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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S10046PG

有価証券報告書抜粋 北興化学工業株式会社 業績等の概要 (2014年11月期)


従業員の状況メニュー生産、受注及び販売の状況

(1) 業績

当連結会計年度におけるわが国経済は、前年度からの緩やかな景気回復基調の流れをうけ、年初は堅調に推移しました。しかしながら消費税率引上げ後は、駆け込み需要の反動や個人消費の回復遅れなどによりGDP(国内総生産)の伸び率がマイナスに転じました。また、アメリカの景気回復と日銀の更なる金融緩和によって、急速に円安が進んだことにより、輸入原材料価格が上昇したことから、その影響が懸念されること、さらには、ヨーロッパ経済の低迷や新興国経済の減速リスクなど、景気の先行きは依然として不透明な状況にあります。
国内農業を取り巻く環境は、農業従事者の高齢化、後継者不足や耕作放棄地の増加など、引き続き厳しい状況にあります。政府は、これらの構造的な課題を解決するため、担い手への農地利用の集積・集約化、経営所得安定などを骨子とした「農林水産業・地域の活力創造プラン」を策定し、「強い農業」育成のための政策を順次進めようとしているところです。
このような状況のもと、農薬事業におきましては新製品の普及拡販、ファインケミカル事業におきましては樹脂添加剤などの販売促進並びに新規受注の獲得に努めた結果、当連結会計年度における当社グループの売上高は424億1千6百万円(前期比36億2千1百万円の増加、同9.3%増)となりました。
利益面では、売上高が大幅に増加したことにより、営業利益は19億8千4百万円(前期比14億5千6百万円の増加、同275.5%増)、経常利益は17億9千万円(前期比9億8千9百万円の増加、同123.4%増)となりました。当期純利益につきましては、グループ子会社の事業改革による特別損失の増加や利益増加に伴う税金費用の増加により、9億9千7百万円(前期比5億1千万円の増加、同104.7%増)となりました。

報告セグメント別の概況は以下のとおりです。

〔農薬事業〕
農薬製品の国内販売は、新製品を投入した水稲用除草剤分野、水稲育苗箱処理剤分野などの主力製品の出荷が増加したことにより増収となりました。利益面におきましては、売上高の増加や製造コストの削減などにより増益となりました。この結果、本セグメントの売上高は288億3千6百万円(前期比10億5千3百万円の増加、同3.8%増)、営業利益は8億1千2百万円(前期比5億9千7百万円の増加、同277.6%増)となりました。

〔ファインケミカル事業〕
ファインケミカル製品の販売は、主要分野である樹脂添加剤、医農薬中間体、電子材料原料や新規受託製品の受注が好調に推移したことにより、大幅な増収となりました。利益面におきましては、円安に伴う輸入原材料価格の上昇の影響はありましたが、売上高の大幅な増加により増益となりました。この結果、本セグメントの売上高は135億9百万円(前期比26億1千4百万円の増加、同24.0%増)、営業利益は11億6千2百万円(前期比8億6千7百万円の増加、同293.4%増)となりました。


なお、当連結会計年度より、セグメント利益の算定にあたり全社費用の配賦方法を見直しております。これは、当期に新基幹システムを導入したことに伴い、業績管理方法の見直しを行った結果、従来配賦不能費用としていた全社費用を各セグメントに配賦することとしたものであります。この変更に伴い、前年同期のセグメント利益につきましても変更後の算定方法に組替えております。

(2) キャッシュ・フロー

(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度の営業活動によるキャッシュ・フローは、33億3千6百万円の収入超過(前期は35億3千3百万円の収入超過)となりました。これは主に、税金等調整前当期純利益の増加によるものです。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度の投資活動によるキャッシュ・フローは、10億9千6百万円の支出超過(前期は15億4千1百万円の支出超過)となりました。これは主に、有形固定資産および無形固定資産の取得によるものです。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度の財務活動によるキャッシュ・フローは、19億3百万円の支出超過(前期は22億6千5百万円の支出超過)となりました。これは主に、短期借入金の減少および長期借入金の返済による支出によるものです。
(現金及び現金同等物の期末残高)
当連結会計年度の現金及び現金同等物の期末残高は期首残高より5億5千5百万円増加し、15億7千7百万円となりました。

従業員の状況生産、受注及び販売の状況


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