シェア: facebook でシェア twitter でシェア google+ でシェア

有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S10023T7

有価証券報告書抜粋 ダイニック株式会社 業績等の概要 (2014年3月期)


従業員の状況メニュー生産、受注及び販売の状況

(1) 業績

当連結会計年度におけるわが国経済は、政府の経済政策を背景に円安・株高が進行し、公共投資の増加等により企業収益に改善の兆しが見られ、景気は緩やかな回復の傾向にあります。一方で、原材料価格の上昇、消費税率引き上げ前の駆け込み需要の反動による消費の落ち込みも懸念され、本格的な景気回復には時間がかかるものと思われます。
このような状況のもと、当社グループにおきましては、省エネ対策を含めたコスト削減による原価低減につとめ、引き続き収益改善への取り組みを継続してまいりました。
その結果、当連結会計年度の売上高は41,077百万円(前年度比2.9%増)となりました。利益面につきましては、営業利益が1,204百万円(前年度比8.1%減)、経常利益が1,221百万円(前年度比7.5%減)となりました。また、台湾科楽史工業股份有限公司の製品製造事業からの撤退を柱とする事業縮小に伴う事業整理損548百万円と2014年2月の記録的な大雪により当社埼玉工場の一部建屋が倒壊したことに伴う災害による損失101百万円を特別損失に計上したことなどから、当期純利益は512百万円(前年度比40.4%減)となりました。

セグメントの業績を示すと次のとおりであります。
なお、セグメントの売上高には、セグメント間の内部売上高又は振替高が含まれております。

①印刷情報関連事業
印刷被写体においては、書籍装幀用クロスは出版市場が縮小するなか、大型企画も減少しており前年度比減となりましたが、文具用途のビニールクロスは輸出を中心に堅調に推移し前年度比増となりました。
産業用の品質表示用ラベルは、国内外ともに堅調に推移し前年度比増となりました。
印刷用フィルムは、自動販売機用途が堅調に推移し前年度比増となりました。
印字媒体においては、ラベル等の印字用熱転写リボンは、食品・医療関連が好調に推移し前年度比増となりました。
その他では、有機EL用水分除去シートは、国内海外ともに堅調に推移し、前年度比増となりました。
その結果、当セグメントの売上高は17,148百万円(前年度比3.0%増)、営業利益は為替の影響が大きく1,155百万円(前年度比17.6%増)となりました。

②住生活環境関連事業
壁装材は、消費税増税前の駆け込み受注もあり、戸建住宅向けを中心に売上を伸ばし、前年度比増となりました。
不織布は、後半に自動車用フィルター材の落ち込みがあったことに加えて、2月の大雪により埼玉工場の一部建屋が倒壊したことで、一部の商品が生産出来ない状況となり大きく売上を落としました。
産業用ターポリンは、復興関連及び樹脂運搬用コンテナと鉄道関連用途が堅調に推移し前年度比増となりました。
その結果、当セグメントの売上高は12,859百万円(前年度比2.8%増)、営業利益は616百万円(前年度比6.7%減)となりました。

③包材関連事業
食品包材・蓋材は、海外からの受注は堅調であったものの、国内販売は低調に推移し前年度比で若干の減となりました。
医療用パップ剤用フィルム加工は前年度比で大幅な売上減となりました。
その結果、当セグメントの売上高は5,952百万円(前年度比6.2%減)、営業利益は217百万円(前年度比27.1%減)となりました。


④その他
ファンシー商品は、ノート・スケジュール帳等が好調で前年度比増となりました。
衣料用途接着芯地は海外を中心に堅調に推移し、前年度比増となりました。
商品等運送・保管では、当社グループ以外での売上比率を高め前年度比増となりました。
その結果、売上高は6,468百万円(前年度比11.1%増)、営業利益は370百万円(前年度比18.5%減)となりました。

(2) キャッシュ・フローの状況

当連結会計年度における現金及び現金同等物は2,614百万円と前年同期と比べて26百万円(1.0%)の増加となりました。
営業活動によるキャッシュ・フロー
営業活動によるキャッシュ・フローは、税金等調整前当期純利益747百万円、減価償却費898百万円、売上債権の減少1,020百万円、仕入債務の減少1,510百万円等により544百万円の収入となり、前年同期と比べて1,571百万円の収入の減少となりました。
投資活動によるキャッシュ・フロー
投資活動によるキャッシュ・フローは、有形固定資産の取得による支出901百万円、投資不動産の取得による支出172百万円、投資有価証券の売却による収入483百万円等をあわせて694百万円の支出となり、前年同期と比べて749百万円の支出の減少となりました。
財務活動によるキャッシュ・フロー
財務活動によるキャッシュ・フローは、短期借入金の純増加898百万円、長期借入金の純減少693百万円等をあわせて58百万円の収入(前年同期852百万円の支出)となりました。

従業員の状況生産、受注及び販売の状況


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E00996] S10023T7)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
ご利用にあたっては、こちらもご覧ください。「ご利用規約」「どんぶり会計β版について」。