シェア: facebook でシェア twitter でシェア google+ でシェア

有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S100DJLO

有価証券報告書抜粋 株式会社エーアイ 研究開発活動 (2018年3月期)


経営上の重要な契約等メニュー株式の総数等

当事業年度の研究開発活動は、「音声技術で拓く21世紀の文化 ~音声技術の応用開発・サービス化を通じて、音声情報の新しい文化を創出し、生活文化の向上に貢献する。~」を企業理念に掲げ、「より高品質な製品」を開発すべく、研究を日々積み重ねております。
2018年3月31日現在の研究開発体制は7名となっており、当事業年度における当社の支出した研究開発費の総額は64,360千円であります。
なお、当社は音声合成事業の単一セグメントであるため、セグメント別の記載は省略しております。

研究活動の状況は、大きく、言語処理部と音声処理部に分かれており、以下の研究開発活動を行いました。

日本語解析処理において、以下の点を改善し、日本語解析精度を向上しました。
①形態素解析器をChasenからMeCabへ更新を行い、精度向上を図りました。
②ポーズおよび境界位置推定手法の改良により、ポーズ挿入位置を改善し合成音声の聞きやすさの向上を図りまし
た。また、副次アクセント付与ルールの整備を実施致しました。
③定期的に新語を辞書に追加登録する枠組みを構築しました。また、専門の知識が無くても言語辞書の単語登録が
できるツールの構築を行いました。

新しい音声合成エンジンの開発を進めるにあたり、以下の活動を行いました。
①今後利用が広がると予想されるマンマシンインタフェース向けに、対話向けDBの作成を行いました。
②合成音声の高品質化を目的に、次世代音声合成として注目されているDNN音声合成エンジンのプロトタイプの作
成を行いました。実用化に向けて更なる品質の向上、高速化を行う予定です。
③音声のDNN技術の商用展開の1つとして、感情向け声質変換技術を開発しました。この技術により、従来より少
ない収録量で、滑らかに変化する感情音声の生成が可能になりました。

既存エンジンのブラッシュアップにあたり、以下の活動を行いました。
①音声DBに副次アクセントを付与することで、合成音声の自然性向上を行いました。
②カスタム音声辞書作成のため、収録原稿の最適化を進めました。

また、今後の事業展開において、多言語音声合成エンジンがテーマのひとつとなっており、他社の音声合成エンジ
ンについて調査を行いました。

経営上の重要な契約等株式の総数等


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E34052] S100DJLO)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
ご利用にあたっては、こちらもご覧ください。「ご利用規約」「どんぶり会計β版について」。