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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S1003JSL

有価証券報告書抜粋 株式会社ジー・スリーホールディングス 業績等の概要 (2014年8月期)


従業員の状況メニュー生産、受注及び販売の状況

(1)業績
当連結会計年度における我が国経済は、デフレ脱却を目指した財政金融政策の効果による円安、株高基調の中、企業業績は改善基調であるものの、消費税増税の影響による個人消費の落ち込みなど、景気の先行きについて不透明な状況が続いております。
当社グループを取り巻く環境といたしましては、当社の100%子会社である株式会社SBY(以下、SBY)が展開するビジネスアライアンス事業とコンセプトマーケティングショップ事業は、C2(13~19歳)及びF1(20~34歳)層の女性を主にターゲットとしております。当市場の多くは独身者であり時間のゆとりがあること、また、家族世帯者より自由に消費に使える金額が多いため、景気悪化の影響を受けにくく、かつ流行に敏感な市場でもあります。
このような環境のもと、当連結会計年度における売上高は1,510百万円(前期比3.7%増)となりましたが、営業利益は35百万円(前期比10.3%減)、経常利益は29百万円(前期比8.2%増)、当期純利益は11百万円(前期比72.3%減)となり、SBYが展開する事業が安定した収益を確保していることにより、利益は連続して黒字を達成することが出来ました。
なお、特別損失として本社移転に伴う事務所移転費用7百万円を計上しております。

当連結会計年度におけるセグメントの概況は以下のとおりであります。
(ビジネスアライアンス事業)
ビジネスアライアンス事業におきましては、独自に収集分析したトレンド情報を活用し、主にC2及びF1層の女性に向けて事業を展開している企業様を総合的にプロデュースするプラットフォームを提供しております。
当連結会計年度におけるビジネスアライアンス事業おける主な実績といたしましては、総合アパレルブランド「GROWZE LOS ANGELES」の大阪の心斎橋オーパ本館への出店に関するプロデュースを行いました。心斎橋は大阪を代表する繁華街の1つで、ファッションに敏感な女性が多く集まり、多くの集客を見込めるエリアとなっております。「GROWZE LOS ANGELES」の大阪展開の中心店の1つとして、売上を取れるようプロモーション等を行いました。
また、ビジネスアライアンス事業の新展開として女性向けの「美」と「健康」をテーマとした新ブランド「BIYOU SHUKAN(美容習慣)」を立ち上げました。新ブランド「BIYOU SHUKAN(美容習慣)」は「Society(社会)、Beauty(美しさ)、Yell(応援) ~ 今日より明日!キレイを楽しむ時間を応援します ~ 」を事業テーマとしており、20代後半から50代の現代女性に向けて“僅かな時間で充実した輝きを得ていく習慣”をサポートする、SBY として初のトータルケアブランドであり、全国のドラッグストア、バラエティストア、大型量販店、化粧品専門店等において展開を開始しております。さらに、SBY店舗でのマーケティングを元に開発した既存自社ブランドである「Diamond Beauty」「Diamond Lash」「Purish」の商品をアジア戦略として台湾・シンガポールの商業施設等へ卸売を行っており、台湾での取扱施設は100店舗超となりました。この結果、ビジネスアライアンス事業の売上高は923百万円、セグメント利益(営業利益)は171百万円となりました。

