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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S10024PO

有価証券報告書抜粋 株式会社横田製作所 業績等の概要 (2014年3月期)


従業員の状況メニュー生産、受注及び販売の状況

(1)業績

当事業年度におけるわが国の経済は、政府による過去に類をみない金融緩和政策により、円高の是正や株価の上昇などによって大企業を中心に企業業績は好転しましたが、経常収支は第2次石油危機を超える大幅な赤字となっております。また、中小零細企業や個人レベルでは、消費税の増税や医療費・社会保険料等の公的負担の増加が決まっており、景気回復の実感は乏しく、政府による今後の持続的な経済成長政策や景気の腰折れを防ぐきめ細やかな政策が期待されるところであります。
こうした状況のもと、当社は自社の技術及び製品の得意分野を見定め、価格競争や納期競争に巻き込まれぬよう既存製品のてこ入れを図るとともに、セールスエンジニアの育成・増強や新たな需要分野の掘り起こしを進め、受注金額及び採算性の一層の向上を図るとともに、徹底したコスト管理や固定費の削減に取り組んでまいりました。
以上の結果、当事業年度は海外向けの脱泡脱気ポンプが比較的好調であったものの、石油化学関連企業からの受注が大幅に減少したことなどにより、受注面では1,567,208千円(前期比5.3%減)となりました。売上高につきましては、売上計上を行う納期がずれ込んだことなどにより1,543,963千円(同10.7%減)となりました。営業利益につきましては、225,609千円(同21.5%減)となり、経常利益は、株式公開費用を16,812千円計上したことなどにより207,014千円(同28.3%減)となりました。この結果、当事業年度の当期純利益は122,445千円(同28.4%減)となりました。

当社製品別の業績は次のとおりであります。
[ポンプ製品]
受注面は、海外向けの脱泡脱気ポンプや機械及び電子関連企業で好調であったものの、石油化学関連企業からの受注が減少したことなどにより、677,825千円(前期比0.7%増)に止まりました。
売上高につきましては、石油化学関連企業が大幅に減少したほか、電力会社関連企業や鉄・非鉄関連企業の設備投資が低調で、633,505千円(同21.0%減)となりました。
[バルブ製品]
受注面は、民間の一般製造工場等からの受注が減少したことなどにより、289,704千円(前期比2.8%減)となりました。
売上高につきましては、官公庁への自動弁及び無水撃逆止弁の販売が好調であったことなどにより、326,560千円(同28.5%増)となりました。
[部品・サービス]
受注面は、電力会社の定期点検用の大型部品の受注時期が順延となったことなどにより、599,678千円(前期比12.2%減)となりました。
売上高につきましては、官公庁への販売が比較的好調であったものの、電力会社関連企業への販売は減少したため、583,897千円(同13.3%減)となりました。

(2)キャッシュ・フローの状況

当事業年度末における現金及び現金同等物は、前事業年度末に比較して65,529千円増加し、686,898千円となりました。
当事業年度におけるキャッシュ・フローの状況は次のとおりであります。
「営業活動によるキャッシュ・フロー」は、前事業年度と比較して160,550千円増加し、96,375千円の資金流入となりました。その主な要因は、税引前当期純利益207,014千円、減価償却費36,905千円を計上したこと、売上債権が27,616千円減少したことなどにより資金が流入したものの、たな卸資産が26,837千円増加したこと、仕入債務が29,708千円、未払金が12,672千円、預り金15,069千円それぞれ減少したこと、法人税等を88,751千円支払ったことなどにより資金が流出したことによります。

「投資活動によるキャッシュ・フロー」は、前事業年度と比較して114,274千円減少し、214,234千円の資金流出となりました。その主な要因は、定期預金の払戻しにより60,000千円の資金が流入したものの、株式の発行及び自己株式の売却により得られた資金等を定期預金に預入れたことにより260,000千円、有形固定資産の取得により12,208千円の資金が流出したことなどによります。
「財務活動によるキャッシュ・フロー」は、前事業年度と比較して210,510千円増加し、183,388千円の資金流入となりました。その主な要因は、株式の発行により181,166千円、自己株式の売却により33,252千円の資金が流入したものの、株主配当金の支払により30,996千円の資金が流出したことなどによります。

(参考)
(単位:千円)
当事業年度前事業年度増減
営業活動によるキャッシュ・フロー96,375△64,175160,550
投資活動によるキャッシュ・フロー△214,234△99,959△114,274
財務活動によるキャッシュ・フロー183,388△27,121210,510
現金及び現金同等物の期末残高686,898621,36965,529


従業員の状況生産、受注及び販売の状況


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E27530] S10024PO)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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