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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S1002815

有価証券報告書抜粋 日本山村硝子株式会社 対処すべき課題 (2014年3月期)


生産、受注及び販売の状況メニュー事業等のリスク

当社グループは、次期以降の中期経営計画3ヵ年では、「世界のYAMAMURAへ -心と技術を伝えたい-」のビジョンは継承し、100周年を超えて持続的成長を維持するために、アジアそして世界に誇れる“YAMAMURA”ブランドの確立を目指し、引き続き「事業構造改革」と「企業風土改革」の二つの改革を進めてまいります。
「事業構造改革」
(1) パッケージング事業の再構築と国際化
(2) ニューガラス事業の多角化
(3) 新規事業とR&Dの推進
「企業風土改革」
(4) グループ戦略の浸透
(5) グループコーポレート機能の強化
(6) 人材基盤の確立

上記の方針に基づき、次のとおり課題達成に向けて努力してまいります。
①ガラスびん関連事業
長期的には少子高齢化による需要の減退が見込まれる中、ガラスびんの需要は今後も長期的に緩やかに減少するという事業環境にあります。また、円安の影響による原燃料価格の高止まりが続くと予想されます。このような状況において、生産体制の見直しを行った3工場体制のもと、今後更なる固定費の削減と生産効率の向上を行うことにより適正な利益を確保できるように努めます。また、エネルギーコストの高止まりへの対応や環境問題に積極的に対処するため、省エネ技術の研究、実用化に注力いたします。さらに海外展開としては、持分を取得した中国の秦皇島方圓包装玻璃有限公司に、当社の技術を伝承し早期に生産効率を向上させ利益と業容の拡大に貢献できるよう取り組みます。
②プラスチック容器関連事業
ペットボトル事業では、お客様の内製化の影響が続いている中、技術開発を推進し飲料分野以外の事業領域に進出することや事業構造改革を含めた抜本的な見直しを検討しております。プラスチックキャップ事業では、主力の飲料用ペットボトル向けキャップの一層の改良と効率的な生産の実現により競争力の強化に努めます。また飲料以外のキャップの開発を行い事業の安定した拡大を進めます。海外では、中国およびインドネシアの既存子会社の事業をさらに強化し、国内事業と一体的に取り組みます。
③物流関連事業
物流機能全般を一括して請け負う3PL(サード・パーティ・ロジスティクス)業務を核として、収益性の高い分野の伸張を図ることで収益構造の変革に努め、業容の拡大を図ります。また、業務品質の向上や物流業務の効率化によりコストダウンの徹底を図ると共に、不採算事業の撤退等収支改善を続け、安定した利益の確保を目指します。
④ニューガラス関連事業
当社ニューガラスカンパニーでは、今後、需要の拡大が見込まれる環境関連分野の太陽電池用粉末ガラス等、新たな柱となる製品の売上拡大に努めます。また、ビジネスサイクルの早い事業環境の中で事業領域を拡大するため、新分野の研究開発を継続し、ニューガラス事業の多角化を目指します。山村フォトニクス株式会社においては、ガラスの加工技術をベースに光学分野における当社ニューガラスカンパニーとのシナジー効果を含めて事業拡大を目指し、継続した収益確保に努めます。

国際事業においては、経済成長著しいアジア地域の包装容器関連市場において、当社の関係会社や提携先を通じ業容の拡大を進めます。特に当社が築いてきたネットワークを充実させることにより、国際展開を推進します。

研究開発センターにおいては、研究開発を進めておりました植物工場を今年度中に事業化し、植物工場事業に参入することとしました。
この新規事業への挑戦を「事業構造改革」の1つとなるように取り組んでまいります。
また、今後も継続してR&Dに注力し、次世代パッケージの開発も進め、新たな収益源となるような事業を早期に立ち上げできるように推進します。

生産、受注及び販売の状況事業等のリスク


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E01126] S1002815)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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