シェア: facebook でシェア twitter でシェア google+ でシェア

有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S10024X5

有価証券報告書抜粋 シナネンホールディングス株式会社 業績等の概要 (2014年3月期)


従業員の状況メニュー生産、受注及び販売の状況

(1)業績
当連結会計年度におけるわが国経済は、輸出環境の改善、政府の経済政策の効果等を背景に、設備投資の増加や企業収益の改善、さらには個人消費に持ち直しの動きが見られるなど、回復基調が続きました。
国内エネルギー業界においては、円安による原油価格の上昇、高気温や節約志向の定着による需要低迷が続き、当社及びグループ企業にとって、厳しい状況で推移しました。そのような状況の中、当社及びグループ企業は、中期経営計画「第三の創業」に基づく事業基盤の強化と新事業の推進に取り組みました。
その結果、当連結会計年度の業績については、売上高は3,101億円(前年同期比13.2%増)、営業利益は16億円(前年同期比28.1%減)、経常利益は25億円(前年同期比16.4%減)、当期純利益はのれん償却額等の特別損失もあり6.3億円(前年同期比44.4%減)となりました。
セグメント別の事業の経過及び成果は以下のとおりです。
①エネルギー卸売及び周辺事業
エネルギー卸売及び周辺事業においては、次世代エネルギー事業やリフォーム事業の専任者育成を進め、取引販売店の強力なサポート体制を構築し、卸売機能を強化しました。また、次世代エネルギー体感型ショールーム「ハイネンスマートプラザ」を石川県内に建設し、エネルギーベストミックスを取り入れたリフォーム等のノウハウ構築と顧客創出を推進しました。また、強固な物流体制の構築に向けて非常用電源等を備えた災害対応LPガス中核充填所の整備を行いました。固形燃料事業においては、橋本産業株式会社と製造部門の統合を行い、両社出資の新会社「ブリケットジャパン株式会社」を設立し、競争力の強化を進めました。
主力商品の灯油とLPガスについては、需要低迷が続く中、流通拠点の新設や販路拡大により販売数量は増加しましたが、価格競争の激化による影響が大きく、収益は減少しました。
以上の結果、当連結会計年度におけるエネルギー卸売及び周辺事業の売上高は2,734億円(前年同期比12.4%増)、セグメント利益は11億円(前年同期比50.0%減)となりました。
②エネルギー小売及び周辺事業
エネルギー小売及び周辺事業においては、LPガスの新規顧客拡大に注力するとともに、エネルギーと住まいと暮らしのサービスを創造するミライフブランドの構築を進めました。また、北海道において直営ガソリンスタンドを新設し、ミライフブランドの下に、ガソリン・灯油・LPガスの3事業を一体化する新たなビジネスモデルの取り組みを開始しました。このような取り組みによって、リフォームや太陽光発電システムの受注増など、ガス外収益は拡大しましたが、節約志向と高気温等によるLPガスの消費量減少によって収益面では厳しい状況となりました。
以上の結果、当連結会計年度におけるエネルギー小売及び周辺事業の売上高は255億円(前年同期比3.5%増)、セグメント利益は10億円(前年同期比6.3%減)となりました。
③グローバル事業
グローバル事業においては、抗菌事業の海外展開を一層強化するとともに、リサイクル事業、住宅設備関連事業において、積極的な受注活動を進めました。また、自転車事業においては、自転車小売チェーン「ダイシャリン」の販売力強化のため、新店舗出店・改装等の先行投資を積極的に進めました。さらに、事業拡大のために株式会社ミヤタサイクルとの資本業務提携を行いました。
以上の結果、当連結会計年度におけるグローバル事業の売上高は78億円(前年同期比86.1%増)、セグメント損失は4千万円(前年同期はセグメント損失3千万円)となりました。
その他の事業においては、オフィス・工場の省エネ、節電、防災ニーズに対応するエネルギーマネジメントサービスを開始しています。また、シナネン独自の野立て式太陽光発電「たっちー野」の販売を推進し、太陽光発電需要の掘り起こしを図るとともに、特定規模電気事業者の登録を行い、電力販売を開始しました。
なお、グループ全体の基幹システムを一新し、業務の効率化と標準化を推進しました。

(2)キャッシュ・フローの状況
当連結会計年度末における連結ベースの現金及び現金同等物は、203億円(前年同期比18.0%増)となりました。各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりです。
①営業活動によるキャッシュ・フロー
当連結会計年度において、営業活動の結果得られた資金は、40億円(前年同期は24億円の収入)となりました。この主な要因は、売上債権の増加と仕入債務の増加によるものです。
②投資活動によるキャッシュ・フロー
当連結会計年度において、投資活動の結果使用した資金は、27億円(前年同期は28億円の支出)となりました。この主な要因は、固定資産の取得による支出によるものです。
③財務活動によるキャッシュ・フロー
当連結会計年度において、財務活動の結果得られた資金は、18億円(前年同期は9.7億円の収入)となりました。この主な要因は、短期借入金の増加額と長期借入れによる収入が、配当金の支払いと長期借入金の返済による支出を上回ったことよるものです。

従業員の状況生産、受注及び販売の状況


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E01075] S10024X5)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
ご利用にあたっては、こちらもご覧ください。「ご利用規約」「どんぶり会計β版について」。