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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S10027Y8

有価証券報告書抜粋 曽田香料株式会社 業績等の概要 (2014年3月期)


従業員の状況メニュー生産、受注及び販売の状況

(1)業績
当連結会計年度のわが国経済は、政府の各種経済政策や日銀の金融政策による円安・株高の影響などから、企業収益の改善や個人消費の持ち直し、設備投資の回復など、緩やかな回復を続けてきました。しかしながら、足元では、消費増税の影響で日本経済は一時的に落ち込んでおります。今後海外経済の回復と円安を背景とした輸出の増加や公共投資の実施などにより、徐々に景気が回復していくことが期待されますが、中国経済の停滞やウクライナ情勢の世界経済への影響などが懸念され、企業の経営環境は不透明な状況にあります。
香料ユーザーの製品市場においては、消費者の低価格志向を背景とした製品価格の低下とコンビニコーヒーに代表される新たな競合品の台頭などの競争激化に加え、主要購買層である若年層の減少等もあり、国内香料市場は依然として厳しい状況にあります。
このような状況下、当社グループは収益改善に努め、生産・販売・研究・開発が一体となって、製品開発における顧客ニーズへの対応力を強化してまいりました。
この結果、当連結会計年度の売上高につきましては、調合香料事業は前年比減収となりましたが、合成香料・ケミカル事業が前年と比較して増収となり、中国市場を主力とする海外事業も大幅な増収となったことにより、売上高は前連結会計年度比 8.3%増加して15,744百万円となりました。
利益につきましては、海外事業の増収や合成香料の輸出採算の改善等により、営業利益は1,767百万円(前連結会計年度比 64.1%増)、経常利益は1,790百万円(同 67.7%増)となり、当期純利益は1,020百万円(同 66.1%増)となりました。

主要なセグメントの売上高につきましては、国内事業のうち、フレグランスとフレーバーの調合香料事業は、第1四半期の天候不順の影響等によりフレーバーが減少し、前期比1.6%減の7,594百万円となりました。合成香料・ケミカル事業は、輸出が中心である合成香料の売上高が、取扱い商品が減少したことにより減収となりましたが、ケミカル製品が出荷増による増収となったことにより、前期比2.7%増の4,316百万円となりました。また、海外事業は主力の中国市場が回復し大幅増収となったことにより、前期比79.8%増の2,493百万円となりました。

(2)キャッシュ・フローの状況
当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末と比較して、88百万円増加し、6,777百万円となりました。
当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果得られた資金は1,703百万円(前連結会計年度比 81百万円の減少)となりました。これは主に、税金等調整前当期純利益が1,742百万円、減価償却費が491百万円、法人税等の支払額が312百万円となったこと等によるものです。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果使用した資金は1,679百万円(同 1,229百万円の支出増)となりました。これは主に、有形固定資産の取得による支出(1,230百万円)及び無形固定資産の取得による支出(351百万円)によるものです。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果使用した資金は 178百万円(同 238百万円の支出増)となりました。これは主に配当金の支払い(178百万円)によるものです。

従業員の状況生産、受注及び販売の状況


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E01043] S10027Y8)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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