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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S1002213

有価証券報告書抜粋 株式会社ゲームカード・ジョイコホールディングス 業績等の概要 (2014年3月期)


従業員の状況メニュー生産、受注及び販売の状況

(1) 業績

当連結会計年度におけるわが国の経済環境は、政府・日銀による経済・金融政策の効果による円安・株高が進行し、企業収益に改善の動きが見られるなど、緩やかな回復基調で推移しました。その一方で、海外、とりわけ新興国経済の減速、原材料価格の上昇や、消費税増税による個人消費の低迷などが懸念され、先行きに対する不透明感は払拭されていません。
当社グループが事業を展開しております遊技業界においては、娯楽の多様化による若者の遊技人口減少、低玉貸し営業の定着による4円パチンコの不振等により、パチンコホールの経営環境は依然として厳しい状況が続いております。
このような状況の中、パチンコホールは、投資全般としては慎重な姿勢が見られますが、収益力・集客力の向上につながりうる投資に対しては、相応のニーズが見受けられ、利便性が高く、コスト低減化に寄与する「各台計数システム」の販売は比較的堅調に伸びております。しかしながら新規に出店する店舗数が減少していることや、2014年4月に実施予定の消費税増税に対する対応を見極めるホールが数多く見受けられたことから、案件数が減少し、競合各社との獲得競争は一層熾烈なものになっております。
当社グループでは昨年末に、主力商品であるパチンコ用各台計数機能付カードユニット「B∞LEX(ビーレックス)」にフルカラー5インチ液晶を搭載した新機種「B∞LEX-E(ビーレックスイー)」を市場投入いたしました。お客様の評価も高く、発売開始して4ヶ月足らずで1万台を出荷しております。この新商品を含むB∞LEXシリーズの販売が堅調に推移したことに加え、市場環境を考慮し研究開発を次期に繰り越したため、結果、販管費が減少したことにより、業績は当初の計画を上回る結果となりました。一方、前連結会計年度比では、加盟店舗数・機器販売台数の減少、価格競争の激化による販売単価の減少により、売上高、利益とも前年同期を下回る結果となりました。
以上のことから、当連結会計年度における売上高は34,192百万円(前年同期比13.5%減)、営業利益は1,764百万円(同33.9%減)、経常利益は1,849百万円(同31.3%減)、当期純利益は900百万円(同43.7%減)となりました。

販売品目別の業績概況は、次のとおりであります。
機器売上高は、18,506百万円(前年同期比17.0%減)となりました。
カード収入高は、4,854百万円(同13.1%減)となりました。
システム使用料収入は、10,409百万円(同7.3%減)となりました。
その他の収入は、422百万円(同2.3%減)となりました。


(2) キャッシュ・フローの状況

当連結会計年度末における現金及び現金同等物の残高は前連結会計年度末と比べて1,290百万円増加し18,022百万円となりました。
当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動によるキャッシュ・フローは4,631百万円の増加(前年同期比477百万円の減少)となりました。主な増加要因は税金等調整前当期純利益1,611百万円、減価償却費2,053百万円、売上債権の減少額1,504百万円及び未払金の増加額1,096百万円であります。一方、主な減少要因は法人税等の支払額1,650百万円、未収入金の増加額842百万円及び仕入債務の減少額599百万円であります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動によるキャッシュ・フローは1,146百万円の減少(前年同期比2,280百万円の減少)となりました。主な増加要因は有価証券の償還による収入21,500百万円であります。一方、主な減少要因は有価証券の取得による支出20,496百万円及び発行保証金信託の取得による支出1,521百万円であります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動によるキャッシュ・フローは2,194百万円の減少(前年同期比165百万円の増加)となりました。減少要因はファイナンス・リース債務の返済による支出1,339百万円及び配当金の支払額855百万円であります。

従業員の状況生産、受注及び販売の状況


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