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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S1003PXI

有価証券報告書抜粋 株式会社FPG 業績等の概要 (2014年9月期)


従業員の状況メニュー生産、受注及び販売の状況

(1) 業績
当連結会計年度における世界経済は、景気回復基調にあるものの、米国の金融緩和縮小による影響の懸念、新興国経済の減速懸念等もあり、先行きに不透明さも残っております。日本経済は、企業収益や雇用情勢の改善等がみられ、景気は緩やかに回復しているものの、海外経済の減速、消費税率の引き上げの影響等の景気下振れ懸念もあり、先行きに不透明さも残っております。
このような状況のもと、当社グループは、2013年9月期の有価証券報告書に掲げました中期経営計画に従い、各種施策の実施に努めました。
特に、当連結会計年度において、今後、拡大が見込まれる航空機リース市場において、オペレーティング・リース事業の案件組成機会を確実にとらえ、成長していくために、航空機リースマネジメント会社であるAMENTUM CAPITAL LIMITED(以下、「AMENTUM社」といいます。)と、資本業務提携を行いました。
また、2014年4月30日付で、投資運用業、投資助言・代理業の登録を行っている第一投資顧問株式会社(2014年7月1日付で株式会社FPG投資顧問に商号変更いたしました。)を子会社化し、投資顧問業へ進出いたしました。
さらに、機動的な資金調達が可能な、コミットメントライン契約、当座貸越契約等の総額を、前連結会計年度末の219.5億円から当連結会計年度末には450.0億円に増加させる等、資金調達力を向上させました。

売上高
(タックス・リース・アレンジメント事業)
オペレーティング・リース事業の案件組成につきましては、組成サポートを行う関連会社(FPG ASSET & INVESTMENT MANAGEMENT B.V.及びその100%子会社であるFPG ASSET & INVESTMENT MANAGEMENT ASIA PTE.LTD.並びにAMENTUM社)との連携推進による案件組成能力の強化を図り、航空機を対象としたリース事業の案件組成に注力しつつ、資金調達力の向上に伴う、積極的な案件組成を行った結果、関連会社の組成サポート案件が増加する等、オペレーティング・リース事業組成金額は、168,613百万円(前年度比71.4%増)と大幅増となりました。
出資金の販売につきましては、企業収益の改善、法人税率の引き下げ期待を背景に、業績好調な投資家からの需要が、強く推移しており、出資金販売額は、37,899百万円(前年度比47.9%増)となりました。
上記の結果、タックス・リース・アレンジメント事業の売上高は、5,444百万円(前年度比45.3%増)となりました。
(その他事業)
タックス・リース・アレンジメント事業以外のその他事業の売上高は、812百万円(前年度比206.1%増)となりました。このうち、証券事業の売上高は、316百万円(前年度は3百万円)、保険仲立人事業の売上高は、241百万円(前年度比39.3%増)、不動産関連事業の売上高は、157百万円(前年度比165.0%増)、当連結会計年度より開始した投資顧問事業の売上高は、82百万円となりました。
上記の結果、売上高は、6,257百万円(前年度比55.9%増)となりました。
売上原価
売上原価は、873百万円(前年度比45.3%増)となりました。
これは、主に、売上高増加に伴い、顧客紹介に係る手数料が増加したことによるものであります。
販売費及び一般管理費
販売費及び一般管理費は、1,922百万円(前年度比44.9%増)となりました。
当社グループは、業容拡大に伴い、また、今後の業績拡大を図るため、人材の採用等を積極的に進めており、各種費用負担も増加しております。2013年12月には、今後の業容拡大に伴う人員増加を見据え、本社オフィス(賃借)を移転し、執務面積の拡大等、本社機能を拡充しております。
上記の結果、人件費が、919百万円(前年度比29.2%増)、地代家賃が、318百万円(前年度比181.7%増)、その他の費用が、684百万円(前年度比36.3%増)となりました。
(注)人件費には、給料手当、賞与(引当金繰入額含む)、法定福利費、福利厚生費等の他、人材採用費を含めております。
営業利益
上記の結果、営業利益は、3,461百万円(前年度比66.1%増)となりました。
営業外収益/営業外費用
営業外収益は、主に投資家から収受している出資金の立替利息である受取利息200百万円(前年度比306.1%増)、組成用不動産に係る不動産賃貸料94百万円(前年度比519.6%増)等を計上したこと等により、341百万円(前年度比289.4%増)となりました。
営業外費用は、資金調達枠の拡大を伴うコミットメントライン契約の締結により、その契約締結時に発生する費用が増加したことから、支払手数料265百万円(前年度比72.7%増)を計上したこと、また、出資金の立替取得のための資金調達の増加に伴い、支払利息220百万円(前年度比315.2%増)を計上したこと等により、540百万円(前年度比155.7%増)となりました。
経常利益/当期純利益
上記の結果、経常利益は、3,263百万円(前年度比66.4%増)、法人税等を控除した当期純利益は1,988百万円(前年度比67.7%増)となりました。
セグメント別業績
セグメント別業績の概況は以下のとおりであります。
(単位:百万円)

セグメント
2013年9月期2014年9月期
売上高セグメント利益またはセグメント損失(△)売上高セグメント利益
FPG4,0092,0245,8583,115
FPG証券3△63 316143
その他-- 824
合計4,0121,9616,2573,263
(注)1.売上高は、セグメント間の内部売上高または振替高を消去しております。
2.セグメント利益または損失は、連結損益計算書の経常利益と調整を行っております。

(2) キャッシュ・フローの状況
当連結会計年度末の現金及び現金同等物(以下、「資金」という。)の残高は、前連結会計年度末に比べて252百万円増加し、4,092百万円となりました。各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は以下のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
税金等調整前当期純利益が増加した一方で、積極的な組成により、商品出資金及び組成用不動産が増加したこと等から、営業活動で使用した資金は13,024百万円(前期は、8,952百万円の資金支出)となりました。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
AMENTUM社及び株式会社FPG投資顧問の株式取得による支出に加え、新本社における内装設備の取得等により、投資活動において使用した資金は730百万円(前期は、敷金及び保証金の差入等により、426百万円の資金支出)となりました。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
2014年6月の公募増資及び第三者割当増資等による株式の発行による収入に加え、商品出資金及び組成用不動産の取得資金等のための借入金が増加したこと等から、財務活動から得られた資金は、14,000百万円(前期は、借入金の増加等により、11,230百万円の資金収入)となりました。

従業員の状況生産、受注及び販売の状況


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E24651] S1003PXI)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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