とうるおい成分レスベラトロールEXを配合しております。
機能性化粧品の先駆けとなる「オバジ」ブランドからは、高濃度ビタミンCに加えて、独自技術によりビタミンEを新配合したピュアビタミンCの「高濃度」「超安定」処方を実現し、さまざまな肌悩みに効果的にアプローチする美容液「オバジC20セラム」を発売いたしました。
水のように気持ちいい使用感の日やけ止めブランド「スキンアクア」から、独自のマイクロカプセル技術を応用したドライキープパウダー配合、汗をかいてもべたつかない「スキンアクア サラフィットUV」シリーズを発売いたしました。
さらに、メイクの常識である“隠す”や“カバー”よりも素肌を活かした透明感のある仕上がりのメイクを提案する、空気のように軽いふわふわな使用感にこだわった、新感触「スフレファンデ」として「SUGAO Air Fit CC クリーム」発売いたしました。今まで培ってきた製剤技術を生かし、製薬会社として高品質・安全性・機能性にこだわった商品を開発し、ベースメイク化粧品市場に本格参入いたしました。
内服関連におきましては、「わかりやすい漢方薬」をコンセプトにした漢方薬「和漢箋」から、生活習慣などによる肥満症に、有効成分をロート防風通聖散史上最大量3750mg配合した「新・ロート防風通聖散錠Z」、花粉症や鼻炎などのつらい症状に、効果にこだわり新たに自社開発したエキスを使用した漢方薬「新・ロート小青竜湯錠II」を発売いたしました。
当連結会計年度における研究開発費の金額は、39億5千万円であります。


スキンケア関連を中心として、消費者の快適性の実現や製薬企業としての技術基盤に基づく、より一層の安全性・有効性の向上、さらに機能性を高めて競合他社品との差別化を図ることを重点課題として、研究開発活動を行うとともに、積極的に新規分野の拡大を目指しており、競争優位を維持するため、新規リップケア分野においては「ソフトリップキューブ」の開発に成功し、アクネ分野における「オキシー」シリーズの改良、「ハダラボ トーキョー」を発売いたしました。
当連結会計年度における研究開発費の金額は、2億7千9百万円であります。


スキンケア関連を中心として、消費者の快適性の実現や製薬企業としての技術基盤に基づく、より一層の安全性・有効性の向上、さらに機能性を高めて競合他社品との差別化を図ることを重点課題として、研究開発活動を行うとともに、積極的に新規分野の拡大を目指しております。冷却パッチ及び温感パッチ等の消炎鎮痛剤への継続的な改良を行っております。
当連結会計年度における研究開発費の金額は、1億3千6百万円であります。


スキンケア関連を中心として、機能性を高めて競合他社品との差別化を実現すべく研究開発活動を行うとともに、積極的に新規分野の拡大を目指しております。
中国におきましては、スキンケア分野においてリップクリーム、にきび用剤、日やけ止め等を中心に積極的な研究開発を行っております。
当連結会計年度における研究開発費の金額は、1億8千1百万円であります。

経営上の重要な契約等財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E00942] S10026TH)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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