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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S100IWZD (EDINETへの外部リンク)

有価証券報告書抜粋 木村工機株式会社 研究開発活動 (2020年3月期)


事業等のリスクメニュー株式の総数等

当社における研究開発活動は、技術開発部門が主体となり、分野・用途毎に多様性のある空調ニーズに対し、先進的で付加価値の高い空調システム機器の開発を推進しており、以下の開発テーマを主な活動指針といたしております。
なお、当社は空調システム機器の開発・製造・販売の単一セグメントであるため、セグメント情報に関連付けた記載は省略しております。
・人の健康を支える良質な衛生環境を提供する製品開発
・快適性や生産性向上に繋がる高品質環境を提供する製品開発
・空調システム全体における省エネを実現する製品開発
・施工性や利便性が高く設備コスト低減に繋がる製品開発
・機能性、拡張性の高い自動制御機器の開発
また、大学の研究室、顧客情報を集約する営業推進部門などとの連携により、製品、部品の開発に繋げています。

当事業年度における新製品開発としましては、「空冷ヒートポンプ(HP)式恒温恒湿用外調機」をリリースいたしました。室内の温度と湿度を一定の範囲に保つことができる空間のことを恒温恒湿と呼び、様々な生産プロセスにおける品質を支えております。
しかしながら、この様な環境の構築には専門的な知識や経験と多額な設備投資が必要とされており、また、高い精度を維持するためには換気に必要な導入外気の温湿度をしっかりとコントロールする事も大切になります。
本製品開発では、一体型で冷媒配管施工の要らないヒートポンプ式外調機をベースに蒸気加湿やヒーター回路(除湿後の再熱、着霜時の補助加熱)も備えたオールインワン設計として、設備設計・施工上の負担を限りなく減らす工夫を図っております。さらに2つの冷媒回路を搭載したツインサイクル構造で、省エネ運転や万一のバックアップを図りながら、安定した温湿度制御を実現しております。
このほか冷温水を熱源とする空調機におきまして、従来製品に対し自動制御盤や少水量&低負荷対応熱交換器を搭載した「冷温水式大温度差エアハンドリングユニット」「冷温水式大温度差ファンコイルユニット」を新たにリリースいたしました。人手不足により省力化が求められる設備工事の軽減に繋がるほか、年間を通じて発生時間の多い低負荷運転時の省エネにも寄与することができると考えております。

今後も、柔軟な発想と技術で環境にやさしい製品・部品作りを追求し、社会に貢献してまいります。
なお、当事業年度における研究開発費は、110,135千円であります。

事業等のリスク株式の総数等


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E35449] S100IWZD)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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