有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S100278B
東鉄工業株式会社 対処すべき課題 (2014年3月期)
当社グループは『経営理念』、『事業ビジョン』及び『コーポレートメッセージ』を次のとおり定めております。
①経営理念
~安全はすべてに優先する~ |
当社は、鉄道専門技術の特性を活かした総合建設業として、 安全で快適な交通ネットワークと社会基盤の創造に貢献いたします。 |
②事業ビジョン
・鉄道関連工事のリーディングカンパニーとして、 |
・その高い専門技術力と、安定した受注の強みを活かし、 ・線路・土木・建築・環境各事業のバランスの取れた事業構造のもと、 |
・専門プロ集団として、建設業界に独自の地歩を確保してまいります。 |
③コーポレートメッセージ
「誠実で☆キラリと光る☆ナンバーワン&オンリーワン」 |
当社グループは、2012年度を初年度とする3ヵ年の中期経営計画(2012~2015)を下記のとおり策定しております。
「中期経営計画(2012~2015)」の要旨
Ⅰ(基本方針)
(1) | ますます高まりつつある安全・防災・復興など、社会やお客様のニーズに 的確にお応えすることにより、当社の「社会的使命」をしっかりと果たす | |||||
(2) | ① | 「質」(安全/品質・技術力/企業力) | と | 「量」 ( 業 績 ) | ||
② | 「トップライン」(成長戦略) | と | 「ボトムライン」(収益力) | |||
のバランスのとれた経営を推進 | ||||||
(3) | その結果として、「企業価値」を高め、「堂々たる成長の時代」への道を切り拓く | |||||
(4) | その「基本戦略」は『3D戦略』(スリーディ戦略) |
Ⅱ(基本戦略)
『3D戦略』の概要
(1) | X 軸 戦 略 : | 顧客層のウイングを拡大(横軸) |
(2) | Y 軸 戦 略 : | 業域の深掘りによる拡大(縦軸) |
⇒X×Y=「面積」=「量」(業績)を拡大 | ||
⇒「トップライン」増強のための「成長戦略」 | ||
(3) | Z 軸 戦 略 : | 安全/品質・技術力/企業力の一層の強化(高さ軸) |
⇒「質」(クオリティ) を向上 | ||
(4) | 『3D戦略』: | (1) (2) (3) の各戦略により、 X×Y×Z=「体積」=「企業価値」を最大化 |
Ⅲ(『3D戦略』)
(1) X軸戦略:顧客層のウイングを拡大(横軸)
①最大最重要顧客である東日本旅客鉄道株式会社からの受注・パートナーシップは、当社の最大の強みであり、安全な工事の遂行は社会的使命
⇒今後とも経営資源を重点投下し、徹底的に強化する
②その上で、民間一般、官公庁など多面的な顧客に対し、時代のニーズに合った提案・営業展開を強化し、顧客層のウイングを拡大させる | ⇒ | X軸の拡大 |
③その為には、情報収集力・マーケティング力・提案力・営業力の抜本的な強化
などの顧客戦略・施策(X軸)が必要であるとともに、顧客ニーズに合った
商品提供力・施工力(Y軸)、安全・品質力(Z軸)の同時強化が鍵
(2) Y軸戦略:業域の深掘りによる拡大(縦軸)
①今後とも当社の強みである業務分野を徹底的に強化する②その上で、関連業域を更に深掘りし、拡大強化する | ⇒ | Y軸の拡大 |
◎関連業務の業域拡大(設計、協議、調査、検査など)
◎新しい社会環境の変化、時代の要請に応じた戦略的業務・業域の拡大
③その為には、品揃えの強化をはじめ、顧客ニーズに合った商品提供力・施工力などの
業域・プロダクツ戦略・施策(Y軸)が必要であるとともに、顧客ニーズの開拓、提案力、
営業力(X軸)、安全・品質力(Z軸)の同時強化が鍵
(3) Z軸戦略:安全/品質・技術力/企業力の一層の強化(高さ軸)
①X軸(顧客層拡大)×Y軸(業域拡大)の「成長戦略」により、「量」(業績)を拡大させる一方、
②「安全/品質・技術力/企業力」の一層の強化を図り、
「質」(クオリティ)を向上 | ⇒ | Z軸の一層の強化 |
〔Z軸戦略の方針・施策〕
A.「安全」
①「安全はすべてに優先する」経営を貫く②お客様・地域社会・従業員の「究極の安全と安心」
他社と差別化できる「圧倒的な安全レベル」
を徹底的に追求する
③実効性のある具体的な教育・訓練の継続的実施
B.「品質・技術力」
①「品質管理」「技術力」「施工力」のたゆまざる維持・強化②安全・安心で、高付加価値・高品質の技術・サービス・商品の提供に
徹底的にこだわることにより、お客様の高い満足度と信頼の確保を図る
③安全・品質・技術力において、
「誠実で☆キラリと光る☆ナンバーワン&オンリーワン」の
「東鉄ブランド」を確立させる
④「現場力」の継続的強化
C.「企業力」
①「誠実なCSR経営」の推進・すべての「ステークホルダー」から信頼され、支持され、社会や地球環境とともに
「持続的に成長」することができる、「誠実なCSR経営」の推進により、
「企業価値の更なる向上」を目指す
・コンプライアンス/コーポレートガバナンス/リスク管理体制の一層の強化
・情報発信/CI・ブランド戦略の強化
・「環境」への配慮(「東鉄ECO2プロジェクト」による「攻め」、「守り」両方の戦略)
②「人を大切にする」風土づくり
・「毎日働くことにワクワクする喜びと緊張感を感じ、
従業員であることに心から誇りをもてる企業風土」づくり
・公平で公正な評価・処遇と、「やる気のでる職場」づくり
・職場環境の改善を図るなど、「働きやすい快適な職場」づくり
・人材育成
③「強靭で効率的な経営」の推進
・コストダウン戦略の継続的強化
・グループ連結経営の強化
・財務体質の継続的強化
・BCP等のリスク管理体制の継続的強化
・X軸×Y軸による成長戦略を更に強化・補完する戦略
Ⅳ(数値目標)
<2015/3期の連結数値目標> | |||
売 上 高 | 1100億円以上 | ||
営 業 利 益 | 80億円以上 | ||
経 常 利 益 率 | 7.3%以上 |
- 有価証券報告書 抜粋メニュー
- 連結経営指標等
- 提出会社の経営指標等
- 沿革
- 事業の内容
- 関係会社の状況
- 従業員の状況
- 業績等の概要
- 生産、受注及び販売の状況
- 対処すべき課題
- 事業等のリスク
- 経営上の重要な契約等
- 研究開発活動
- 財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析
- 株式の総数等
- 発行済株式総数、資本金等の推移
- 株価の推移
- 最近6月間の月別最高・最低株価
- 株式所有者別状況
- 役員の状況
- コーポレートガバナンス状況
このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E00112] S100278B)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
ご利用にあたっては、こちらもご覧ください。「ご利用規約」「どんぶり会計β版について」。
ご利用にあたっては、こちらもご覧ください。「ご利用規約」「どんぶり会計β版について」。