有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S10024T4
ニチレキグループ株式会社 財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (2014年3月期)
(1) 財政状態の分析
区 分 | 前連結会計年度 | 当連結会計年度 | 比較増減 | |||
金 額 (百万円) | 構成比 (%) | 金 額 (百万円) | 構成比 (%) | 金 額 (百万円) | 伸率 (%) | |
流動資産 | 34,963 | 64.8 | 42,210 | 67.8 | 7,247 | 20.7 |
固定資産 | 18,965 | 35.2 | 20,027 | 32.2 | 1,062 | 5.6 |
流動負債 | 15,666 | 29.0 | 19,417 | 31.2 | 3,751 | 23.9 |
固定負債 | 4,451 | 8.3 | 3,854 | 6.2 | △597 | △13.4 |
純資産額 | 33,811 | 62.7 | 38,967 | 62.6 | 5,155 | 15.2 |
総資産額 | 53,929 | 100.0 | 62,238 | 100.0 | 8,309 | 15.4 |
当連結会計年度末の総資産額は、前連結会計年度末(以下「前期末」という。)に比べて8,309百万円増加し、62,238百万円となりました。
①流動資産
流動資産は、前期末に比べて7,247百万円増加し、42,210百万円となりました。これは、主として現金及び預金が2,457百万円、受取手形及び売掛金が4,568百万円増加したことなどによるものです。
②固定資産
固定資産は、前期末に比べて1,062百万円増加し、20,027百万円となりました。これは、主として建物および構築物が555百万円、機械装置及び運搬具が580百万円増加したことなどによるものです。
③流動負債
流動負債は、前期末に比べて3,751百万円増加し、19,417百万円となりました。これは、主として買掛金が971百万円、未払金が1,317百万円、未払法人税等が1,264百万円増加したことなどによるものです。
④固定負債
固定負債は、前期末に比べて597百万円減少し、3,854百万円となりました。これは、主として退職給付に係る負債が3,364百万円増加、退職給付引当金が4,013百万円減少したことなどによるものです。
⑤純資産額
純資産額は、前期末に比べて5,155百万円増加し、38,967百万円となりました。これは、主として利益剰余金が3,049百万円、その他有価証券評価差額金が217百万円、退職給付に係る調整累計額が305百万円、少数株主持分が1,592百万円増加したことなどによるものです。
この結果、自己資本比率は前期末の50.9%から49.9%となりました。
(2) 資本の財源および資金の流動性の分析
①キャッシュ・フローの状況キャッシュ・フローの状況につきましては、「第2[事業の状況]1[業績等の概要](2)キャッシュ・フローの状況」に記載のとおりであります。
②資金の流動性
当社グループは、連結経営強化のため、財務機能の一元化による資金効率の向上と金融費用の削減を目的として、CMS(キャッシュ・マネジメント・システム)を導入しております。
(3) 経営成績の分析
区 分 | 前連結会計年度 | 当連結会計年度 | 比較増減 | |||
金 額 (百万円) | 百分比 (%) | 金 額 (百万円) | 百分比 (%) | 金 額 (百万円) | 伸率 (%) | |
売上高 | 56,095 | 100.0 | 69,549 | 100.0 | 13,453 | 24.0 |
アスファルト応用加工製品事業 | 23,344 | 41.6 | 23,749 | 34.1 | 404 | 1.7 |
道路舗装事業 | 32,472 | 57.9 | 45,522 | 65.5 | 13,049 | 40.2 |
その他 | 278 | 0.5 | 277 | 0.4 | △0 | △0.3 |
売上総利益 | 9,937 | 17.7 | 15,000 | 21.6 | 5,062 | 50.9 |
営業利益 | 3,255 | 5.8 | 7,705 | 11.1 | 4,449 | 136.7 |
経常利益 | 3,397 | 6.1 | 7,853 | 11.3 | 4,456 | 131.2 |
当期純利益 | 1,598 | 2.8 | 3,398 | 4.9 | 1,800 | 112.7 |
①売上高
当連結会計年度の売上高は、前連結会計年度(以下「前期」という。)に比べて13,453百万円(前期比24.0%増)増収の69,549百万円となりました。
セグメント別の売上高は次のとおりであります。
アスファルト応用加工製品事業につきましては、自社製品を含む工法の設計活動を推進した結果、前期に比べて404百万円(前期比1.7%増)増収の23,749百万円となりました。
道路舗装事業につきましては、補正予算などによる発注物件の受注活動を進めた結果、前期に比べて13,049百万円(前期比40.2%増)増収の45,522百万円となりました。
その他につきましては、不動産賃貸収入などにより、前期に比べて0百万円(前期比0.3%減)減収の277百万円となりました。
②売上総利益
売上総利益は、コスト削減と業務の効率化に努めた結果、前期に比べて5,062百万円(前期比50.9%増)増益の15,000百万円となりました。
③営業利益
営業利益は、前期に比べて4,449百万円(前期比136.7%増)増益の7,705百万円となりました。これは、売上総利益の増加によるものです。
④経常利益
経常利益は、前期に比べて4,456百万円(前期比131.2%増)増益の7,853百万円となりました。これは、営業利益の増加によるものです。
⑤当期純利益
当期純利益は、税金等調整前当期純利益が、7,740百万円となり、前期に比べて1,800百万円(前期比112.7%増)増益の3,398百万円となりました。
この結果、1株当たり当期純利益金額は116円84銭、自己資本利益率は11.6%となりました。
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