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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S10028I9

有価証券報告書抜粋 ネクセラファーマ株式会社 財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (2014年3月期)


研究開発活動メニュー株式の総数等

文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものです。
(1)重要な会計方針及び見積り
当社グループの重要な会計方針につきましては、「第5 経理の状況、1.連結財務諸表等、(1)連結財務諸表、連結財務諸表注記3.重要な会計方針」に記載のとおりです。

(2)当連結会計年度の経営成績の分析
当連結会計年度の経営成績及び分析は以下のとおりです。

連結経営成績
(単位:百万円)
前連結会計年度当連結会計年度前期比
売上収益1,9582,069110
売上総利益1,6331,818185
営業利益853756△97
当期利益9481,526577

(売上収益、売上総利益)
当連結会計年度の売上収益は、前連結会計年度と比べ5.7%増加し、2,069百万円となりました。主な内容はウルティブロの欧州及び日本における製造販売承認取得に伴うマイルストン及びロイヤリティ収入、シーブリのロイヤリティ収入、そしてノルレボ錠の販売収入等です。

(営業損益)
当連結会計年度の営業損益は、756百万円の利益となりました。前連結会計年度との差は、主に販売費及び一般管理費の増加によるものです。なお、販売費及び一般管理費の内訳については「研究開発費、販売費及び一般管理費の内訳」に記載のとおりです。

(当期損益)
当連結会計年度の当期損益は、1,526百万円の利益となりました。これは、Sosei R&D Ltd.の繰越欠損金等に係る繰延税金資産の回収可能性が認められたことにより繰延税金費用を△807百万円計上したことによるものです。なお、当会計処理は、シーブリ、ウルティブロのロイヤリティという安定した収入の発生が確実となったため、当連結会計年度より可能となったものです。



研究開発費、販売費及び一般管理費の内訳
(単位:百万円)
前連結会計年度当連結会計年度前期比
研究開発費22830576
販売費及び一般管理費606882275
(内訳)人件費365364△1
委託費96333237
その他14418339

(研究開発費、販売費及び一般管理費)
当連結会計年度の研究開発費は、前連結会計年度と比べ76百万円増加し305百万円となりました。これはナノ粉砕化技術の研究費用が増加したことよるものです。販売費及び一般管理費は、前連結会計年度と比べ275百万円増加し882百万円となりました。これは、委託費として新規事業の準備費用、特許維持費用、IFRS適用に伴うコンサルティング費用等が発生したことによるものです。

セグメント別の状況は以下のとおりです。

(国内医薬事業)
当連結会計年度における国内医薬事業の売上収益は、502百万円となりました。また営業損益は114百万円の営業損失となりました。前連結会計年度との差は、研究開発負担金収入の発生及び補助金収入の増加によるものです。

(海外医薬事業)
当連結会計年度における海外医薬事業の売上収益は、1,566百万円となりました。前連結会計年度との差は、主に外貨建てマイルストン収入の計上時の為替レート差及びロイヤリティ収入の増加によるものです。また、営業利益は973百万円となりました。

(3)資本の財源及び資金の流動性についての分析
財政状態及びキャッシュ・フローの状況
(単位:百万円)
前連結会計年度当連結会計年度前期比
資産8,61514,5825,966
営業活動によるキャッシュ・フロー985363△621
投資活動によるキャッシュ・フロー△185△315△129
財務活動によるキャッシュ・フロー904,3754,284

(資産)
当連結会計年度末の資産は14,582百万円で、前連結会計年度末と比べ5,966百万円の増加となりました。これは、当連結会計年度において資金調達を実施したこと等により、現金及び現金同等物が4,677百万円増加したことなどによるものです。

(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度の営業活動によるキャッシュ・フローは、税引前当期利益を737百万円計上したことなどにより363百万円の収入となりました。

(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度の投資活動によるキャッシュ・フローは、資産計上された開発費に関連する支出が304百万円あったことなどにより、315百万円の支出となりました。

(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度の財務活動によるキャッシュ・フローは、株式の発行による収入があったことにより、4,375百万円の収入となりました。

(4)経営戦略と見通し
医薬品開発事業は、①成功確率が極めて低く、②開発に長い期間を必要とし(開発品によって異なりますが、前臨床試験から承認・販売まで10年~15年程度かかると言われております。)、③多大な研究開発費を必要とする一方、一旦成功すれば高い収益が期待できる、ハイリスク・ハイリターン型のビジネスです。
当社グループは製品開発型のバイオ医薬品企業として、1999年に当該事業に参入いたしましたが、ベンチャー企業であるが故に一般の製薬企業に比べて相対的に経営資源に制約があり、取り得るリスク量にも限りがあることから、「リスクコントロール(リスク分散)」「経営の効率化」に主眼を置いて事業を展開しております。
具体的な戦略としては、「パイプライン戦略」「研究開発における提携関係の構築」等が挙げられますが、今後もこれらの基本戦略に変更はございません。
上記戦略の詳細につきましては、「第一部 企業情報、第1 企業の概況、3.事業の内容」に記載のとおりです。

(5)経営者の問題認識と今後の方針について
経営者の問題認識と今後の方針につきましては、「第一部 企業情報、第2 事業の状況、3.対処すべき課題」に記載のとおりです。

(6)経営成績に重要な影響を与える要因について
経営成績に重要な影響を与える要因につきましては、「第一部 企業情報、第2 事業の状況、4.事業等のリスク」に記載のとおりです。

研究開発活動株式の総数等


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E00981] S10028I9)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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