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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S1002COX

有価証券報告書抜粋 富士石油株式会社 対処すべき課題 (2014年3月期)


生産、受注及び販売の状況メニュー事業等のリスク

国内の石油需要は、人口減、少子高齢化といった社会構造の変化に加え、省エネや燃料転換の進展などにより、減少傾向が継続するものと想定されます。
一方、「エネルギー供給構造高度化法」の告示に基づく重質油分解設備の装備率向上のための施策(*)が実施された結果、当期末の国内の石油精製能力は日量4百万バレルを割り込む水準まで減少しましたが、更なる国内石油需要減少は避けがたく、石油産業を取り巻く環境は予断を許さない状況にあります。
(*)石油精製会社は、当期(2013年度)末までに常圧蒸留装置の能力に対する重質油分解設備の装備率を向上することを義務付けられました。当社は、2010年度に第1常圧蒸留装置(能力:日量52千バレル)を廃棄し、いち早くこれに対応しています。

このような事業環境のもと、当社は袖ケ浦製油所の立地、強固な顧客基盤など、その強みを最大限に活かし、また、事業機会を確実にとらえることで企業価値の向上を目指してまいります。具体的には、昨年11月に策定した中期事業計画を達成すべく、以下の諸施策を実行してまいります。
○安定操業・高稼働維持
高度化した袖ケ浦製油所設備の最大活用、安全・安定操業の継続、高稼働維持を図ってまいります。
○トップクラスのコスト競争力堅持
製品の高付加価値化・更なるコスト削減などにより収益性の向上を図り、東京湾内の製油所としての立地上の優位性を活かしつつ、国内トップクラスのコスト競争力を堅持してまいります。
○アスファルトピッチ焚きボイラー・タービン発電設備(ASP-BTG)導入
①袖ケ浦製油所の電力及び用役コスト削減、②処理原油選択の柔軟性拡大、③アスファルトピッチの付加価値向上、の3つが期待されるアスファルトピッチを燃料とするASP-BTGは、次回定期修理後の2017年7月の運転開始を目指します。
○新事業に関する情報収集
新規化成品事業、アスファルトピッチを燃料とする売電事業、水素社会に向けた事業など、袖ケ浦製油所の事業基盤を活用した新事業に関する情報を収集し、それに基づく経済性・競争力評価を行ってまいります。
当社は、新たなグループ組織・経営体制のもと、事業環境の変化を先取りした事業展開と持続可能な成長を図ってまいります。

生産、受注及び販売の状況事業等のリスク


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E01082] S1002COX)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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