有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S10021ML
日医工株式会社 事業の内容 (2014年3月期)
当社グループは、当社と子会社7社(連結子会社2社:ヤクハン製薬株式会社、株式会社日医工オオサカ、持分法適用非連結子会社1社:株式会社イーエムアイ、持分法非適用非連結子会社4社:株式会社日医工医業経営研究所、日医工ファーマ株式会社、NIXS Corporation、Nichi-Iko(Thailand)Co.,Ltd.)及び関連会社3社(持分法適用関連会社:アクティブファーマ株式会社、日医工サノフィ株式会社、Aprogen Inc.)で構成されております。
子会社の株式会社イーエムアイ並びに関連会社のアクティブファーマ株式会社、日医工サノフィ株式会社、Aprogen Inc.については、重要性が増したことから、当連結会計年度より持分法適用の範囲に含めております。
なお、当社グループの事業は単一セグメントであるため、セグメント別の記載を省略しております。
当社グループは、ジェネリック医薬品の製造及び販売を主力事業としており、医薬品卸への販売を通して、医療機関(病院、診療所、調剤薬局等)向けに供給しております。
医薬品には、病院や診療所で医師が発行する処方せんに基づいて処方される医療用医薬品と、処方せんを必要とせずに薬局や薬店で購入できる一般用医薬品とがあり、当社の売上高の99%以上は医療用医薬品によるものです。
さらに医療用医薬品は、先発医薬品(新薬)と、先発医薬品の特許が切れた後に製造承認を得る、同じ有効成分で、効能と安全性も先発品と同等の後発医薬品(ジェネリック医薬品(注)1.)に分けることが出来ます。
(注)1.ジェネリック医薬品について
後発医薬品であるジェネリック医薬品は、最初に開発された新薬のすぐれた働きを受け継いで生み出されます。ジェネリック医薬品は、新薬と同じ有効成分が同じ分量で含まれていますが、より飲みやすい薬にするため添加物や薬の形などを工夫して改良に努めているため、もとの新薬とは、色や形、味などに違いが生まれます。これはわずかな違いですが、違和感や不安を感じる人もゼロではありませんので、当社では何が同じでどこが違うのか正確で詳細なデータを公開することが、信頼と安心につながるものと考え、この点についても積極的な取組みを行っております。
① 医薬品業界における位置づけ
後発医薬品メーカーとして国内売上最大手(注)2.であり、また自社開発した先発医薬品と後発品を併せ持つ、技術力と販売力を兼ね備えた医薬品メーカーです。幅広い品目構成を揃えていること、医薬品卸(注)3.におけるシェアが他の主要ジェネリック医薬品メーカーと比較(注)4.して高いこと等を特徴としています。
(注)2.「月刊ジェネリック」2013年夏期特別号 ジェネリック医薬品・製造販売ランキング(2013年度版)
(注)3.後発品主体ではなく広範囲に取り扱う総合医薬品卸
(注)4.公表されている他社資料との比較
② 開発体制
2009年6月に当社グループにおける開発部門を日医工開発本部に統合し、超品質(注)5.且つ高い利便性を求めて、迅速で時宜を得た開発体制を整えております。超品質を確保するためには開発段階から製造工程を考慮した製剤開発が必要不可欠となるため、治験薬生産用の製造設備を備えた製剤開発センターを2006年に建設しております。また、開発・品質管理・製造を一体として管理するための施設としてグローバル開発品質管理センター「Honeycomb棟」を2011年に建設し、原薬の選定から製剤設計・製造工程・品質管理における拠点としております。さらに、経営企画本部内のバイオシミラー開発部は、関連部署と一体的な運営を行いバイオシミラー開発のスピードアップ化を図るなど、製品開発や海外業務展開における連携迅速化を行う体制を整えております。
(注)5.当社独自の品質基準として、高品質を超える信頼のある品質を「超品質」としております。
③ 生産体制
当社は、増加する後発医薬品需要に備え、2010年に竣工した富山第一工場「Pentagon棟」の隣接地に、新たに「Pyramid棟」を建設し、2013年4月から稼動開始させております。愛知工場に建設した凍結乾燥注射製剤の製造ラインは、同じく2013年4月から稼動開始しております。
また、2012年3月にヤクハン製薬株式会社の株式を取得し子会社化しております。その後、2013年3月に株式の追加取得により完全子会社化し、安定的な供給と効率的な製造を行うことができる体制を整えております。
さらに、2014年4月にアステラス製薬株式会社の生産子会社であるアステラス ファーマ テック株式会社の富士工場を会社分割方式により承継し、当社の連結子会社「日医工ファーマテック株式会社」として事業を開始しております。
当社グループの富山、愛知、山形、埼玉、北海道、静岡の各工場では、剤形別製造機能の集約化を図り、効率的な設備投資を行うと共に、生産能力の向上も併せて実施し、市場拡大に対応できる生産体制を構築しております。
④ 営業体制
当社グループの医薬品は、約13万4千軒の医療機関で採用されているため、効率的で機能性の高い情報提供体制を構築しています。約280名のMR(注)6.による情報提供あるいは情報収集活動のみならず、医療機関などからのお問い合わせに対応するお客様サポートセンターや、当社ホームページでの製品情報の充実、安全性情報の迅速な伝達等、情報提供支援体制を強化しております。
