有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S10027GZ
参天製薬株式会社 研究開発活動 (2014年3月期)
事業等のリスクメニュー財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析
参天製薬グループは、中長期的な成長の源泉として新製品の創製を重視しており、眼科薬を中心とした積極的な研究開発活動を進めています。
主力の医療用眼科薬では、研究活動の拠点として、関西文化学術研究都市(奈良県生駒市)に「奈良研究開発センター」を設け、独自の創薬研究ならびに全身薬として開発された薬剤の眼科応用研究などを中心に研究を進めています。
さらに、角膜疾患、緑内障、網膜疾患の3つの領域にテーマを絞ることで、従来培ってきた眼科研究の質・量・スピードと効率を高め、新薬開発の充実を図っています。
臨床開発では、日米欧の三極連携による開発体制を強化し、新薬開発の「スピード化」と「質の向上」を進めています。
緑内障・高眼圧症領域において、プロスタグランジンF2α誘導体DE-085(一般名:タフルプロスト)は、2008年12月より日本で「タプロス点眼液」として販売しています。海外では欧州とアジアで自社販売しており、中国では製造販売承認を申請中です。また、防腐剤を含まない1回使い切りタイプのDE-118(一般名:タフルプロスト)は、2013年10月より日本で「タプロスミニ点眼液」として発売しました。緑内障・高眼圧症を適応症とする配合剤DE-111(一般名:タフルプロスト/チモロールマレイン酸塩)は、2013年9月に日本において製造販売承認を取得しました。また、欧州において製造販売承認を申請しました。緑内障・高眼圧症を適応症とするEP2受容体作動薬DE-117(一般名:未定)は、米国で後期第Ⅱ相試験を準備中です。
角結膜疾患(ドライアイを含む)領域において、DE-089(一般名:ジクアホソルナトリウム)は、2010年12月より日本で「ジクアス点眼液」として販売しています。また、韓国では2013年10月に発売しました。中国では製造販売承認を申請中です。ドライアイを含む角結膜上皮障害を適応症とするDE-101(一般名:リボグリタゾン)は、所期の達成基準を満たすことが困難であると判断したため、開発を中止しました。遷延性角膜上皮欠損を適応症とするDE-105(一般名:未定)は、事業性の観点から開発を中止しました。
網膜・ぶどう膜疾患領域において、DE-102(一般名:ベタメタゾン)は、糖尿病黄斑浮腫と網膜静脈分枝閉塞症に伴う黄斑浮腫を対象に日本での第Ⅱ相/第Ⅲ相試験を終了しました。ぶどう膜炎を適応症とするDE-109(一般名:シロリムス)は、米国、日本および欧州で第Ⅲ相試験を実施中です。また、DE-120(一般名:未定)は、滲出型加齢黄斑変性を対象に第Ⅰ相/前期第Ⅱ相試験を米国で開始しました。
アレルギー性結膜炎を適応症としたDE-114(一般名:エピナスチン塩酸塩)は、2013年11月に日本において「アレジオン点眼液」として発売しました。
関節リウマチを適応症とするDE-098(一般名:未定)は、戦略上の観点から開発を中止しました。
サンテン・エス・エー・エス(連結子会社)の臨床開発品について、Cyclokat(開発品名:シクロカット、一般名:シクロスポリン、製品名:「Ikervis」(アイケルビス))は、重症ドライアイを適応症として欧州で2013年12月に製造販売承認を申請しました。春季カタルを適応症とするVekacia(開発品名:ベカシア、一般名:シクロスポリン)は、欧州で第Ⅲ相試験を実施中です。
なお、当連結会計年度の研究開発費の総額は、190億4千万円です。
主力の医療用眼科薬では、研究活動の拠点として、関西文化学術研究都市(奈良県生駒市)に「奈良研究開発センター」を設け、独自の創薬研究ならびに全身薬として開発された薬剤の眼科応用研究などを中心に研究を進めています。
さらに、角膜疾患、緑内障、網膜疾患の3つの領域にテーマを絞ることで、従来培ってきた眼科研究の質・量・スピードと効率を高め、新薬開発の充実を図っています。
臨床開発では、日米欧の三極連携による開発体制を強化し、新薬開発の「スピード化」と「質の向上」を進めています。
緑内障・高眼圧症領域において、プロスタグランジンF2α誘導体DE-085(一般名:タフルプロスト)は、2008年12月より日本で「タプロス点眼液」として販売しています。海外では欧州とアジアで自社販売しており、中国では製造販売承認を申請中です。また、防腐剤を含まない1回使い切りタイプのDE-118(一般名:タフルプロスト)は、2013年10月より日本で「タプロスミニ点眼液」として発売しました。緑内障・高眼圧症を適応症とする配合剤DE-111(一般名:タフルプロスト/チモロールマレイン酸塩)は、2013年9月に日本において製造販売承認を取得しました。また、欧州において製造販売承認を申請しました。緑内障・高眼圧症を適応症とするEP2受容体作動薬DE-117(一般名:未定)は、米国で後期第Ⅱ相試験を準備中です。
角結膜疾患(ドライアイを含む)領域において、DE-089(一般名:ジクアホソルナトリウム)は、2010年12月より日本で「ジクアス点眼液」として販売しています。また、韓国では2013年10月に発売しました。中国では製造販売承認を申請中です。ドライアイを含む角結膜上皮障害を適応症とするDE-101(一般名:リボグリタゾン)は、所期の達成基準を満たすことが困難であると判断したため、開発を中止しました。遷延性角膜上皮欠損を適応症とするDE-105(一般名:未定)は、事業性の観点から開発を中止しました。
網膜・ぶどう膜疾患領域において、DE-102(一般名:ベタメタゾン)は、糖尿病黄斑浮腫と網膜静脈分枝閉塞症に伴う黄斑浮腫を対象に日本での第Ⅱ相/第Ⅲ相試験を終了しました。ぶどう膜炎を適応症とするDE-109(一般名:シロリムス)は、米国、日本および欧州で第Ⅲ相試験を実施中です。また、DE-120(一般名:未定)は、滲出型加齢黄斑変性を対象に第Ⅰ相/前期第Ⅱ相試験を米国で開始しました。
アレルギー性結膜炎を適応症としたDE-114(一般名:エピナスチン塩酸塩)は、2013年11月に日本において「アレジオン点眼液」として発売しました。
関節リウマチを適応症とするDE-098(一般名:未定)は、戦略上の観点から開発を中止しました。
サンテン・エス・エー・エス(連結子会社)の臨床開発品について、Cyclokat(開発品名:シクロカット、一般名:シクロスポリン、製品名:「Ikervis」(アイケルビス))は、重症ドライアイを適応症として欧州で2013年12月に製造販売承認を申請しました。春季カタルを適応症とするVekacia(開発品名:ベカシア、一般名:シクロスポリン)は、欧州で第Ⅲ相試験を実施中です。
なお、当連結会計年度の研究開発費の総額は、190億4千万円です。
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ご利用にあたっては、こちらもご覧ください。「ご利用規約」「どんぶり会計β版について」。
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