有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S10022JE
日本電設工業株式会社 研究開発活動 (2014年3月期)
経営上の重要な契約等メニュー財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析
研究開発は、総合電気工事の事業活動に資する「作業の安全」、「効率的な施工方法」などのテーマに取組んでいる。
当連結会計年度における研究開発費の総額は、2億5百万円で、部門ごとの主な研究開発の内容は次のとおりである。
(1) 鉄道電気工事部門 1億9百万円
「電車線柱鋼管杭基礎施工方法および20tトロ台車用着脱式作業台の開発等」今後、耐震化・老朽化対策で大量に発生すると予想される電車線柱の建替え工事の省力化を図るため、機械化に取組んでいる。
2014年3月期までに機械群を構成する「電柱鋼管杭施工用軌陸車」を開発した。あわせて「捻回式鋼管打ち込み方法」や「強力吸引装置による電柱基礎試掘工法」などの開発・調査に取組み、実現可能性の検証を行った。
今後は、個別に開発を進めてきた各種機械を組合せ、基礎施工機械群としての施工性を確認する予定である。
また、新幹線用可動ブラケット等の取付け・取外し作業の安全性・作業性向上のため、20tトロ台車に着脱可能な作業台の開発を行った。
(2)一般電気工事部門 52百万円
「低電圧回路チェッカーの改良および鉄道用地における太陽光パネルの安価な設置方法の開発等」低電圧回路チェッカーは、ビルなどの配線工事に多くの現場で使用されている。施工後、その回路の欠相・短絡の有無や相回転の良否をチェックするもので、変圧器を必要としたため重量に課題があった。
このため、変圧器を用いない方式を研究・開発し、軽量化が図れることが確認できた。今後は表示回路の改善など現場での使用し易い装置へ改良し、水平展開する予定である。
また、鉄道用地を活用した太陽光発電工事にあたり、廃線設備を除却せず、レールを利用して太陽光パネルを設置する方法の調査・開発を行った。
(3) 情報通信工事部門 42百万円
「極性チェッカーの実用化等」無線基地局の工事においては電圧の極性間違いを防止するため「極性チェッカー」の検討を行っている。今後現場の使用状況に合わせてLEDの2色表示や通電確認時のブザー音の付加などを検討する予定である。
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