有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S100245Z
ジャニス工業株式会社 研究開発活動 (2014年3月期)
経営上の重要な契約等メニュー財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析
近年の行政、業界での課題でもある「省エネルギー商品の開発」に注力してきました。温水洗浄便座においては省電力化、便器においては節水化に向けた商品開発に取り組んで、80期秋には当社初の4.8L便器 マイティクリンを発売し、環境負荷低減に貢献する商品展開を進めてきました。
今後も引き続き省エネルギー商品を展開していく上で、水流体の挙動を流動解析から追求し、シンプルな構造と形状でさらなる便器性能を向上させます。また、温水洗浄便座においても省エネ性と快適性を満足する開発を継続します。さらに水栓については節水・節湯技術が進み、顧客ニーズとして強く求められており、弊社でも節水・節湯および高機能商品の技術開発に取り組んでまいります。
これからの取組みは、常に温水を保温するのではなく、使用するときだけ使用する温水量のみを過熱して使用する様にし、無駄な電力をこれまで以上に削減できるように改善を進めてまいります。
当事業年度の研究開発費の総額は、125,723千円であります。
なお当社は、衛生機器の製造・販売の単一セグメントであります。
今後も引き続き省エネルギー商品を展開していく上で、水流体の挙動を流動解析から追求し、シンプルな構造と形状でさらなる便器性能を向上させます。また、温水洗浄便座においても省エネ性と快適性を満足する開発を継続します。さらに水栓については節水・節湯技術が進み、顧客ニーズとして強く求められており、弊社でも節水・節湯および高機能商品の技術開発に取り組んでまいります。
1. 節水トイレ
本来、洗浄水流の力を損なうことなく洗浄性能に最大限引出す便器形状を追い求め、一切の動力なしでローシルエット4.8L節水トイレの開発に成功しました。また、電気を使わないロータンク方式により、停電時などの機能停止に対する脆弱性も克服し、かつ洗浄排出後さらに追い水を流して汚物を流しきるプール&フロー構造という他にない特長が備わったトイレの商品化に成功しました。2. 温水洗浄便座の省エネルギー化
従来の温水洗浄便座は洗浄に使用する温水を本体内蔵の大きな温水タンクで常に保温していた為、使用しない間も電力を消費していました。 当社では、これまでの温水洗浄便座の節電への取組としては、内蔵する温水タンクを小型化することで保温に使用する電力を削減して来ました。これからの取組みは、常に温水を保温するのではなく、使用するときだけ使用する温水量のみを過熱して使用する様にし、無駄な電力をこれまで以上に削減できるように改善を進めてまいります。
3. CAE流動解析の応用
今まで節水トイレ開発で研究を進めてきたCAEを新たな技術開発への展開を試みる課題として、水栓、シャワーの高機能化としてマイクロバブルの開発に着手しました。 水にマイクロバブルを添加させることで、油脂汚れの分散性が向上し、洗浄水の削減、洗剤使用量削減による環境負荷低減が期待できます。水道水圧でマイクロバブルを発生させる形状をCAE(流動解析)にて最適形状を追求してまいります。当事業年度の研究開発費の総額は、125,723千円であります。
なお当社は、衛生機器の製造・販売の単一セグメントであります。
経営上の重要な契約等財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析
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ご利用にあたっては、こちらもご覧ください。「ご利用規約」「どんぶり会計β版について」。
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