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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S10021QJ

有価証券報告書抜粋 栄研化学株式会社 研究開発活動 (2014年3月期)


事業等のリスクメニュー財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析

「日本経済再生の柱として、医療、医薬品、医療機器を戦略産業として育成する」という政府方針のもとで日本発の技術輸出が求められる中、グローバル製品の開発を最重要課題として市場動向の把握に努め、既存の大型製品群の強化充実並びに独自技術と研究開発力の強化による製品開発を推進してまいりました。
遺伝子検査試薬では、FINDとの共同開発による途上国向け結核菌検出試薬として「Loopamp MTBC Detection Kit」と「Loopamp PURE DNA Extraction Kit」を既に発売しておりますが、WHO推奨を受けるための追加評価試験を14カ国で実施しており、2014年度中の推奨取得を目指しております。2013年1月には外務省の官民連携促進策『成長加速化のための官民パートナーシップ』に応募採用され、ハイチ共和国における高感度・簡易な結核検査法の導入・定着を本結核菌検出試薬で図る取り組みを2013年3月から6月まで独立行政法人国際協力機構(JICA)と共同で実施いたしました。また、リーシュマニア症に続いて、2014年1月にLAMP法を利用したシャーガス病の簡易・迅速診断法の共同開発契約をFINDと締結し研究開発を推進しております。国内では2013年10月にマイコプラズマDNA簡易抽出用「Loopamp SR DNA抽出キット」を発売いたしました。
免疫学的検査用試薬では、臨床検査分野において世界初となる生物発光酵素免疫測定法(BLEIA法)を測定原理としたC型肝炎検査用「BLEIA ‘栄研’HCV抗原」を2013年4月に、B型肝炎検査用「BLEIA ‘栄研’HBs抗原」を2013年7月に発売いたしました。また、胃がんリスク診断の関連で注目されているヘリコバクター・ピロリ感染症検査薬の「LZテスト‘栄研’H.ピロリ抗体」の開発が完了いたしました。
細菌学的検査用試薬では、微生物感受性分析装置として病院の細菌検査室に適したコンパクトサイズの「DPS192iX」と「ドライプレート‘栄研’(192プレート)」3種類を2014年3月に発売いたしました。動物用対外診断用医薬品感受性試験ディスク「VKBディスク‘栄研’セフォベシン」他計5薬剤は2013年8月と10月に発売いたしました。また、妊婦のB群溶血性レンサ球菌保菌診断用検査培地の「ポアメディアVi GBS寒天培地」を2014年3月に発売いたしました。
一般検査用試薬では、クレアチニンとアルブミン測定を加えた、用手法用尿試験紙「ウロペーパーⅢ‘栄研’」の2剤型を2013年7月に、尿自動分析機用試験紙に続いて発売いたしました。
大塚製薬株式会社とは業務提携契約に基づき、両社が補完できる領域を中心に共同開発を引き続き検討中であります。
なお、当連結会計年度における研究開発費の総額は19億45百万円となりました。

事業等のリスク財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析


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