有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S1002DN5
株式会社ノザワ 研究開発活動 (2014年3月期)
経営上の重要な契約等メニュー財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析
当社は、不燃建材メーカーとして、快適な住環境の創造と環境改善技術の確立を通じて社会貢献することを理念としております。当社のコア技術である押出・抄造・改質をベースとした差別化技術による新材料・新工法の開発を積極的に推進しております。さらにマーケティングによる用途開拓商品の開発、既存商品の品質・性能向上、工場における生産性向上から建設現場の施工合理化に至る総合技術開発も積極的に推進しております。研究開発活動の中心となる研究開発部門は、技術本部の下、中長期的視野に立った研究開発活動を展開しております。また、環境問題や資源循環型社会に適合した研究開発にも注力し、技術本部内のマインケミカル事業部とも連携し、原料・素材のリサイクル開発、環境共生商品の開発などに積極的に取り組んでおります。
なお、新商品開発・新技術開発にあたっては、自社開発の他、産・学・官との連携により、社会の変化に対応したスピードのある研究開発を推進しております。
当連結会計年度の研究開発費用は2億65百万円であります。
当連結会計年度における主な研究開発活動は次のとおりであります。
なお、研究開発活動はセグメント別に見ると、建築材料関連事業のみであり、その他の事業の実績はありません。
建築材料関連事業
(1) 押出成形セメント製品
・一般建築関連建材
高性能押出成形セメント板「アルカス」にフッ素樹脂塗装を超える耐候性を持つハイブリッド型変性無機塗料を工場塗装した「アルカスカラーセラン」を2013年7月より発売しました。
押出成形セメント板「アスロック」では、デザインパネルの新シリーズとして独自型付け製法による「グリッドデザイン」を開発、シリーズ第一弾としてランダムに配置したタイルをイメージした「ランディル」の発売を2013年7月より開始しました。さらに、グリッドデザインの新シリーズとして、ボーダー調のデザインを施した「ミクティル」、大柄な石調のデザインを施した「ランビック」と、グリッドデザインシリーズ専用の工場2色塗装「カラーセランWコート」を2014年3月より発売しました。また、ローコストデザインパネル「ダブルカットストライプ」「トリプルカットストライプ」の表面仕上げクオリティーを向上させたリニューアル商品を2014年2月より発売しました。さらに工法面では、近年の建設就業者不足の要請に応え、在来工法と比べて30%の省力化を実現した「アスロックLS工法(Labor Saving工法)」を2014年3月に発売しました。
・住宅向け建材
共同住宅向けに仕様化している床材について、更なる高性能化とローコスト化を目指した開発を引き続き実施しております。
・土木関連建材
EPS(軽量盛土)表面材の取り付けを簡易化した工法を開発しました。また、既存商品の耐久性・施工性を向上すると共に、土木市場における工法技術の変革と新規市場に対応した土木建材の開発も実施しております。
(2) その他製品及び研究
・スレートボード
内装材メーカーの要望に合わせた特殊用途機能性ボード、不燃性を向上させたボード、施工性と取扱性を向上させたボードなど、高機能に特化したボードの開発を行い、内装材メーカーに提供しております。また、新規用途開拓・工法開発も進めております。
・肥料
マインマグシリーズについて、農業試験場や展示圃場での実証試験による施用効果の追求を継続するとともに顧客ニーズに基づき、施用省力化や機能性を付加した資材開発を進めております。
・基礎研究・応用研究
次世代の基幹商品を生み出すための素材研究・製造技術開発、新規機能特化型商品開発、工法技術開発及び、既存商品の品質・性能向上を目指した研究開発を技術研究所・開発部を中心として進めております。
当社は今後も市場ニーズを常に的確に捉え、建築のデザイン・省力化・環境対策など、市場の要求に合わせた商品開発を進めると共に既存商品のリニューアルも進めてまいります。
なお、新商品開発・新技術開発にあたっては、自社開発の他、産・学・官との連携により、社会の変化に対応したスピードのある研究開発を推進しております。
当連結会計年度の研究開発費用は2億65百万円であります。
当連結会計年度における主な研究開発活動は次のとおりであります。
なお、研究開発活動はセグメント別に見ると、建築材料関連事業のみであり、その他の事業の実績はありません。
建築材料関連事業
(1) 押出成形セメント製品
・一般建築関連建材
高性能押出成形セメント板「アルカス」にフッ素樹脂塗装を超える耐候性を持つハイブリッド型変性無機塗料を工場塗装した「アルカスカラーセラン」を2013年7月より発売しました。
押出成形セメント板「アスロック」では、デザインパネルの新シリーズとして独自型付け製法による「グリッドデザイン」を開発、シリーズ第一弾としてランダムに配置したタイルをイメージした「ランディル」の発売を2013年7月より開始しました。さらに、グリッドデザインの新シリーズとして、ボーダー調のデザインを施した「ミクティル」、大柄な石調のデザインを施した「ランビック」と、グリッドデザインシリーズ専用の工場2色塗装「カラーセランWコート」を2014年3月より発売しました。また、ローコストデザインパネル「ダブルカットストライプ」「トリプルカットストライプ」の表面仕上げクオリティーを向上させたリニューアル商品を2014年2月より発売しました。さらに工法面では、近年の建設就業者不足の要請に応え、在来工法と比べて30%の省力化を実現した「アスロックLS工法(Labor Saving工法)」を2014年3月に発売しました。
・住宅向け建材
共同住宅向けに仕様化している床材について、更なる高性能化とローコスト化を目指した開発を引き続き実施しております。
・土木関連建材
EPS(軽量盛土)表面材の取り付けを簡易化した工法を開発しました。また、既存商品の耐久性・施工性を向上すると共に、土木市場における工法技術の変革と新規市場に対応した土木建材の開発も実施しております。
(2) その他製品及び研究
・スレートボード
内装材メーカーの要望に合わせた特殊用途機能性ボード、不燃性を向上させたボード、施工性と取扱性を向上させたボードなど、高機能に特化したボードの開発を行い、内装材メーカーに提供しております。また、新規用途開拓・工法開発も進めております。
・肥料
マインマグシリーズについて、農業試験場や展示圃場での実証試験による施用効果の追求を継続するとともに顧客ニーズに基づき、施用省力化や機能性を付加した資材開発を進めております。
・基礎研究・応用研究
次世代の基幹商品を生み出すための素材研究・製造技術開発、新規機能特化型商品開発、工法技術開発及び、既存商品の品質・性能向上を目指した研究開発を技術研究所・開発部を中心として進めております。
当社は今後も市場ニーズを常に的確に捉え、建築のデザイン・省力化・環境対策など、市場の要求に合わせた商品開発を進めると共に既存商品のリニューアルも進めてまいります。
経営上の重要な契約等財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析
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このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E01166] S1002DN5)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
ご利用にあたっては、こちらもご覧ください。「ご利用規約」「どんぶり会計β版について」。
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