また、全国への流通においては、受注当日中の出荷を基本とする3箇所の物流センターを備えて、医薬品卸の全国ネットワークを通じて安定的な納入体制を構築するとともに、医療機関の購入ニーズに柔軟に対応できるよう販売展開しております。
(注)6.医療機関への医薬品にかかる情報提供を担当する医薬情報担当者。Medical Representativeの略。
子会社の株式会社イーエムアイ並びに関連会社のアクティブファーマ株式会社、日医工サノフィ株式会社、Aprogen Inc.については、重要性が増したことから、当連結会計年度より持分法適用の範囲に含めております。
なお、当社グループの事業は単一セグメントであるため、セグメント別の記載を省略しております。
当社グループは、ジェネリック医薬品の製造及び販売を主力事業としており、医薬品卸への販売を通して、医療機関(病院、診療所、調剤薬局等)向けに供給しております。
医薬品には、病院や診療所で医師が発行する処方せんに基づいて処方される医療用医薬品と、処方せんを必要とせずに薬局や薬店で購入できる一般用医薬品とがあり、当社の売上高の99%以上は医療用医薬品によるものです。
さらに医療用医薬品は、先発医薬品(新薬)と、先発医薬品の特許が切れた後に製造承認を得る、同じ有効成分で、効能と安全性も先発品と同等の後発医薬品(ジェネリック医薬品(注)1.)に分けることが出来ます。
(注)1.ジェネリック医薬品について
後発医薬品であるジェネリック医薬品は、最初に開発された新薬のすぐれた働きを受け継いで生み出されます。ジェネリック医薬品は、新薬と同じ有効成分が同じ分量で含まれていますが、より飲みやすい薬にするため添加物や薬の形などを工夫して改良に努めているため、もとの新薬とは、色や形、味などに違いが生まれます。これはわずかな違いですが、違和感や不安を感じる人もゼロではありませんので、当社では何が同じでどこが違うのか正確で詳細なデータを公開することが、信頼と安心につながるものと考え、この点についても積極的な取組みを行っております。
① 医薬品業界における位置づけ
後発医薬品メーカーとして国内売上最大手(注)2.であり、また自社開発した先発医薬品と後発品を併せ持つ、技術力と販売力を兼ね備えた医薬品メーカーです。幅広い品目構成を揃えていること、医薬品卸(注)3.におけるシェアが他の主要ジェネリック医薬品メーカーと比較(注)4.して高いこと等を特徴としています。
(注)2.「月刊ジェネリック」2013年夏期特別号 ジェネリック医薬品・製造販売ランキング(2013年度版)
(注)3.後発品主体ではなく広範囲に取り扱う総合医薬品卸
(注)4.公表されている他社資料との比較
② 開発体制
2009年6月に当社グループにおける開発部門を日医工開発本部に統合し、超品質(注)5.且つ高い利便性を求めて、迅速で時宜を得た開発体制を整えております。超品質を確保するためには開発段階から製造工程を考慮した製剤開発が必要不可欠となるため、治験薬生産用の製造設備を備えた製剤開発センターを2006年に建設しております。また、開発・品質管理・製造を一体として管理するための施設としてグローバル開発品質管理センター「Honeycomb棟」を2011年に建設し、原薬の選定から製剤設計・製造工程・品質管理における拠点としております。さらに、経営企画本部内のバイオシミラー開発部は、関連部署と一体的な運営を行いバイオシミラー開発のスピードアップ化を図るなど、製品開発や海外業務展開における連携迅速化を行う体制を整えております。
(注)5.当社独自の品質基準として、高品質を超える信頼のある品質を「超品質」としております。
③ 生産体制
当社は、増加する後発医薬品需要に備え、2010年に竣工した富山第一工場「Pentagon棟」の隣接地に、新たに「Pyramid棟」を建設し、2013年4月から稼動開始させております。愛知工場に建設した凍結乾燥注射製剤の製造ラインは、同じく2013年4月から稼動開始しております。
また、2012年3月にヤクハン製薬株式会社の株式を取得し子会社化しております。その後、2013年3月に株式の追加取得により完全子会社化し、安定的な供給と効率的な製造を行うことができる体制を整えております。
さらに、2014年4月にアステラス製薬株式会社の生産子会社であるアステラス ファーマ テック株式会社の富士工場を会社分割方式により承継し、当社の連結子会社「日医工ファーマテック株式会社」として事業を開始しております。
当社グループの富山、愛知、山形、埼玉、北海道、静岡の各工場では、剤形別製造機能の集約化を図り、効率的な設備投資を行うと共に、生産能力の向上も併せて実施し、市場拡大に対応できる生産体制を構築しております。
④ 営業体制
当社グループの医薬品は、約13万4千軒の医療機関で採用されているため、効率的で機能性の高い情報提供体制を構築しています。約280名のMR(注)6.による情報提供あるいは情報収集活動のみならず、医療機関などからのお問い合わせに対応するお客様サポートセンターや、当社ホームページでの製品情報の充実、安全性情報の迅速な伝達等、情報提供支援体制を強化しております。
また、全国への流通においては、受注当日中の出荷を基本とする3箇所の物流センターを備えて、医薬品卸の全国ネットワークを通じて安定的な納入体制を構築するとともに、医療機関の購入ニーズに柔軟に対応できるよう販売展開しております。
(注)6.医療機関への医薬品にかかる情報提供を担当する医薬情報担当者。Medical Representativeの略。
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