有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S10029LL
アキレス株式会社 研究開発活動 (2014年3月期)
事業等のリスクメニュー財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析
省エネ、環境、健康、をキーワードに、これまでの技術を向上・進化させ、独創性のある製品を提案し続けるために、当社のコア技術であるプラスチック加工(成型・製膜・発泡)を軸に研究開発活動を行ってきた。
省エネ商品としては、優れた断熱性能が保持できる「複合積層断熱材」、環境配慮型の商品としては、原発事故対策にも貢献できる「放射線遮蔽シート」、健康を促進する商品としては、「新機能シューズ」等、市場が最も求めていることに貢献可能な商品を開発してきた。
当連結会計年度における当社グループ全体の研究開発費は、1,357百万円であり、各事業の研究開発の目的、主要課題、成果および研究開発費は以下のとおりである。
なお、研究開発費には各事業に配分できない基礎研究費555百万円が含まれている。
(1)シューズ事業
ジュニア、チャイルド用スポーツシューズのトップブランドである「瞬足」は、主力のランニングカテゴリーに、野生の動物をモチーフとした軽量モデルとして「エスチーター」を投入し好評を得た。さらに、長距離走に対応する瞬足「マラソン」、子供の足なり歩行をサポートして正しい歩行が身につく「SYUNSOKU SO・KU・I・KU」(瞬足そくいく)など、瞬足ファミリーブランドの充実を図った。驚異的な衝撃吸収力と圧力分散性能を誇る高機能スーパークッション「ソルボ」を搭載した「アキレス・ソルボ」では、本格的なメンズビジネスシューズ「Bizシリーズ」を上市した。また、スポルディングブランドからは、ソール踵部に高反発素材を採用し、抗菌・消臭・吸水速乾インソールを用いた本格的なスポーツウォーキング機能を搭載した紳士用ビジネスシューズ「男の美脚シリーズ」を投入した。
当事業に係わる研究開発費は411百万円である。
(2)プラスチック事業
合成皮革関係は、従来からの車輌分野用に軽量化合皮、耐摩耗性に優れたPVCレザーの開発を、また、航空機・鉄道車輌の座席用合成皮革をそれぞれ開発した。
フィルム関係では、高い透明性を有した不燃性軟質フィルム「アキレスフネンクリア」(国土交通大臣認定材料)を開発し上市した。
建装関係は、弱粘着加工床材を開発し、ホームセンターを中心に販売を開始した。
引布関係は、災害用エアーテントとして、国内の市販モデルとしては最大級の「車輌格納用大型エアーテント G-116」を開発上市した。
当事業に係わる研究開発費は222百万円である。
(3)産業資材事業
軟質ウレタン関係は、真夏の夜に快適な睡眠が得られる、保冷剤をセットした新しいタイプの枕「フローズンテック ピロー」を開発上市した。
硬質ウレタン関係では、建築物断熱用吹付け硬質ウレタンフォームの画期的な新製品として、新たな発泡剤であるHFOを用いた「アキレスエアロンFR-FO」を開発上市した。
工業資材関係は、シリコンウエハー搬送システムのクッション材として、クリーン性をより向上させた「PEASクッション」を開発して販売を開始した。
当事業に係わる研究開発費は168百万円である。
(4)独自技術による成長分野への新商品を担う研究開発本部では、ナノ分散フィラーの応用開発、製膜技術の向上を図っているなか、ガスバリヤー性がある「排泄バック用フィルム」を開発している。
STEPプロジェクト(導電性ポリマーを用いた新しい無電解めっきシステム)では、アンテナ、立体の透明電極、透明電極ヒーターなどの分野で共同開発を推進したほか、アラミド繊維に銅めっきを施した軽量かつ高屈曲の「導電性繊維」をシールド電線に用いた商品を上市した。
事業等のリスク財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析
- 有価証券報告書 抜粋メニュー
- 連結経営指標等
- 提出会社の経営指標等
- 沿革
- 事業の内容
- 関係会社の状況
- 従業員の状況
- 業績等の概要
- 生産、受注及び販売の状況
- 対処すべき課題
- 事業等のリスク
- 研究開発活動
- 財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析
- 株式の総数等
- 発行済株式総数、資本金等の推移
- 株価の推移
- 最近6月間の月別最高・最低株価
- 株式所有者別状況
- 役員の状況
- コーポレートガバナンス状況
このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E01096] S10029LL)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
ご利用にあたっては、こちらもご覧ください。「ご利用規約」「どんぶり会計β版について」。
ご利用にあたっては、こちらもご覧ください。「ご利用規約」「どんぶり会計β版について」。