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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S10032AQ

有価証券報告書抜粋 株式会社ボルテージ 業績等の概要 (2014年6月期)


従業員の状況メニュー生産、受注及び販売の状況

(1) 業績
当連結会計年度におけるわが国経済は、各種政策の効果が発現する中で、家計所得や投資が増加し、企業収益は改善しました。また、個人消費は、消費税率の引き上げに伴う駆け込み需要の反動により、一部に弱さが残るものの、持ち直しの動きがみられました。
モバイルビジネスを取り巻く環境として、スマートフォン契約比率(注1)は、2014年3月末の47.0%から、2019年3月末には70.9%に達すると予測されています(注2)。
このような環境の下、当社グループは、「恋愛と戦いのドラマ」をひたむきに追究しつづけると共に、当期は、とくに下記に注力して事業拡大につとめてまいりました。
・ OS系ファースト
・ サスペンスアプリ及び海外市場向けの拡張
・ 12ヶ月回収テレビCM
なお、当第2四半期から、当社が提供する、モバイル端末で気軽に楽しむことができるストーリー型のコンテンツを新たに「ドラマアプリ」とし、スマートフォン時代に当たり前なエンターテインメントとして根づかせることに傾注してまいりました。

売上は、国内市場において、恋愛ドラマアプリのパーソナル型(注3)は、キャリア公式PF(注4)向けが、PF環境の変化に伴い想定通り減少しましたが、OS系PF(注5)向けが大幅に増加し、キャリア公式PFを超える水準まで成長しました。ソーシャル型(注6)は、ソーシャル専業PF(注7)向けが減少する想定に反して増加したことに加えて、OS系PF向けが大幅に増加しました。また、海外市場においては、L10N(注8)タイトル、SFスタジオ(注9)発タイトルともに、増加しました。全体としては、前年同期比及び計画比で増加しました。
費用は、OS系PF向け売上の増加による販売手数料の増加、増員による人件費の増加、OS系タイトルの増加等に伴う制作外注費の増加、オフィス増床による賃料の増加等がありました。広告宣伝費については、第1四半期及び第3四半期に大規模なテレビCM出稿を実施しましたが、キャリア公式PF向け広告を全面停止するなど、全体としては効率的に使用し、前年同期比で大幅に減少しました。
利益は、販売手数料等の増加を、売上の増加及び広告宣伝費等の減少で吸収し、前年同期比及び計画比で大幅に増加しました。

以上の結果、当連結会計年度における売上高は10,082,506千円(前年同期比10.9%増)、営業利益は616,292千円(前年同期比108.7%増)、経常利益は646,096千円(前年同期比88.1%増)、当期純利益は291,690千円(前年同期比107.0%増)となりました。

主な取り組みは、以下の通りであります。

(国内市場)
・恋愛ドラマアプリ(パーソナル型)
新規タイトル「上司と秘密の2LDK」「スイートルームで悪戯なキス」が好調に立ち上がりました。既存タイトル「誓いのキスは突然に」「吉祥寺恋色デイズ」も好調に推移しました。集客は、2013年7月・8月・9月及び2014年1月にテレビCMを出稿し、概ね計画通りの効果が得られました。

・恋愛ドラマアプリ(ソーシャル型)
新規タイトル「王子様のプロポーズⅡ」「ゴシップガール~セレブな彼の誘惑~」が好調に立ち上がりました。既存タイトル「誓いのキスは突然に」「王子様のプロポーズ」等も計画を上回り、好調に推移しました。集客は、OS系PF向けのモバイル広告出稿等を行い、計画通りの効果が得られました。

・サスペンスアプリ
「新・生存率0%! 地下鉄からの脱出」が好調に立ち上がりました。

(海外市場)
L10Nタイトルにおいては、新規タイトル「Dreamy Days in West Tokyo(注10)」「Kissed by the Baddest Bidder(注11)」「Our Two Bedroom Story(注12)」が順調に立ち上がり、計画を上回りました。
SFスタジオにおいては、新規タイトルは「White Lies & Sweet Nothings(注13)」「Speakeasy Tonight(注14)」が立ち上がりました。既存タイトルは、引き続き、購買メカニズムに基づいたKPI測定とPDCA運用の強化を図りました。また、本社からL10Nタイトルの一部移管を行いました。

(注)1.スマートフォン契約比率:スマートフォンとフィーチャーフォンを合わせた端末総契約数に占めるスマートフォンの割合
2.出所:株式会社MM総研「スマートフォン市場規模の推移・予測(2014年4月)」 2014年4月23日発表
3.パーソナル型:主に個人でドラマを楽しめるコンテンツ
4.キャリア公式PF:NTTドコモ、KDDI、ソフトバンクモバイルが運営するサイト
5.OS系PF:App Store、Google Play等のアプリマーケット
6.ソーシャル型:主に友達等との交流をしながらドラマを楽しめるコンテンツ
7.ソーシャル専業PF:GREE、Mobage、mixi、Ameba等のSNS PF
8.L10N:Localizationを意味する省略表記
9.SFスタジオ:米国サンフランシスコにある当社子会社
10.邦題:「吉祥寺恋色デイズ」 11.邦題:「スイートルームで悪戯なキス」
12.邦題:「上司と秘密の2LDK」 13.邦題:「誓いのキスは突然に」
14.邦題:「マフィアなダーリン」


(2) キャッシュ・フローの状況
当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末と比較して417,227千円増加し、2,201,178千円となりました。
各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次の通りであります。

① 営業活動によるキャッシュ・フロー
営業活動によるキャッシュ・フローは、法人税等の支払122,241千円等による資金の支出があったものの、税金等調整前当期純利益639,733千円、ソフトウェア償却費147,001千円、減価償却費及びその他の償却費135,050千円等があったことにより、894,480千円の資金を得る結果(前年同期は258,757千円の資金を得る結果)となりました。

② 投資活動によるキャッシュ・フロー
投資活動によるキャッシュ・フローは、コンテンツシステム開発等に伴う無形固定資産の取得による支出260,002千円、PCやサーバー等の有形固定資産の取得による支出141,265千円及び投資有価証券の取得による支出13,371千円等により、414,077千円の資金を支出する結果(前年同期は572,558千円の資金を支出する結果)となりました。

③ 財務活動によるキャッシュ・フロー
財務活動によるキャッシュ・フローは、新株発行による収入20,776千円があったものの、配当金の支払95,281千円があったことにより、74,505千円の資金を支出する結果(前年同期は73,680千円の資金を支出する結果となりました。


従業員の状況生産、受注及び販売の状況


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E24392] S10032AQ)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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