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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S1001P6H

有価証券報告書抜粋 株式会社エニグモ 財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (2014年1月期)


経営上の重要な契約等メニュー株式の総数等


当社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析は、以下のとおりであります。
なお、文中の将来に関する事項は、本書提出日現在において当社が判断したものであります。

(1)重要な会計方針及び見積り

当社の財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。この財務諸表の作成にあたって、経営者による会計方針の選択・適用、資産・負債及び収益・費用の報告金額並びに開示に影響を与える見積りを必要とします。経営者は、これらの見積りについて過去の実績や現状等を勘案し合理的に判断していますが、実際の結果は、見積り特有の不確実性があるため、これらの見積りと異なる場合があります。
当社の財務諸表で採用する重要な会計方針は、後記「第5 経理の状況 1 財務諸表等(1)財務諸表 注記事項 重要な会計方針」に記載しております。

(2)財政状態の分析

①流動資産
当事業年度末における流動資産は、前事業年度末に比べ355,790千円増加し(前年同期比15.8%増)2,605,731千円となりました。これは主として、「BUYMA」における会員間取引の拡大等により現金及び預金が326,783千円増加したことによります。
②固定資産
当事業年度末における固定資産は、前事業年度末に比べ224,108千円増加し(前年同期比164.0%増)360,797千円となりました。これは主として、投資有価証券が181,615千円増加したことによります。
③負債合計
当事業年度末における負債合計は、前事業年度末に比べて229千円減少し(前年同期比0.0%減)1,072,748千円となりました。この主な減少要因として、「BUYMA」におけるバイヤーへの成約代金支払サイトの短縮等により預り金が187,361千円減少、長期未払金が2,656千円減少、増加要因として未払法人税等が187,767千円増加したことによるものであります。
④純資産
当事業年度末における純資産は、前事業年度末に比べて580,127千円増加し、1,893,781千円となりました。これは新株予約権の行使により資本金及び資本準備金がそれぞれ25,825千円増加したこと、また当期純利益の計上に伴い利益剰余金の額が523,778千円増加したことによるものであります。

(3)経営成績の分析

(売上高)
当事業年度における、ファッションEC市場は、スマートフォンやタブレット端末の利用拡大が継続して増加する
中、相次ぐスマートフォン向けアプリの参入の効果もあり、引き続き堅調に拡大しました。
一方で、我が国初となる政府と日銀が一体となった劇的な金融緩和と大規模な財政出動などによるいわゆるアベ
ノミクスに伴う外国為替市場における大幅な円安傾向の継続により海外商品の価格調整に伴う取扱の影響や、異常
気象による気候リスクによる影響が懸念されました。
このような環境の下、当社は、当社の基幹事業であるソーシャル・ショッピング・サイト「BUYMA(バイマ)」において、より多くの皆様にご利用頂けるショッピングサイトの提供を目指し、サービスの拡充に注力してまいりました。具体的な取り組みとしましては、3つのあんしん補償制度「本物保証」、「初期不良補償」、「紛失補償」を充実させ「BUYMA」をご利用いただく皆様がさらに安心、安全にお取引頂けるよう安心補償サービスを改定しました。
また、商品ラインナップをさらに充実させるとともに、より欲しい商品に直感的に出会え、機能的にショッピング
が楽しめるような商品掲載ページの改良や新機能の追加等を行いました。
さらに、海外の新進気鋭のブランドにフォーカスした新たな企画を導入するなど、会員数の増加及び取引件数、
アクティブ率の向上に向けた諸施策を積極的に展開いたしました。
以上の結果、当事業年度末における会員数は1,693千人(前年同期比42.3%増)、出品数は3,152千品(前年同期比31.2%増)、取扱高は16,057,221千円(前年同期比25.0%増)と順調に拡大し、当事業年度の売上高は1,823,538千円(前年同期比26.7%増)となりました。

(売上原価)
当事業年度における売上原価は、前事業年度末に比べて50,974千円増加し(前年同期比16.5%増)360,691千円となりました。これは主として、商品購入者に対する取引代金の回収業務委託先へ支払う決済手数料となります。

(販売費及び一般管理費、営業利益)
当事業年度における販売費及び一般管理費は、前事業年度末に比べて78,737千円増加し(前年同期比14.8%増)610,764千円となりました。これは主として、人件費及び広告宣伝費となります。
以上の結果、当事業年度における営業利益は、前事業年度末に比べて254,115千円増加し(前年同期比42.5%増)852,082千円となりました。

(営業外収益、経常利益)
当事業年度における営業外収益は、前事業年度末に比べて2,043千円減少し(前年同期比36.7%減)3,530千円となりました。これは主として、外貨預金の期末評価による為替差益及び受取利息となります。
以上の結果、当事業年度における経常利益は、前事業年度末に比べて263,478千円増加し(前年同期比44.5%増)855,613千円となりました。

(特別利益、特別損失及び当期純利益)
当事業年度における税引前当期純利益は、前事業年度末に比べて257,255千円増加し(前年同期比43.4%増)849,390千円となりました。
また、法人税、住民税及び事業税(法人税等調整額を含む)は、325,611千円であります。
以上の結果、当事業年度における当期純利益は、前事業年度末に比べて146,396千円増加し(前年同期比38.8%増)523,778千円となりました。

(4)キャッシュ・フローの分析

「1 業績等の概要(2)キャッシュ・フローの状況」に記載しております。

(5)経営戦略の現状と見通し

当社は、ソーシャル・ショッピング・サイト「BUYMA」の運営を基幹事業としております。「BUYMA」サービス開始から当社が培ってきたソーシャルプラットフォーム運営ノウハウや、107カ国5.5万人のバイヤーの方々と共に築いてきたネットワーク等を活かし、更なる事業の拡大を目指してまいります。また、新市場開拓を目的として、海外展開に積極的に取り組んでまいります。

(6)経営成績に重要な影響を与える要因について

「第2 事業の状況 4.事業等のリスク」に記載のとおりであります。

(7)経営者の問題認識と今後の方針について

「第2 事業の状況 3.対処すべき課題」に記載のとおりであります。

経営上の重要な契約等株式の総数等


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E26703] S1001P6H)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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