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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S1002CJS

有価証券報告書抜粋 株式会社TOKAIホールディングス 業績等の概要 (2014年3月期)


従業員の状況メニュー生産、受注及び販売の状況

(1) 業績
当連結会計年度におけるわが国経済は、前連結会計年度までの景気低迷状態から緩やかに回復してきており、個人消費も堅調に推移し、企業収益や雇用情勢についても改善がみられました。
このような状況のもと、2011年5月に発表した中期経営計画(Innovation Plan 2013(以下「IP13」という))の締め括りの年度として、顧客獲得並びに組織の効率的な運営に取り組んでまいりました。
その結果、当連結会計年度における売上高は188,987百万円(前連結会計年度比4.0%増)と増加しました。一方、アクア事業において、将来の成長に向けて戦略的に費用を投じたことや、液化石油ガス事業において、猛暑により使用量が減少したこと、円安の影響により仕入コストが増加したこと等から、営業利益は7,392百万円(同17.3%減)、経常利益は7,013百万円(同13.0%減)、当期純利益は2,598百万円(同15.8%減)となりました。
なお、当社グループの当連結会計年度末における継続取引顧客件数は、ブロードバンド事業並びにアクア事業において、新規顧客の獲得が順調だったことから、前連結会計年度末に比べ、73千件増加し2,519千件となりました。
また、お客様満足度の向上を目指して開始した総合会員サービス制度「TLC会員サービス」は、2012年12月に開始してから1年余りが経過し、当連結会計年度末において、306千件のお客様にご加入頂きました。今後は、更なる利便性向上を目指して、より一層のサービス充実に努めてまいります。
セグメントごとの業績は、次のとおりであります。
なお、当連結会計年度より、従来「ガス及び石油」に含めていた「アクア」を、報告セグメントとして記載する方法に変更しております。以下の業績については、前連結会計年度の数値を変更後のセグメント区分に組み替えて比較しております。

(ガス及び石油)
液化石油ガス事業につきましては、需要家件数が575千件と減少傾向に歯止めが掛かりました。一方、夏場の猛暑により使用量が減少したこと等により、液化石油ガスの販売数量は前連結会計年度を下回りました。売上高は、仕入価格の上昇を販売価格に転嫁したこと等により、増加しました。
都市ガス事業につきましては、ガス販売数量は前連結会計年度並となりましたが、原料費調整制度による販売単価の上昇などにより、売上高が増加しました。なお、需要家件数は、前連結会計年度並の53千件となりました。
これらの結果、当セグメントの売上高は97,229百万円(同2.9%増)と増加しましたが、営業利益は仕入コストの上昇等により、4,520百万円(同13.1%減)となりました。

(建築及び不動産)
建築及び不動産事業につきましては、店舗等の新築工事、設備機器の販売、総合リフォーム等の受注が好調に推移したことに加え、静岡市の「呉服町タワー」をはじめ、マンション販売も順調に推移しました。
これらの結果、当セグメントの売上高は19,245百万円(同22.1%増)、営業利益は926百万円(同342.3%増)と大幅な増収増益となりました。

(CATV)
CATV事業につきましては、大手通信事業者との競合が激化、放送サービスの顧客件数が前連結会計年度末から3千件減少、502千件となりました。一方、バンドル化の推進、長期継続約束割引の導入による顧客囲い込みが奏功し、通信サービスの顧客件数が前連結会計年度末から5千件増加して191千件(CATV-FTTH134千件、CATVインターネット58千件)となりました。これらにより、当セグメントの売上高は24,187百万円(同1.7%増)、営業利益は973百万円(同126.5%増)と増収増益となりました。


(情報及び通信サービス)
ブロードバンド事業につきましては、大手家電量販店やFTTHキャリア事業者と提携したFTTHの新規顧客獲得が、引続き順調に推移し、顧客件数は前連結会計年度末から36千件増加し、840千件となりました。また、2013年4月に岡山データセンターを開設し、西日本エリアにおいて、クラウドサービスを中心とした情報通信サービスを開始しました。
これらの結果、当セグメントの売上高は38,803百万円(同0.8%増)と微増となりましたが、家電量販店における顧客獲得コスト負担が膨らみ、営業利益は3,049百万円(同18.6%減)となりました。

(アクア)
アクア事業につきましては、2013年5月より関東エリアに本格的に参入しました。これを機に、宅配水ワンウェイサービスのブランド名を「おいしい水の贈りもの うるのん」に改めるとともに、子育て主婦層を主たるターゲットとして、「ドラえもん」をイメージキャラクターに起用し、新しいブランドの浸透に努めてきました。また、大型商業施設や家電量販店での店頭催事販売、液化石油ガス直販ルートでのアプローチの両面から、Face to Faceの営業に取り組んだ結果、顧客件数は前連結会計年度末から21千件増加し、122千件となりました。これらの結果、当セグメントの売上高は4,378百万円(同16.7%増)となりましたが、一方で、関東エリアでの顧客獲得推進を図るため、獲得体制の強化に戦略的な販促費用を投じたこと等により、営業損失を2,107百万円(前連結会計年度は1,029百万円の損失)計上しました。

(その他)
介護事業につきましては、2013年8月に、3施設目となる「リフレア清水村松(デイサービス施設)」、2014年3月に、4施設目となる「リフレア草薙(デイサービス施設)」をいずれも静岡市に開設しました。各施設とも、利用者数は順調に推移しております。婚礼催事事業につきましても、婚礼挙式組数は順調に増加しました。一方、船舶修繕事業は、受注の遅れ等により減収となりました。
これらの結果、当セグメントの売上高は5,142百万円(同4.3%減)、営業損失は10百万円(前連結会計年度は17百万円の損失)となりました。

(2) キャッシュ・フロー
当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」といいます。)は、前連結会計年度末から965百万円減少し3,150百万円となりました。
当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動により得られた資金は22,806百万円となりました。これは主として、税金等調整前当期純利益、非資金項目の減価償却費及びのれん償却額があったこと等によるものであります。一方で、法人税等の支払や、売上債権の増加による資金の減少がありました。
また、前連結会計年度に比べ、売上債権の増減による影響があったこと等により、2,907百万円の減少となりました。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果使用した資金は9,664百万円となりました。これは主として、有形及び無形固定資産の取得による支出によるものであります。
また、前連結会計年度に比べ、有形及び無形固定資産による支出が減少したこと等により、318百万円の増加となりました。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果使用した資金は14,125百万円となりました。これは主として、前連結会計年度に引続き有利子負債の削減に努めたこと等によるものであり、前連結会計年度並(前連結会計年度は14,051百万円使用)となりました。

従業員の状況生産、受注及び販売の状況


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E25165] S1002CJS)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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