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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S1003K8M

有価証券報告書抜粋 株式会社ハピネス・アンド・ディ 業績等の概要 (2014年8月期)


従業員の状況メニュー生産、受注及び販売の状況

(1)業績

当事業年度におけるわが国経済は、政府による経済対策や日銀による金融緩和策により、景気は緩やかな回復基調で推移したものの、円安の影響による輸入品価格を中心とした物価上昇が続いたこと、消費税増税の駆け込み需要の反動減の影響が続いていること等により、総じて個人消費は低調に推移しました。
このような状況下、当社は、お客様に感動を与えるプレゼント選びの場を提供する「アニバーサリーコンセプトショップ」という独自のサービスを基本とし、贈る人のときめきにつながるような魅力ある商品の拡充と商品鮮度の管理徹底に努めるとともに、お客様が何度でも足を運びたくなるような質の高い「おもてなしの接客」に努めてまいりました。
商品施策といたしましては、粗利率低下傾向の要因であった高額商品への依存を是正するため、値ごろ感があり粗利率の高い商品の拡充に努めてまいりました。当社オリジナルブランド商品(ハッピーキャンドル)については、雑誌掲載による広告宣伝を強化したことに加え、宝飾品・財布等に続いてバッグの販売を開始するなど、一層のアイテム増加と定番化への取り組みを行い、MD(マーチャンダイジング)の精度向上とブランド強化に努めてまいりました。また、日本で直営店・代理店のなかったブランドを含めたイタリア・韓国の人気商品を導入することにより、商品展開の充実を図ってまいりました。
販売活動の施策といたしましては、新店オープンセールやショッピングセンターのセール企画と連動した販売促進活動に加えて、催事企画の取り組みを強化し、新規顧客の開拓と固定客作りに努めてまいりました。また、通販事業本格展開へ向けての足掛かりとして、7月にGINZA Happiness Yahoo 店をオープンいたしました。
店舗展開といたしましては、10月に倉敷店(岡山県)、11月に東員店(三重県)、12月に日の出店(東京都)、幕張新都心店(千葉県)、3月に石巻店(宮城県)、和歌山店(和歌山県)、天童店(山形県)、6月に名古屋茶屋店(愛知県)、与野店(埼玉県)の合計9店舗の新規出店をいたしました。幕張新都心店は、当社として初めての高級ブランド時計を中心とした時計専門の新業態となっております。一方、10月に路面型店舗である小見川店を事業譲渡いたしましたことから、期末店舗数は59店舗となりました。
また、羽生店(埼玉県)、草津店(滋賀県)、下妻店(茨城県)、長岡店(新潟県)、大分店(大分県)、直方店(福岡県)、札幌店・釧路店・帯広店・北見店(北海道4店舗)、新居浜店(愛媛県)、神戸店(兵庫県)の改装を行い、売場鮮度の向上に努めてまいりました。
商品部門別の売上の状況につきましては、宝飾品は催事開催や提案販売の強化に努め売上高2,901,511千円、時計は高額ブランド時計に消費税増税の影響が見られたものの、国産時計が比較的堅調に推移し売上高4,388,158千円、バッグ・小物は4月以降低価格商品の展開等を充実させ売上高9,911,461千円、その他は1,131千円となりました。
上半期における急激な円安の進行により、仕入価格の上昇と粗利率の低下を招いたこと、3月度に消費税率引上げに伴う駆け込み需要があったものの、その後の反動減や消費マインドの低下による影響が続いたこと、記録的大雪や集中豪雨による客数減少が少なからずあったこと等により、売上高及び利益ともに計画を下回る結果となりました。
また、韓国の子会社(非連結)につきまして、初期投資・運営費等により損失が発生していることから、事業計画においてはその改善を見込んでいるものの、財務の健全性の観点から投資損失引当金18,690千円を特別損失として計上いたしました。
以上の結果、当事業年度の業績は、売上高17,202,263千円(前期比4.0%増)、営業利益445,488千円(前期比25.7%減)、経常利益411,708千円(前期比26.3%減)、当期純利益201,028千円(前期比33.0%減)となりました。

(2)キャッシュ・フローの状況

当事業年度における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前事業年度末に比べ370,628千円減少し、2,307,941千円となりました。
当事業年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果、減少した資金は201,587千円(前事業年度は180,754千円の支出)となりました。これは、主として税引前当期純利益378,894千円、減価償却費227,507千円がプラスに寄与した一方で、新規出店に伴うたな卸資産の増加479,703千円、法人税等の支払額232,529千円、仕入債務の減少129,625千円があったこと等によるものです。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果、減少した資金は114,005千円(前事業年度は420,796千円の支出)となりました。これは、主として敷金及び保証金の差入59,498千円、新規出店及び改装等に伴う有形固定資産の取得56,188千円の支出があったこと等によるものです。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果、減少した資金は55,036千円(前事業年度は466,285千円の収入)となりました。これは、主として長期借入れによる収入1,750,000千円があった一方で、長期借入金の返済1,439,455千円、社債の償還247,600千円、長期未払金の支払64,790千円、配当金の支払37,975千円、リース債務の返済15,215千円があったこと等によるものです。


従業員の状況生産、受注及び販売の状況


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E26579] S1003K8M)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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