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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S1002CM6

有価証券報告書抜粋 小林製薬株式会社 業績等の概要 (2014年3月期)


従業員の状況メニュー生産、受注及び販売の状況

(1)業績
当連結会計年度のわが国の経済は、政府による金融・財政政策に対する期待感から円安や株価の上昇など回復の兆しが見られるものの、雇用環境や所得の改善は限定的であることから個人消費は依然厳しく、先行き不透明な状況で推移いたしました。
そうした状況のなか、当社グループは「“あったらいいな”をカタチにする」をブランドスローガンに、お客様のニーズを満たす新製品の発売や、既存製品の育成、今後の成長事業への投資に努めてまいりました。
その結果、売上高は127,293百万円(前連結会計年度比4.7%増)、営業利益は18,122百万円(同7.2%増)、経常利益は18,769百万円(同0.5%増)、当期純利益は12,307百万円(同1.1%増)となりました。

セグメントの業績の概要は次のとおりであります。

家庭用品製造販売事業
当事業では、当連結会計年度において39品目の新製品を発売いたしました。なかでも、除菌処方の水洗トイレ用芳香洗浄剤「液体ブルーレットおくだけ除菌EX」、愛犬家用芳香消臭剤「消臭元 いぬのきもち」などが売上に貢献しました。
既存製品では、口腔衛生品では歯間清掃具「糸ようじ」「やわらか歯間ブラシ」や歯槽膿漏を予防する薬用ハミガキ「生葉」、衛生雑貨品ではシミを防ぐスキンケア製品「ケシミン」、芳香消臭剤ではインテリアフレグランス「消臭元 香るStick」や水洗トイレ用芳香洗浄剤「ブルーレット」、家庭雑貨品ではパイプクリーナー「かんたん洗浄丸」、食品では健康茶「小林製薬の杜仲茶」が好調に推移しました。さらに東南アジア・米国などで販売している衛生雑貨品の額用冷却シート「熱さまシート」、米国で販売しているカイロが順調に売上を伸ばしました。
その結果、売上高は117,172百万円(前連結会計年度比5.7%増)、セグメント利益(経常利益)は16,239百万円(同2.3%増)となりました。営業利益は17,067百万円(同6.4%増)となりました。なお、当事業のうち国際事業部の売上高は12,505百万円(同32.6%増)となりました。

(売上高の内訳)
2013年3月期2014年3月期増減
金額
(百万円)
構成比
(%)
金額
(百万円)
構成比
(%)
金額
(百万円)
増減率
(%)
医薬品22,61920.422,55719.3△61△0.3
口腔衛生品16,40514.817,04214.56363.9
衛生雑貨品15,81914.218,13315.52,31314.6
芳香・消臭剤29,81626.931,48526.91,6685.6
家庭雑貨品4,1953.84,5963.94009.5
食品8,2557.58,8957.66407.8
カイロ13,71912.414,46012.37405.4
合計110,833100.0117,172100.06,3395.7
(注)1. 売上高には、セグメント間の内部売上高又は振替高を含んでおり、その金額は前連結会計年度では計3,050百万円、当連結会計年度では計3,192百万円となっております。
2. 当連結会計年度よりカテゴリーの一部見直しを行いました。その結果、前連結会計年度の売上高において、「第95期 有価証券報告書」に記載のものから衛生雑貨品は2,397百万円増加し、カイロは2,397百万円減少しております。

通信販売事業
当事業では、栄養補助食品、スキンケア製品等の通信販売を行っており、広告やダイレクトメールを中心とした販売促進による、新規顧客の開拓と既存顧客への購入促進に努めました。
その結果、売上高は10,747百万円(前連結会計年度比5.6%増)、セグメント利益(経常利益)は375百万円(同123.0%増)となりました。営業利益は368百万円(同125.0%増)となりました。
売上高には、セグメント間の内部売上高または振替高を含んでおりません。

医療関連事業
2012年5月31日付けで連結子会社の小林メディカル株式会社の株式の80%を三菱商事株式会社に譲渡したため、前連結会計年度より同社は連結子会社から持分法適用関連会社となりました。なお、同社は2012年11月1日付けで、日本メディカルネクスト株式会社に社名を変更しております。また、2013年5月20日付けで残りの全株式も三菱商事株式会社に譲渡いたしました。
その結果、売上高は1,428百万円(前連結会計年度比41.6%減)、セグメント利益(経常利益)は1,216百万円(同10.2%減)となりました。営業利益は282百万円(同2,577.1%増)となりました。
売上高には、セグメント間の内部売上高または振替高を含んでおりません。

その他事業
上記の3事業をサポートする当事業(運送業、合成樹脂容器の製造販売、保険代理業、不動産管理、広告企画制作等)では、各社が独立採算で経営をしているものの、3事業への利益貢献もその目的としており、資材やサービス提供についてその納入価格の見直しを適宜行いました。
その結果、売上高は5,351百万円(前連結会計年度比17.9%減)、セグメント利益(経常利益)は1,177百万円(同22.1%減)となりました。営業利益は298百万円(同56.1%減)となりました。
売上高には、セグメント間の内部売上高又は振替高を含んでおり、その金額は前連結会計年度では計5,392百万円、当連結会計年度では計4,214百万円となっております。
(2)キャッシュ・フロー
2013年3月期
(百万円)
2014年3月期
(百万円)
増減
金額
(百万円)
増減率
(%)
営業活動によるキャッシュ・フロー9,24213,5134,27046.2
投資活動によるキャッシュ・フロー△26,605△6,95919,645△73.8
フリー・キャッシュ・フロー△17,3626,55323,916-
財務活動によるキャッシュ・フロー△3,729△3,809△792.1
現金及び現金同等物期末残高22,32225,8983,57616.0

営業活動によるキャッシュ・フロー
営業活動の結果獲得した資金は13,513百万円となりました。これは主に、税金等調整前当期純利益が19,666百万円、減価償却費が2,677百万円、売上債権の増加額が2,322百万円、たな卸資産の減少額が1,572百万円、未払金の増加額が405百万円、利息及び配当金の受取額が766百万円、法人税等の支払額が7,225百万円あったためです。
投資活動によるキャッシュ・フロー
投資活動の結果使用した資金は6,959百万円となりました。これは主に、定期預金の預入による支出が64,010百万円、定期預金の払戻による収入が59,500百万円、有価証券の売却及び償還による収入が1,000百万円、有形固定資産の取得による支出が2,885百万円、関係会社株式の売却による収入が1,000百万円あったためです。
財務活動によるキャッシュ・フロー
財務活動の結果使用した資金は3,809百万円となりました。これは主に、配当金の支払額が3,521百万円、リース債務の返済による支出が286百万円があったためです。
以上の結果、現金及び現金同等物の期末残高は、前連結会計年度より3,576百万円増加し25,898百万円となりました。
(注)フリー・キャッシュ・フローは、以下の計算式を使っております。
フリー・キャッシュ・フロー = 営業活動によるキャッシュ・フロー + 投資活動によるキャッシュ・フロー

従業員の状況生産、受注及び販売の状況


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E01047] S1002CM6)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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