有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S10028SD
ライト工業株式会社 研究開発活動 (2014年3月期)
経営上の重要な契約等メニュー財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析
研究開発は、市場動向、事業領域の拡大並びに各事業分野の問題点の解決等に対応するため、幅広く取り組んでおり、異業種、同業種、大学及び国土交通省・農林水産省等研究機関との共同開発も積極的に行っております。
なお、当連結会計年度の研究開発費は117百万円であり、主な研究開発事項は次のとおりであります。
(1)斜面・法面対策技術
① 既設盛土の耐震補強工法の開発
既設盛土の耐震補強に利用する繰返し注入型補強土工法(ロータスアンカー)と硬質地盤対応型のラディッシュアンカー工法を共同開発しました。本技術の開発で従来は施工の難しかった巨礫やコンクリート構造物等が含まれる盛土地盤へも適用が可能となりました。
② 複数同時緊張型アンカーリフトオフ試験
アンカーの挙動をリアルタイムでモニタリングできる「アンカーリフトオフ試験システム(LOT-6)」に改良を加え、複数のアンカーを同時に緊張管理できるシステムを開発しました。「既設アンカー緊張力モニタリングシステム Aki-Mos(アキモス)」と併用することでアンカーの荷重モニタリングをより早く、正確に行えるようになりました。
③ 老朽化した法面の補修・補強技術
老朽化した既設モルタル吹付を取り壊すことなく補修・補強することが可能なのリフレッシュ工法の開発・改良を継続して行っています。のリフレッシュ工法は斜面の風化やモルタルの劣化度合いに応じて5つのタイプから選択することができ、老朽化した法面を再生(リフレッシュ)可能な技術で全国各地で幅広く利用されています。
(2)地盤改良技術
① 長距離曲線削孔システムによる液状化対策
長距離曲線削孔を高精度に施工するシステム(D-ナビシステム)を浸透固化処理工法に適用し、滑走路直下を安全に液状化対策する技術を開発しました。削孔方向を自在に制御してリアルタイムに削孔位置の情報を検出でき、その信頼性の高さから羽田空港、福岡空港など国内の主要空港で採用されています。
② 大口径二軸式トルネード攪拌工法
φ1,600mm×2軸の大口径改良によるコストの縮減・工期の短縮が可能であることに加えて、曲がり羽根(トルネードウイング)を使用した攪拌機構により、高品質な改良体を実現した「大口径二軸式トルネード攪拌工法(RMT-MST工法)」を開発しました。継続的な改良・改善により実績は増加しています。
③ 変位抑制注入工法
軌道などの既設構造物への影響を最小限に抑えて浸透注入が行える、変位抑制注入工法(ノンアップ注入工法)を開発しました。
(3)コンクリート構造物の補修技術
① 空隙充填工法
トンネル覆工背面や河川護岸の背面に生じる空隙を充填する工法として、「液性可塑性グラウト材料による空隙充填工法(スピージーグラウト工法)」を開発しました。
② 水路補修工法
劣化した農業用水路等のコンクリート構造物を補修する「高性能モルタルによる水路補修工法(ハイパーモルタル工法)」に加え、より耐用年数の向上が可能な「水路パネル工法」に関する研究開発を継続的に行っています。
(4)耐震および液状化対策技術
① マンホールの浮き上がりを抑制する工法
「マンホールの浮き上がりを抑制する工法(ハットリング工法)」は、今後予想される巨大地震に備え、採用数が年々増加しておりますが、施工方法や部材について更なる改良・改善をしております。
② 薬液注入工による液状化対策技術
薬液注入工による液状化対策技術については、すでに多くの実績を有し、高い評価を受けておりますが、新しい注入材料や施工方法の改善・改良、省力化のための研究開発を継続的に行っています。
(5)農地等の放射性物質除染技術
福島第一原子力発電所の事故によって汚染された農地等の除染技術として開発した「表土削り取り・回収工法」は、農地等の土壌表層を固化し、薄く剥ぎ取る技術であります。なお、本工法は、農研機構農村工学研究所と共同開発したものです。
(6)土壌汚染対策技術
汚染土壌の原位置封じ込め対策として、多くの適用実績のある「環境配慮型遮水壁工法(エコクレイウォール工法)」において、使用材料の一部に天然ゼオライトを使用することにより、汚染物質に対する吸着能力を高める研究開発に取り組んでいます。特に、福島第一原子力発電所の事故によって発生した放射性物質の一つであるセシウムを対象汚染物質として実施しています。
