シェア: facebook でシェア twitter でシェア google+ でシェア

有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S10024BX

有価証券報告書抜粋 ICDAホールディングス株式会社 財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (2014年3月期)


事業等のリスクメニュー株式の総数等


文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。

(1) 重要な会計方針及び見積り
当社グループの連結財務諸表は、我が国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。この連結財務諸表の作成にあたって、経営者による会計方針の選択・適用とともに、資産・負債及び収益・費用の報告金額及び開示に影響を与える見積りを用いております。これらの見積りについて過去の実績や現状等を勘案し、合理的に判断しておりますが、実際の結果は、見積り特有の不確実性があるため、これらの見積りと異なる可能性があります。

(2)財政状態の分析
(資産の部)
当連結会計年度末における総資産は、前連結会計年度末より4億31百万円減少し、141億15百万円となりました。これは主に、現金及び預金の減少4億6百万円、商品及び製品の減少2億83百万円と、有形固定資産の増加1億91百万円等によるものであります。その主な要因は、自動車販売関連事業において、消費税増税前の駆け込み需要により販売台数が増加し、商品在庫が減少したためであります。また、借入金の圧縮により現金及び預金が減少いたしました。有形固定資産については、八野モータープールの開設により、土地等が増加いたしました。
(負債の部)
当連結会計年度末における負債は、前連結会計年度末より、14億12百万円減少し103億49百万円となりました。これは主に、短期借入金の減少20億27百万円と、長期借入金の増加4億25百万円、買掛金の増加1億26百万円等によるものであります。その主な要因は、余剰資金を短期借入金の返済へ充当したこと、自動車販売関連事業において、消費税増税前の駆け込み需要により買掛金が増加したこと、八野モータープールの開設に伴い長期借入金が発生したことによるものであります。
(純資産の部)
当連結会計年度末における純資産は、前連結会計年度末より、9億81百万円増加し、37億65百万円となりました。これは主に、有償一般募集増資による資本金の増加2億59百万円及び資本剰余金の増加2億59百万円、当期純利益の計上5億55百万円による利益剰余金の増加、配当金の支払90百万円によるものであります。


(3)経営成績の分析
(売上高)
当連結会計年度における売上高は267億80百万円(前年同期比15.0%増)となりました。当社グループの報告セグメントごとの内訳は、自動車販売関連事業が前連結会計年度に比べ34億90百万円増加し、261億62百万円(前年同期比15.4%増)、自動車リサイクル事業が前連結会計年度に比べ11百万円増加し、6億18百万円(前年同期比1.9%増)となりました。
自動車販売関連事業では、ホンダにおけるN-BOXを初めとする軽自動車が好調であり、フィット、オデッセイのフルモデルチェンジが行なわれました。輸入車においても、フォルクスワーゲンゴルフのフルモデルチェンジに加え、アベノミクス効果により高級車種が好調でありました。さらに、消費税増税前の駆け込み需要により、新車販売台数は前年同期比15.5%増加となりました。中古車販売台数は、近隣業者との価格競争等により厳しい状況でありましたが、新車販売の好調により下取車が増加したことで中古車商品が充実いたしました。これにより前年同期比11.9%増加と、いずれも前年を上回ることとなりました。
自動車リサイクル事業では、使用済自動車の入庫台数が前年同期比7.8%減となり、生産台数(再資源化処理)も前年同期比7.4%減となりましたが、資源相場が安定したことにより資源売上が増加し、国内向けリユースパーツ売上も堅調に推移しましたが、円安の影響で輸出向け売上は減少いたしました。これにより売上高は僅かでありますが、増加することとなりました。
この結果、当社グループ全体も、売上高は増加することとなりました。
(営業利益)
当連結会計年度における営業利益は10億58百万円(前年同期比60.0%増)となりました。当社グループの報告セグメントごとの内訳は、自動車販売関連事業が前連結会計年度に比べ4億2百万円増加し、12億10百万円(前年同期比49.8%増)、自動車リサイクル事業が前連結会計年度に比べ46百万円増加し、1億13百万円(前年同期比69.8%増)となりました(営業利益との差額は連結上の調整額)。
自動車販売関連事業では、広告宣伝費等の増加や、増員に伴う人件費の増加がありましたが、売上高の伸び率が大幅であったため営業利益は増加いたしました。
自動車リサイクル事業では、売上高は微増ではありましたが、再資源化処理の効率化に努めたことで売上原価を抑えることにより営業利益も増加いたしました。
この結果、当社グループ全体では、営業利益は増加することとなりました。
(経常利益)
当連結会計年度における経常利益は9億96百万円(前年同期比67.3%増)となりました。これは主に、営業利益が増加したことによるものであります。
(当期純利益)
税金等調整前当期純利益は9億52百万円(前年同期比37.6%増)となり、法人税等(法人税等調整額を含む)は3億87百万円となりました。その結果、当連結会計年度における当期純利益は5億55百万円(前年同期比31.2%増)となりました。

(4)キャッシュ・フローの状況の分析
キャッシュ・フローの状況の分析につきましては、「第2 事業の状況 1 業績等の概要 (2)キャッシュ・フローの状況」をご参照ください。


(5)経営者の問題意識と今後の方針について
自動車販売市場を取り巻く環境としては、消費嗜好や、生活スタイル等の変化より、「自動車離れ」が進んでおり、自動車販売市場が縮小している状況下ではありますが、当社グループのお客様との良好な関係を継続することにより、安定的な経営ができると考えております。当社グループといたしましては、今まで以上にお客様の「生涯カーライフパートナー」として、良質で安全な商品やサービスを提供するとともに、新規出店の拡大に取り組んでまいります。
当社グループは、社是に「我々は、すべての商品に愛情と情熱を持ち、つねに初心を忘れず、真心を持ってお客様に接しご満足していただくことを誇りとする。」を掲げ、お客様、取引先、株主、社員の全てに喜んでもらえる企業となることを目指しております。この実現のためには、お客様に支持していただくとともに利益を安定的に確保できる企業体質が必要であると考えております。お客様のニーズにあった商品の提供、お客様サービスの徹底を推し進め、当社グループのお客様数を増加させることに努めてまいります。

事業等のリスク株式の総数等


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E27572] S10024BX)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
ご利用にあたっては、こちらもご覧ください。「ご利用規約」「どんぶり会計β版について」。