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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S1002VVI

有価証券報告書抜粋 株式会社大光 業績等の概要 (2014年5月期)


従業員の状況メニュー生産、受注及び販売の状況

(1)業績
当連結会計年度におけるわが国経済は、政府による金融緩和及び財政政策を背景に円安・株高が進み、輸出環境の改善等の動きが見られております。先行きに関しましては、海外景気の下振れによるリスクや、消費増税後の景気後退が懸念されるものの、回復へ向かうことが期待されております。
当社グループの主要販売先である外食産業におきましては、景気回復による消費者マインドの改善が期待されるものの、消費者の節約志向・低価格志向は根強く、さらに為替の影響等による食品価格の上昇など、厳しい経営環境が継続しております。
このような環境のなか、当社グループでは業務用食品等の卸売事業である「外商事業」において、新規開拓の強化に加え、前連結会計年度に獲得した新規得意先が寄与し、売上が伸長いたしました。また、業務用食品等の小売事業である「アミカ事業」において、新規店舗の開業や既存店舗のリニューアルを行うなど、来店客数の増加に向けた取り組みを進めてまいりました。
両事業におきましては、収益性の向上を図るため、当社プライベートブランド商品である「O!Marche(オーマルシェ)」、「プロの選択」や業務用食品販売事業者の共同オリジナルブランド商品である「JFDA(ジェフダ)」の販売強化と全社的な業務の効率化を継続して行ってまいりました。
さらに、水産品の卸売事業である「水産品事業」では、連結子会社である株式会社マリンデリカにおいて、商品ラインナップの強化を進めるとともに、営業力の強化に努め、新規得意先の開拓など販路の拡大に取り組んでまいりました。
この結果、当連結会計年度の売上高は483億78百万円(前期比12.5%増)、営業利益は2億39百万円(前期比9.6%増)、経常利益は2億36百万円(前期比7.2%減)、当期純利益は1億29百万円(前期比49.2%増)となりました。

なお、セグメントごとの販売実績は、次のとおりであります。
セグメントの名称第63期
(自 2012年6月1日
至 2013年5月31日)
第64期
(自 2013年6月1日
至 2014年5月31日)

増減
金額構成比金額構成比金額増減率
千円%千円%千円%
外商事業25,636,87359.628,075,04758.02,438,173109.5
アミカ事業15,622,15536.315,963,01433.0340,859102.2
水産品事業1,739,6674.14,340,4569.02,600,788249.5
合計42,998,696100.048,378,518100.05,379,821112.5

(外商事業)
当事業におきましては、商品提案会を実施するなど、既存得意先との深耕に努めるとともに、前連結会計年度に獲得した新規得意先も好調に推移し、売上を伸ばしております。さらに、大手外食チェーンやホテル、レストランなど多様な外食産業に対する新規開拓に注力してまいりました。
また、新たな教育研修を導入し、提案型営業の強化に取り組むほか、物流業務の改善に取り組み、収益性の改善に努めてまいりましたが、食品価格の上昇や同業他社との販売競争激化の影響から、損失額は増加いたしました。
この結果、外商事業の売上高は280億75百万円(前期比9.5%増)となり、営業損失は95百万円(前期は営業損失59百万円)となりました。

(アミカ事業)
当事業におきましては、より快適にお買いものいただけるよう、2013年6月に高針店(名古屋市名東区)をリニューアルオープンし、売場や取扱商品の見直しを行うとともに、2014年4月に伊勢店(三重県伊勢市)を新規オープンいたしました。また、その他店舗においても、営業活動の強化を図り、客数の増加に努めてまいりました。伊勢店の開業のほか、前連結会計年度に開業した豊橋佐藤店、竹ノ塚店や、ネットショップが売上拡大に寄与いたしました。
一方で、店舗の増加及びリニューアルに伴い諸経費を計上したほか、光熱費の上昇等により経費が増加いたしました。
この結果、アミカ事業の売上高は159億63百万円(前期比2.2%増)となり、営業利益は11億38百万円(前期比10.4%減)となりました。
なお、当連結会計年度末の店舗数は、愛知県・岐阜県を中心として39店舗であります。

(水産品事業)
当事業におきましては、外商事業及びアミカ事業との連携を図り、当社グループの水産品ラインナップの強化を推進するとともに、主力商品である貝類に加え、貝類以外の商品開発に取り組み、ナマコなどの水産品の輸出事業を強化するなど、国内外への販路拡大に努めてまいりました。
この結果、水産品事業の売上高は43億40百万円(前期比149.5%増)となり、営業利益は20百万円(前期は営業損失1億64百万円)となりました。

(2)キャッシュ・フローの状況
当連結会計年度における営業活動によるキャッシュ・フローは1億36百万円の支出となりました。これは、減価償却費4億61百万円の計上、仕入債務の増加2億5百万円があったものの、売上債権の増加9億78百万円等によるものであります。
投資活動によるキャッシュ・フローは2億32百万円の支出となりました。これは、有形固定資産の取得2億31百万円等の支出によるものであります。
財務活動によるキャッシュ・フローは3億75百万円の収入となりました。これは長期借入金の返済22億10百万円の支出があったものの、短期借入金の純増額3億56百万円、長期借入れによる23億円等の収入によるものであります。
これらに換算差額を合わせた結果、現金及び現金同等物は前連結会計年度末に比べ6百万円増加し、5億14百万円となりました。

従業員の状況生産、受注及び販売の状況


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E24129] S1002VVI)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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