(コンセプトマーケティングショップ事業)
コンセプトマーケティングショップ事業におきましては、日本を代表する流行最先端都市「渋谷」=SBY(SHIBUYA)をブランドネームとし、その中核店舗は「アタラシモノ発見☆カフェ」をコンセプトにSHIBUYA109で運営しております。
当連結会計年度末時点においてSBYではコスメショップ「WoMANiA」を「SBY SHIBUYA109店」及び「WoMANiA梅田オーパ店」にて展開し、店舗数は直営店4店舗(渋谷、原宿、阿倍野、梅田)、FC店1店舗(町田)となるとともに、2014年9月26日にコスメショップ「WoMANiA」をアミュプラザ鹿児島本館内に出店いたしました。同事業は単なる店舗販売事業ではなく、最先端の情報が揃う店舗型の情報発信スペースであり、流行に敏感な女性の心を掴み、夢中にさせる総合エンターテインメントを追求することにより、SBYから生まれた情報・商品がメディアや流通等のインフラに乗り、全国へ/世界へ発信されております。
さらに同事業は、昨年7月に「TOKYO GIRLS COLLECTION(以下、TGC)」を企画運営する株式会社F1メディア(以下、F1メディア社)がもつTGCのブランド力・ノウハウをF1層市場において競争力を相互に補完し、事業のさらなる発展を目指すことを目的とし、F1メディア社と包括的な業務提携契約を締結しております。両社は海外での展開を目指しておりますが、F1メディア社との相互協力プロジェクトとして、5月にタイのバンコクでエンターテインメントコンテンツを集めたサブカルチャーイベント「Thailand Comic Con 2014(以下、コミコン)」に、日本のKAWAIIを代表する企業として出展いたしました。今回のコミコンへの出展は、重要国策であるクールジャパンの一翼を担うコンテンツとして、「日本のガールズカルチャーを世界へ」をテーマに、経済産業省、放送作家の鈴木おさむ氏、TGCの3者が総力をあげて取り組む「TOKYO GIRLS TOWN(以下、TGT)」プロジェクトの第一弾として、コミコンへのTGTブース出展が決定し、SBYが公式パートナーに選出されたものであります。当社では、今回の出展を海外戦略を計る上で絶好の機会と認識しており、世界の中でも高水準の経済成長が持続的に見込める東南アジアを最重要地域と位置付けております。東南アジアは、特に「日本のガールズカルチャー」への理解が深く、また世界のファッションブランドが凌ぎを削っている地域であり、経済発展とともにファッションに対する関心が飛躍的に高まっております。中でもタイは、経済成長著しいASEAN 諸国の中でも特に注目されており、東南アジアのほぼ中央に位置しているため、今後は流通の中心地になる見込みであります。また、生活水準の上昇と美容・衛生意識の高まりを背景に、日用品市場が急速に拡大しており、JETRO(日本貿易振興機構)の調べでは、タイの2012年の実質GDP成長率は6.5%となり、有望な市場となっております。今回のイベントを主催したKantana Group Public Company Limited.は、タイ証券取引所に上場しているタイ最大のメディア会社であり、タイにおいてメディア/芸能/IT/流通に絶大な影響力を持っているため、SBY としては本イベントを東南アジア諸国へのビジネスの足掛かりとして、国内・海外双方での事業展開に取り組んでまいります。
この結果、コンセプトマーケティングショップ事業の売上高は586百万円、セグメント利益(営業利益)は0百万円となりました。

(2)キャッシュ・フローの状況
当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末から42百万円減少し、68百万円となりました。
また、当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。

(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度において、営業活動の結果使用した資金は15百万円(前年同期は17百万円の資金の減少)となりました。
これは主に、税金等調整前当期純利益18百万円、のれんの償却額24百万円、仕入債務の増加額32百万円等の増加要因と、たな卸資産の増加額91百万円等の減少要因によるものであります。

(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度において、投資活動の結果使用した資金は208百万円(前年同期は68百万円の資金の減少)となりました。
これは主に、貸付による支出183百万円、有形固定資産の取得による支出13百万円、敷金及び保証金の差入による支出18百万円等の減少要因によるものであります。

(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度において、財務活動の結果得られた資金は182百万円(前年同期は93百万円の資金の増加)となりました。
これは主に、長期借入れによる収入105百万円、株式の発行による収入65百万円、短期借入金の増加額60百万円の増加要因と、長期借入金の返済による支出49百万円等の減少要因によるものであります。

従業員の状況生産、受注及び販売の状況


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E24998] S1003JSL)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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