なお、子会社においては、研究開発活動は特段行われておりません。
なお、当連結会計年度の研究開発費は117百万円であり、主な研究開発事項は次のとおりであります。
(1)斜面・法面対策技術
① 既設盛土の耐震補強工法の開発
既設盛土の耐震補強に利用する繰返し注入型補強土工法(ロータスアンカー)と硬質地盤対応型のラディッシュアンカー工法を共同開発しました。本技術の開発で従来は施工の難しかった巨礫やコンクリート構造物等が含まれる盛土地盤へも適用が可能となりました。
② 複数同時緊張型アンカーリフトオフ試験
アンカーの挙動をリアルタイムでモニタリングできる「アンカーリフトオフ試験システム(LOT-6)」に改良を加え、複数のアンカーを同時に緊張管理できるシステムを開発しました。「既設アンカー緊張力モニタリングシステム Aki-Mos(アキモス)」と併用することでアンカーの荷重モニタリングをより早く、正確に行えるようになりました。
③ 老朽化した法面の補修・補強技術
老朽化した既設モルタル吹付を取り壊すことなく補修・補強することが可能なのリフレッシュ工法の開発・改良を継続して行っています。のリフレッシュ工法は斜面の風化やモルタルの劣化度合いに応じて5つのタイプから選択することができ、老朽化した法面を再生(リフレッシュ)可能な技術で全国各地で幅広く利用されています。
(2)地盤改良技術
① 長距離曲線削孔システムによる液状化対策
長距離曲線削孔を高精度に施工するシステム(D-ナビシステム)を浸透固化処理工法に適用し、滑走路直下を安全に液状化対策する技術を開発しました。削孔方向を自在に制御してリアルタイムに削孔位置の情報を検出でき、その信頼性の高さから羽田空港、福岡空港など国内の主要空港で採用されています。
② 大口径二軸式トルネード攪拌工法
φ1,600mm×2軸の大口径改良によるコストの縮減・工期の短縮が可能であることに加えて、曲がり羽根(トルネードウイング)を使用した攪拌機構により、高品質な改良体を実現した「大口径二軸式トルネード攪拌工法(RMT-MST工法)」を開発しました。継続的な改良・改善により実績は増加しています。
③ 変位抑制注入工法
軌道などの既設構造物への影響を最小限に抑えて浸透注入が行える、変位抑制注入工法(ノンアップ注入工法)を開発しました。
(3)コンクリート構造物の補修技術
① 空隙充填工法
トンネル覆工背面や河川護岸の背面に生じる空隙を充填する工法として、「液性可塑性グラウト材料による空隙充填工法(スピージーグラウト工法)」を開発しました。
② 水路補修工法
劣化した農業用水路等のコンクリート構造物を補修する「高性能モルタルによる水路補修工法(ハイパーモルタル工法)」に加え、より耐用年数の向上が可能な「水路パネル工法」に関する研究開発を継続的に行っています。
(4)耐震および液状化対策技術
① マンホールの浮き上がりを抑制する工法
「マンホールの浮き上がりを抑制する工法(ハットリング工法)」は、今後予想される巨大地震に備え、採用数が年々増加しておりますが、施工方法や部材について更なる改良・改善をしております。
② 薬液注入工による液状化対策技術
薬液注入工による液状化対策技術については、すでに多くの実績を有し、高い評価を受けておりますが、新しい注入材料や施工方法の改善・改良、省力化のための研究開発を継続的に行っています。
(5)農地等の放射性物質除染技術
福島第一原子力発電所の事故によって汚染された農地等の除染技術として開発した「表土削り取り・回収工法」は、農地等の土壌表層を固化し、薄く剥ぎ取る技術であります。なお、本工法は、農研機構農村工学研究所と共同開発したものです。
(6)土壌汚染対策技術
汚染土壌の原位置封じ込め対策として、多くの適用実績のある「環境配慮型遮水壁工法(エコクレイウォール工法)」において、使用材料の一部に天然ゼオライトを使用することにより、汚染物質に対する吸着能力を高める研究開発に取り組んでいます。特に、福島第一原子力発電所の事故によって発生した放射性物質の一つであるセシウムを対象汚染物質として実施しています。
なお、子会社においては、研究開発活動は特段行われておりません。
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ご利用にあたっては、こちらもご覧ください。「ご利用規約」「どんぶり会計β版について」。
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