シェア: facebook でシェア twitter でシェア google+ でシェア

有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S1002FGK

有価証券報告書抜粋 昭和化学工業株式会社 業績等の概要 (2014年3月期)


従業員の状況メニュー生産、受注及び販売の状況

(1)業績
当連結会計年度における我が国経済は、経済・金融政策の効果などにより、緩やかな回復を続けているものの、輸入燃料価格の高止まりや2014年4月以降の消費税増税による景気下振れリスクなどにより、予断を許さない状況が続いております。
当業界におきましては、原油をはじめとする原材料価格高騰による製造原価の上昇などにより、引き続き厳しい状況で推移しております。
このような経営環境の中、当社グループ(当社ならびに連結子会社及び持分法適用会社)におきましては、売上目標達成のため積極的な拡販活動を展開すると同時に、全社規模での原価低減策を実施するなど、各種施策を推進し利益確保に尽力しましたが、競合メーカーの攻勢に加え、海外に向けた新規拡販費用及び燃料価格高騰による製造原価上昇などの影響により、厳しい状況で推移しました。
その結果、売上高は77億24百万円(前期比7.1%増)、経常利益1億85百万円(同14.6%減)、当期純利益65百万円(同25.3%減)となりました。
なお、当社グループは単一セグメントであるため、製品別の業績を記載すると次のとおりであります。

①濾過助剤
当該商品は、主にビール類・清涼飲料水・甘味料・調味料などの食品工業、抗生物質などの製薬工業、油脂・合成繊維・酸化チタンなどの化学工業、ごみ焼却場などで使用される当社の主力製品群です。
当連結会計年度におきましては、甘味料向け製品の売上が増加しましたが、競合メーカーとの競争激化などの影響により、化学工業向け製品などの売上が減少しました。また、アジア圏を中心とした海外市場への販売が売上に貢献しました。この結果、売上高は43億8百万円と前年同期比1億53百万円(同3.7%)の増収となりました。
この分野の売上は、当社グループ売上全体の55.8%を占めております。

②建材・充填剤
当該商品は、主にボードなどの乾式工法建材や塗料などの湿式工法建材、シリコーンゴムなどに使用される製品群です。
当連結会計年度におきましては、新規拡販活動が功を奏し、住宅用建材及び土木工事用資材向け製品の売上が増加しました。この結果、売上高は15億12百万円と前年同期比1億99百万円(同15.2%)の増収となりました。
この分野の売上は、当社グループ売上全体の19.6%を占めております。

③化成品
当該商品は、主にプールや温浴施設及び浄化槽向けの塩素系消毒剤、産業排水向けの高活性微生物剤などの水処理関連製品群です。
当連結会計年度におきましては、公共プールを中心に拡販活動を展開した結果、プール用塩素剤をはじめとする各種塩素剤の売上が増加しました。この結果、売上高は13億32百万円と前年同期比69百万円(同5.5%)の増収となりました。
この分野の売上は、当社グループ売上全体の17.2%を占めております。

④その他製品
当該商品は、主に珪藻土粒状品及びデオドラント製品や浴室関連機器などの生活関連用品、その他スポットで発生する製品群です。
当連結会計年度におきましては、塩素自動供給機及び浴室関連機器の売上が増加しました。この結果、売上高は5億72百万円と前年同期比88百万円(同18.2%)の増収となりました。
この分野の売上は、当社グループ全体の7.4%を占めております。

(2)キャッシュ・フロー
当連結会計年度における連結ベースの現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末より10百万円増加し、当連結会計年度末には12億66百万円となりました。
当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果得られた資金は、4億85百万円となりました。
これは、主に減価償却費2億96百万円、税金等調整前当期純利益1億83百万円があったことによります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果使用した資金は、3億68百万円となりました。
これは、主に有形固定資産の取得による支出4億2百万円があったことによります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果使用した資金は、98百万円となりました。
これは、主に長期借入金の借入による収入9億円に対し、社債の償還による支出5億円、長期借入金の返済によ
る支出4億90百万円があったことによります。

従業員の状況生産、受注及び販売の状況


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E01172] S1002FGK)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
ご利用にあたっては、こちらもご覧ください。「ご利用規約」「どんぶり会計β版について」。