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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S10029P6

有価証券報告書抜粋 株式会社リーガルコーポレーション 業績等の概要 (2014年3月期)


従業員の状況メニュー生産、受注及び販売の状況

(1) 業績

当連結会計年度におけるわが国経済は、政府による金融・経済政策などを背景として円安・株高が進行し、企業収益や個人消費に改善の動きが見られるなど、景気は緩やかな回復基調となりました。しかしながら、海外景気の下振れリスクや、消費税率引上げに伴う駆け込み需要およびその反動による消費マインドの冷え込み懸念など、先行きは依然として不透明な状況となっております。
靴業界におきましては、新たな異業種の参入や通販、ネット販売の増加などにより競争が激化している状況のなか、個人消費につきましては景気回復の期待感もあり、品質や付加価値の高い商品や値ごろ感のあるカジュアルシューズが売上を伸ばしました。一方で、原材料価格の高騰や円安による調達コストの上昇を踏まえ、生産拠点や商品調達先の多様化が進行し、一部では商品価格の値上げなども見られました。
このような環境のなか、当社グループは、ブランド特性に応じた販売チャネル別の営業体制の下で、店頭売上を重視した営業活動を展開し、主力である「リーガル」は、「信頼・信用」の代表ブランドとして競争力と付加価値の高い商品の開発・提案を行ってまいりました。また、顧客ニーズに対応したカジュアル・コンフォート商品の開発強化や店舗開発等に注力するとともに、海外調達において生産拠点や商品調達先の見直し等を行い、調達コストの抑制を図るなど売上総利益率の改善にも取り組んでまいりました。
この結果、当連結会計年度の売上高は 37,503百万円 (前年同期比 3.7%増) 、営業利益は 3,200百万円 (前年同期比 31.2%増) 、経常利益は 3,389百万円 (前年同期比 21.3%増) 、当期純利益は 1,597百万円 (前年同期比 24.6%減) となりました。

セグメントの業績を示すと、次のとおりであります。

① 靴小売事業
靴小売事業では、店舗業態ごとの販促企画や顧客ニーズの変化に対応した店舗改装の実施、またカジュアル・コンフォート商品や高付加価値ビジネスシューズの品揃えを充実させるなどの各種施策により売上の拡大に努めました。
ブランド・業態別では、「リーガルシューズ店」、「シェットランドフォックス店」、「シューズストリート (ネット通販) 」、および「アウトレット店」が前年売上を上回るなど堅調に推移いたしました。
店舗施策としましては、10月以降「リーガルシューズ店」、「アウトレット店」では販促キャンペーンの内容等見直しを図った結果、景況感の好転も反映し、ビジネスシューズやカジュアルシューズを中心に売上増加に貢献いたしました。また、3月の需要期にも販促キャンペーンの強化施策を実施し、消費税増税前の駆け込み需要もプラスの要因となり好調に推移いたしました。全般的には、不安定な気候により季節性の高い婦人靴のサンダルやロングブーツ、カジュアルシューズなどは、季節先取り購入の動向が例年に比べて鈍く、苦戦した反面、主力ブランドである「リーガル」を中心に、顧客ニーズに対応した付加価値の高い紳士のビジネスシューズや履き心地を重視した「リーガルウォーカー」は好調に推移いたしました。
当連結会計年度の店舗展開につきましては、「リーガルシューズa.k.aイオンモール幕張新都心店」など計7店舗を新規出店し、リーガルシューズ藤沢店など計6店舗を改装するとともに、不採算店舗計8店舗を閉店するなど、店舗運営の効率化を図りました。 (直営小売店の店舗数 134店舗、前年同期末比1店舗減)
この結果、当連結会計年度の売上高は、18,187百万円 (前年同期比 3.4%増) 、営業利益は 1,712百万円 (前年同期比 22.8%増) となりました。


② 靴卸売事業
靴卸売事業では、店頭売上を重視した営業活動を推進し、顧客ニーズに対応した競争力と付加価値の高い商品提案に注力するとともに、業態ごとのオリジナルアイテムの開発や売場提案を行い、取引先に対し当社商品による囲い込み施策等を展開いたしました。
年間を通して主力ブランドである「リーガル」が好調に推移し、そのなかでも履き心地を重視した「リーガルウォーカー」は、紳士靴、婦人靴ともに高まる健康志向や対象顧客である「アクティブシニア層」の旺盛な購買意欲により、コンフォート市場・シニア市場の拡大という追い風を受け、売上増加に貢献いたしました。
紳士靴は、景況感の好転や消費税増税前の駆け込み需要も反映し、品質や付加価値の高い、中・高価格帯商品の動向が良く、商品単価も上昇傾向にあります。その中でも主力ブランドである「リーガル」を中心に、ビジネスシューズの売上が堅調で、特に昨年7月から販売を開始した新機能「エアローテーションシステム」搭載の商品についての評価が高く、順調に市場に浸透し始めております。
婦人靴は、天候不順の影響もあり店頭でのサンダルやロングブーツ等季節性の高い商品の動向が総じて鈍く苦戦いたしましたが、百貨店やGMS (総合スーパー) を中心に売り場提案やオリジナルアイテムの開発・提案等を行い、当社商品による顧客の囲い込み施策を推進し、売り場シェアの拡大に注力いたしました。
この結果、当連結会計年度の売上高は、19,145百万円 (前年同期比 4.3%増) 、営業利益は 1,543百万円 (前年同期比 52.0%増) となりました。

③ その他
報告セグメントに含まれない不動産賃貸料の収入など、その他事業の当連結会計年度の売上高は、309百万円 (前年同期比 14.3%減) 、営業損失は 77百万円 (前年同期営業利益 5百万円) となりました。

(2) キャッシュ・フローの状況

当連結会計年度のキャッシュ・フローについては、営業活動により 1,687百万円、投資活動により 334百万円それぞれ増加し、財務活動により 1,016百万円減少し、現金及び現金同等物に係る換算差額により 57百万円増加しました。この結果、現金及び現金同等物は 1,062百万円の増加となり、期末残高は 4,252百万円 (前年同期比 33.3%増) となりました。

(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動によるキャッシュ・フローは、 1,687百万円の収入 (前連結会計年度は 1,477百万円の収入) となりました。
主な要因としては、法人税等の支払額 1,272百万円を計上したものの、税金等調整前当期純利益 2,742百万円などによるものであります。

(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動によるキャッシュ・フローは、 334百万円の収入 (前連結会計年度は 97百万円の支出) となりました。
主な要因としては、差入保証金の差入による支出などその他投資等の増加額 305百万円、有形固定資産の取得による支出 195百万円などがありましたが、投資有価証券の売却による収入 851百万円によるものであります。

(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動によるキャッシュ・フローは、 1,016百万円の支出 (前連結会計年度は 1,695百万円の支出) となりました。
主な要因としては、短期借入金の純減少額 270百万円や長期借入金の返済による支出 476百万円、配当金の支払額 156百万円、長期未払金の返済などその他の支出 141百万円などによるものであります。

従業員の状況生産、受注及び販売の状況


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E01118] S10029P6)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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